火花

3/2
　昨日コンビニに立ち寄った際、書籍コーナーに「火花」の単行本を見つけ買い求めた。
それまで話題になっていたので気にはなったが買って読もうとは思わなかった。タバコを買いに行ったついでの「あっ、あるやん」だった。
　紙数も少ないので夕食後に一気読み出来るか・・と思ったが、悪い癖で読み返しを幾度かして半分も読まずに眠ってしまった。今日は雨天で山には行かず洗濯、掃除に午前中を費やし午後から続きを読みだしたが若い頃に比べて集中力が持続しない、タバコ休息を3度し完読した。読後感は人物の感情が細かく表現されていて現場の風景が容易に思い描ける事、全編を通してトーンが均一であった。NHKでドラマ化されるが、これまでに原作を読んだ後で映像化されたものを観て良いものはなかった、ただ「坂の上の雲」は秀逸だったと思う。「火花」が楽しみだ。