土手猫の手

《Plala Broach からお引っ越し》

変わりゆくもの

2010-01-25 23:07:20 | 日記
東京は今年の4/1まで(既存住宅)だったか、
改正消防法の交付により住宅用火災警報器の設置が義務化されました。


袂に吹き込む冷たい風を堪えつつ、亭主宅へ向かった一昨日のこと。
ようやくしのげる筈、が、何故か「寒いっ!;」。
窓ガラスは薄く開けられいて換気扇も開いてる;(仕度中)

そう、煙式警報器?を付けた為、広間(茶席)で炭を焚くにも一苦労となったとかで、換気していたのです。
(以前鳴って、警備保障会社?の人が来て、大変だったとか)


茶道では炭点前といって、炭(火)を熾(おこ)す作業が最初に有りますが。

その炭点前最後に、香(こう)を火種の遠く近く(この時間差で香りが長く保つ様)に二つ置く。
この近くの香が、すぐ燃えてしまった(近過ぎた)為に、上がった煙で警報器が鳴ってしまった、という事も(余所で)有ったとかで。

故に。どこも(?)神経質にならざるを得ない?

安心安全が大切なのはもちろんなのですが。
安心便利の裏側で(他、知らない所でも色々)ご苦労や、別の困り事等も有るのだろうなぁ、と改めて思った次第。


伝統に限らず。
(焚き火とか)当たり前にやって来た事が少しずつ。
制限なのか、変化なのか。
その都度。考えていかなければならないのでしょうね。


さて;そんな?当日ですが。
その後は暖房も入れて、無事滞り無く茶会は進行。

「寒かった;」けど、いや中々、新しい?経験でした。