はせ辰のスキー三昧

2016-2017シーズン長野県北信濃へ移住、スキー三昧を計画した還暦オヤジの記録・・・

久し振りのスキー

2017年02月25日 | 日記
2/25
 4年振りに永年のスキー仲間が野沢に来てくれた。前回、戸狩野沢温泉駅のホームに降り立つ姿を思い出しながら北陸新幹線飯山駅の改札前で友人のF氏と待っていた。Wさんは前夜に飲み会があったので東京発「はくたか」の始発を敬遠し9時40分過ぎ着を選択した、懸命だと思う。深酒後の睡眠は10分でも長く摂りたいものだ。
 天候は極めて良好、久し振りのスキーを野沢のゲレンデは応えてくれたようだ。Wさん4年越しの初滑りは我々を驚かせるもので、シッカリと雪面を捉え外足加重も正確で何も言うことは無かった。特に脛の角度は上級者のそれで、今どき上体のシルエットが金太郎飴的でスキーが動いていない上手に見える人達が多いなか、安定感があり正確な荷重によるターン弧は見事だ。
 そのWさんは、平易に言えば「酒飲み」の部類に入ると思う。それは天性のものか修練によって築かれた境地なのか、お尋ねしたことはない。すこぶる楽しい酒で周りを明るくしてくれる。F氏が持参した月の桂にごり酒はかなり強烈だった。夕食後自室で宴会した際はニコニコと杯を重ねるWさんと、日本語と行動が怪しくなってくるF氏が対照的で面白かった。
 性別、年齢を越えて友好を続けることが出来るのもスキーが持つ非日常性、スケールの大きさ、季節感、とりわけ宿を共にして宴に興じ語らうことだろう。