この場所は JR総武線「浅草橋」駅近く。
写真の左側のほう こちら側の岸は 現在の町名「柳橋(やなぎばし)」です。
隅田川は こうやって 川岸を整備してあるところが多いですね。
ここだけでなく 下流の聖路加ガーデンのあたり や もうちょっと上流の浅草のあたりなどなど、 川岸を ブラブラしてみたくなる場所が たくさんあります。
桜の季節も 賑わいますけれど 今度の土曜日(28日)には 隅田川の花火大会も 催されるんじゃありませんでしたっけ?
おお! それなら ここなんて 特等席じゃないか! と 思ったら
やっぱり この川岸( ‘隅田川テラス‘というそうです )は 立ち入り禁止区域になってました。
今日は 水面を眺めながら ゆっくり散策。
対岸は 両国。 お相撲の両国国技館が すぐそこに。
大川は、いま隅田川と名称がかわったんですね。
大阪にも、「大川」があります。
いまの淀川から、JR大阪駅北東にある毛馬閘門(けまこうもん)を抜け、
中ノ島公園、大阪市役所に抜けていく川。
旧の淀川にあたります。
中ノ島の両側でそれぞれ堂島川、土佐堀川と名を変え、
合流後、安治川と再度名を変えます。
堂島川の川岸には江戸時代の米相場の会所があったような。
奇しくもも昨日は、天神祭。
この川筋で、船渡御が行われました。
もちろん花火も。
ものすごい人出ですが、
そちらの花火大会も、人出はものすごそうですね。
ぱんぱんぱん、しゅる~るる~
ぽんぽん、しゅ~ ぽぉ~ん
「たぁ~ま~やぁ~」
「かぁ~ぎ~やぁ~」
江戸時代の花火大会では、大尽たちは船からの眺めていたそう。
川を渡る夜風が気持ち良さそうです。 (^^ゞ
ちょうど 浅草からなら 上流の言問(こととい)橋の向こうと 下流に駒形橋のあたりの 2方向に見える位置。
と すると こういうお祭りには やっぱり浅草の吾妻橋界隈が賑わう となりますね。
隅田川には 橋がいくつもかかっているので 水上バスで その橋くぐりをするのも 楽しいですよ。
「勝鬨(かちどき)橋」 「永代橋」 「両国橋」 「蔵前橋」 「駒形橋」 「吾妻橋」 「言問橋」 などなど
江戸時代は 両国橋は「大橋」 吾妻橋は「大川橋」と 呼ばれていたそうです。
時代モノには このあたりが 頻繁に登場しますね。
それぞれ由来がありそう~
小説では、橋はいろんな場面に書き込まれています。
橋の名前も小道具のひとつですが、
「橋」そのものがメタファーしているものはとっても多様。
こっちとあっちをつなぐものとして、
人は橋に惹きつけられるようです。
さて、勝鬨橋といえば、
両津勘吉のマンガ『亀有公園前派出所』に出てくる、
橋より高い船が通るときに
橋の真ん中が持ち上がって開く橋でしょうか。
一度その持ち上がるのを見てみたいです~ (^^ゞ
実際に 橋の下を 水上バスでくぐったことも 橋を 歩いて渡ったこともありますけど
隅田川にかかる橋の中では 一番下流にあるので かなり 大きい橋です。
でも 隅田川にかかっている他の橋も 水面からの高さが低いものが多いので、
逆に 大きな船は航行できない と 決めたんじゃないでしょうか。
ところで 時代モノによく登場する 大事な橋を 忘れていました。
「永代橋(えいたいばし)」 これを渡ると 深川。
機会があれば この深川や 佃島(つくだじま)も 行ってみたい場所です。