おもしろいと思ったのは、序盤だけであった。
新しく知った事
①日本人の胃は、よく絵で見る、あの形では無かった!
日本人の胃は穀物をよくこなす為にこういう形になっている。脂肪やタンパク質は腸で消化されるので、欧米人の胃はこんなスムースな形。
②日本人は皮下脂肪に比べて内臓脂肪がつきやすい。欧米人と腹囲が同じ場合、欧米人は皮下脂肪が多く、日本人は内臓脂肪が多い。
→私は渡辺直美ちゃんが心配になった。アメリカに留学して、アメリカ人に「ナオミは痩せ過ぎだ」と言われて、ますます太った彼女が。でも、たしかナオミちゃんは純粋な日本人じゃないから、また、違うかな?
③日本人はお酒に強くない(人が多い)。なぜなら、お酒を分解できない体質(アセトアルデヒドが体に長くたまる)が、稲作ゆえに多いマラリアが体内で活動できない状態を作るから。
④日本人、どうやら青魚は十分に摂れている。野菜も摂れている。足りないのは、穀物由来の食物繊維。
→これは、どこまで信用できるものか分からない。まー、でも、なるほど、雑穀米とか体にいいんだな!食べた方がいいんだな!とは思った。
日本人は日本食が身体に合っているということ。なんというか、日本食が健康に良いとは、ずっと前から言われている事なのだが、と、いうことは、
「欧米人が日本食を食べても、それが健康につながるとは限らない」ということでは無いだろうか。そうは書いていなかったけど。
文体は読みやすいし、書いている内容も面白いんだと思うんだけど、どうにも分かりにくい。なんでこんなにスッキリ頭に入らないのかと、不思議に思いながら読んでたけど、後半に差し掛かって気付いた。
私が思うに、この本(文章)、うまく纏まってない。「この章ではAの事を書きますよ〜」っていいながらBの事を書いてたらする。他にも小さく色々。わかりにくい!残念だ!
ま、それもあるけど、健康読本というのは、どれが正しいかわからんよね。本によって書いてることが違ったりするじゃん。なので、まー、どれについてもそうだけど、信じたい部分だけ信じる事にする。
とりあえず、アレだな。
○穀物を食べる機会を増やそう。
○暴飲暴食はやめよう。
……くらいかーー?