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ブログ版「泥鰌の研究室」

 信州飯田周辺の方言(飯田弁)を発信しながら、日本語について考えていきます。

なるほど

2005-01-25 | 方言に関するブログ記事
最近、みつけた「方言に関するブログ記事」。
言戯」(ことざれ)というサイトに掲載されている記事で、題して「方言はキモチイイ。」。
読んでみて「なるほど」と相づちを打ってしまう軽妙なタッチで「方言」について語られている。

<引用>
昔は、「カッコワルイもの、ダサいもの」として、会話の中でつい出てしまった日には、赤面してうつむかざるを得なかった方言。
そう、方言は、いわば「言葉の放屁」であり、突発的な事故であり、忌むべき存在であった。
しかし今はどうだ。
会話の中で、上手く方言を織り込み、そのリズムがバッチリ決まった時の気持ちよさは、「今のオレの方言、グッジョブ!」と誉めてやりたくなるほどである。
<引用終わり>

方言調査と称して出かけていって、話者がまったく方言で話をしてくれなくて困ったことがあった。おそらく話者は「カッコワルイもの、ダサいもの」として、語ってくれなかったかもしれない。そんな思いにかられた一節だ。
「方言は、いわば「言葉の放屁」である」と筆者は語る。この言葉の操り方が実にいい。なるほど、「突発的な事故」とは言い得て妙だ。

さらに筆者(ハンドルネーム「そんちょ」さん。現在は改名されて「寿」(とし)さん。この記事を書かれたときは「そんちょ」さんだった。)は、「方言とは「リズム」でないかな」と言う。
「そのリズムは、「風土の鼓動」なんでねーか」と続ける。

父祖が生活の中から編み出した方言は、その土地の風土の鼓動だったのだ。

方言はこのようにして脈々と引き継がれていくのかもしれない。

うん、方言は消えゆく運命には違いないが、こうして少しでも引き継がれていくことを望みたい。

ネットで見つけた飯田弁(その2)

2005-01-11 | 方言に関するブログ記事
以前に紹介した。「ネットで見つけた飯田弁」の第2弾です。

マイエッセイ
飯田弁を「飯田名物」にしたらと問題提起をされています。

21世紀担う新世代「がんばる若手」
飯田の新聞「南信州サイバーニュース」に掲載された記事。飯田在住の歌手タテタカコを追う。

はじめ農園
つたない飯田弁といささか謙遜されていますが、なかなかどうして。ばりばりの飯田弁を見つけました。

ネイティブ飯田弁講座かも
飯田弁をいくつかとりあげ解説しています。本田勝一氏の「こんなものを食べてきた」から類推して取り上げられているようです。どちらかと言うと上伊那に近いかな?

飯田弁でしゃべるでな
こうしたページをネットサーフィンで見つけるとうれしくなります。

まだまだたくさんあることでしょう。
また新たなサイトを発見したら、続編をと思っています。



ネットでみつけた飯田弁

2004-12-10 | 方言に関するブログ記事
ネットでみつけた「飯田弁」のあるサイト、ブログを紹介します。
このほかにもたくさんあることと思います。ほかに見つけられた方、よろしかったらコメントらんへ書き込んでください。

コロコロミントさん
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ohgai/3927/
 「飯田弁」ボタンをクリックすると飯田弁サイトに切り替わります。

Kuwaさん
http://park11.wakwak.com/~kuwa/index1.htm
 伊那谷の写真もとてもすてきです。

ロバさん
http://www.inadani.jp/
 「伊那谷てんこもり」の中から「方言講座」をクリックすると伊那谷の方言がたくさん登場。

MHさん
http://www.clio.ne.jp/home/mhigo/index.htm
 日常使われる方言を知ることができます。

芹沢亜衣さん
http://www.h6.dion.ne.jp/~serizawa/
 掲載されている「小説」の中に飯田弁が登場します。

遠山健康堂さん
http://www7.plala.or.jp/kenkoudou/
 鍼灸師の健康堂さん、治療の合間に収集された方言が紹介されています。

NINECUBEさん
http://www.ninecube.jp/blog/archives/000153.html
 ブログの投稿記事に飯田弁を発見しました。

鴨池農園さん
http://www.i-chubu.ne.jp/~tuduki/
 松川町へ引っ越してきてりんご農園を経営されています。

私のサイトはこちら「泥鰌の研究室」です