内向きの日本人～世界地理正誤率

[立派な尻尾]

「北朝鮮の位置を間違う大学生が○％」
などという見出しが躍ったのが、いくつかの国を地図に当てはめていく問題。
高校生と大学生が受けていた様子。

イラクの位置を知らない大学生
日経

大体の論調は「学力」に重点が置かれていたようだが……
問題点は別にあるような、捉え方を間違えると対策も効果も非効率。
そんな結果になりそうな気がする。

僕が思う問題点
・学生たちの意識があまりにも内向きである。
　（といっても北朝鮮を間違ったのが10％もいるわけではないのだが…ニュースで頻繁に扱われ、身　近で実際的な影響も考える国でさえ、この始末。受験だとか交友関係だとか、より身近で近視眼的　な物事しか目に入っていない）

・この国の情報軽視
　（新聞やテレビの情報など表層的で最低限。そこから他の問題点、より深刻な事態……などを探っ　たり考えたりするべき。それが最低限の情報でさえ…。M＆Aなどアメリカにたくさんの例があるこ　とに、いまさらオタオタと対策を立てようとしている国家中枢たちが象徴的）


授業時間を増やすだとか教える内容を見直す、とかでなくて「社会構成員予備軍」としての意識付けをどれだけできるか。彼らの世代を、今後の日本を担っていく存在として扱うこと。
対策はそういう思考から始まるべきと思う。

僕もウクライナは？？　
なぜなら、今のところ興味がないから。
最近はね、ローマ帝国圏内の都市を覚えつつある。