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ブログ版「泥鰌の研究室」

 信州飯田周辺の方言(飯田弁)を発信しながら、日本語について考えていきます。

東条 操

2004-11-16 | 方言研究に光を当てた先人たち
東条 操(とうじょう・みさお)1884-1966
 国語学者。広島文理科大学教授、学習院大学教授を歴任した。1940年に日本方言学会を創立し、方言区画論を中心に方言を研究、日本方言学の確立に寄与し、日本方言学の母と呼ばれる。
 柳田國男同様に「信濃教育」等に多くの論文を発表し、信州の研究者に大きな影響を与えた。「方言区画論」を提唱し、柳田の「方言周圏論」と一線を画した。
 著書に「国語学新講」「方言と方言学」「全国方言辞典」「分類方言辞典」がある。「全国方言辞典」「分類方言辞典」は今もなお、研究者にとってはバイブル的存在である。「分類方言辞典」は「標準語引き」で、共通語を引くことで各地の方言を閲覧することができる。

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