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旅の途中

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卒業

2025-03-11 07:17:51 | 息子 高校生活
先週 息子の高校で卒業式があった。
多くの生徒が、系列の大学に進むので
本格的な別れ、という感じではない。


だが、中には、別の大学に進む子もおり
学部がそれぞれ違うので
仲良しの子であっても、今ほど近い距離で会う事は少なくなるだろう。
息子は連日、仲間たちと食事に行ったり、遠出したり、とにかく忙しい。


息子が卒業してみて、親が感じることは
「もう、本当に感謝しかない。」


どこの大学附属高も同じだとは思うが、
大量の書籍や文献を読ませ、
文章をしっかり書かせる教育を施してくれた。
息子と話をしていると、今まで使ったことのない言葉が時折出てくるようになった。
大学受験がないので、合格するための知識の付け方ではなく、先生方のマニアックな深掘りした授業を受けることができた。
内部進学は成績順で決まるので、怠けきる事は許されず、結果として、ある程度きちんと勉強することになった。(息子の場合は最低限の勉強時間だったが💦)


資料作成の技術も身に付き
プレゼンすることにも慣れた。
社会に出ると、必ず必要になるブレインストーミングや意見のまとめ方、相手への反論の仕方など
まだ荒削りではあるけれど、学校が、一定のレベルまで引き上げてくれた。


また、高大教育連携で、資格試験の勉強を少しずつ進められたことも、大きな意味があったと思う。
無理のない範囲で、スローペースで勉強してきて
3年になってからは、資格試験の勉強を中断していたこともあり、どこまで身に付いているか親は不安に思っていたが、予想以上に知識として定着しているようで、ほっとした。

「高校の時に、少しずつ勉強していて、良かった。
大学でもその科目を選択して、引き続き勉強する」
と息子が言うので、本人の自主性に任せてみようと思う。



受験に左右されず、3年間部活に打ち込み
長い休みには 東京を離れ、友達と色々な場所を訪れた。


体育祭や音楽祭、文化祭は皆が100%本気で準備する。
やる気のないヘラヘラした態度は許されず
半強制的に、全員が参加することになる。
本来、息子はイベントごとは苦手なタイプだったはずだが、いつしか真剣に取り組むようになっていて、母は、その変化に驚いた。


息子のような、性格がおとなしめなタイプでも、積極的に関わる機会があったこと。
それはきっと、周りのクラスメートのおかげ。
そして、学校の理念に基づいた実践的な教育が、そういう雰囲気を作り上げてきたのではないかと思う。


この学校で高校3年間を過ごすことができて
息子はとても幸せでした。
先生方、周りのお友達、
本当に 本当に 
ありがとうございました🌸
高校で身に付けたことを忘れず
大学でも皆さん頑張って欲しいと思います✨

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