はせ辰のスキー三昧

2016-2017シーズン長野県北信濃へ移住、スキー三昧を計画した還暦オヤジの記録・・・

FIS野沢カップ

2017年04月06日 | 日記
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 FIS野沢カップのSL第2戦が、やまびこAコースでおこなわれた。3日のGSL第1戦から始まったシリーズの最終日だ。注目したのは男子SLにエントリーしている飯山高のK君で、毎年お世話になっている民宿M屋の長男である。生まれた時から見ているが、ここ数年は見かける度に大きくなる体躯に頼もしさを感じていた。小学生からアルペン選手として秀でた成績を残してきた彼は北信の雄、飯山高校に進学しアルペン特に技術系選手として頑張っている。
 9時スタートの1本目に合わせて長坂Gに乗り、やまびこゲレンデBコースを駆け下りゴール付近で待機した。64番スタートのコールが場内アナウンスされ、Aコース最後の壁をアタックする彼はゴール直前のオープンゲートで転倒しフィニッシュラインを切ることなく降りてきた。
 今春に3年生となり進学することになるのだろうが、更に精進し才能を開花して欲しい。結果を見届けて、やまびこ2階で喫煙タイムしていると男子選手が続々と降りてくる。アルペン選手の多くは国際ランキングの選手を除いてサービスマンはいない。だからレースに使うスキーは、履いているのと肩に担ぐ2本を用意している。K君がやまびこ駅に降りてきた、彼は2本目に出走出来ない。担いでいたフィッシャーのSLと、履いている同じSLを両肩に担ぎ、下りのゴンドラに乗り下山したのだろう。レース直前までWAXを選択し、重ねて準備をしてきても、僅かのミスで結果を残せず終わってしまう厳しさを目の当たりにして、百分の1秒に勝敗を懸ける彼らに敬意を感じながら二本目のタバコに火を付けていた。

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