JA1KIH's Radio Memo

DXとの交流や設備メンテなどをアップしています。

RBN(Reverse Beacon Network) でCW愛好家を探す

2024年05月06日 | DXとのおしゃべり

CW好きな局はどこかのクラブに属している場合も沢山あると思います。無線機に電源を入れワッチしてクラブメンバーを探すのも楽しいですが、インターネットの世界とCWが相性がある面相性がいいので、Reverse Beacon Network RBNはどのクラブの誰がオンエアしているのかリアルタイムで検知する機能があります。

実際の動作は AというクラブメンバーがCQを出すとそれを世界中に100以上あるSkimmer(受信局)が各バンドで聞こえたCQ情報をセンターに自動アップロードし、その情報を自分で取り込むことが出来る、言うシステムです。詳しくはRBNで検索してください。

今回紹介するのは、CW Club RBN Spotter (https://rbn.telegraphy.de/)で、アクセスすると次の画面が現れます。下記画像はSnipping toolで画像を撮ったのでバラバラになっていますが、このURLにアクセスすると一度に全部を見ることができます。

まず最初は、この部分はクラブ名、バンド、エリア、の選択画面です。世界中にあるCWクラブの主なものが対象になっています。各部ラブの内容についてはネットで検索してください。バンド、電信のスピード、エリア、など選択できます。 遅いスピードであるクラブの局とQSOするにはスピードを指定してオンエアしている局が出てくればコールしてみてください。25WPM前後が一番多いと思いますが、以前分析した結果をアップしています、スロースピードでも相手が見つかるはずです。多分クラブによって好きなスピードがあると思います。

 

次の表は各クラブが主に指定している周波数です。しかし、実際はこの周波数とは異なったところでQSOしているのが聞こえます。

 

実際に、試しにBUG(バグキーの愛好家クラブ)に印をいれスポットされている局を見ると次の様に出てきます。コールサイン、所属クラブ(複数のクラブに所属している人が多いですね)、スピード、スポットした局のコールサインが見えます。Ageというのは数字が小さければ、例えば0だとスポットされたばかり・・・なのでその周波数をワッチすると聞こえるかもしれません。

ここで便利なのがメンバー局がどこのスキマー局がスポットしたかでコンデションも把握できることです。細かい周波数が出ているので自分が加入しているクラブメンバーを探すにはベストなシステムだと思います。もちろんメンバー以外の局があるクラブの局を呼んでも全く問題ないはずです(あるクラブ内オンリーのコンテストでもメンバー外の局が読んでもOKなケースがほとんどです)。

詳細は分かりませんが、このRBN機能には各クラブが持っているメンバーリストが使用されているはずで新規加入や退会なども反映されていると思います(詳しい方コメントお願いします)。