最初から読んだ。
最初とは!?
『魔性の子』から読んだかな。で「あぁ、屍鬼の人だ」と思う。十二国記を読んだのが先ですけどね。『屍鬼』の文章が印象に強かったんだねー。十二国記も同じ文体だったんだな、って、感じた。
『月の影 影の海』を読んで、そーだ、時代順に読むという手があったんだーっと、気づく。が、時すでに遅し。発刊順に読むしかあるまい。始まりの話だよね。
『風の海 迷宮の岸』この話、好きー♬ちっちゃい頃の泰麒の話
『東の海神 西の滄海』延王と延麒の話。過去と現在?を行ったりきたりする。ここで出てくる「更夜」が時代を経て、のちの物語に出てきた時の感激よ!
『風の万里 黎明の空』陽子のその後の話
『丕緒の鳥』短編集
『図南の翼』珠昌の話。これも好きー。なんだろう、ちっちゃいこどもの話が好きなんだろうか。
『華胥の夢』短編集
短編集も上手!短いのに面白い!スゴイ!
『黄昏の岸 暁の天』
李斎が景に助けを求めて、泰麒を探す話。
『白銀の墟 玄の月』
なんと18年ぶりなんだってー。が、されたのが、2年くらい前かな?
で、コレを読む前に、もう一度、戴国の話を読み直す。そして、心して読み始める。
コレが、長い!長い!4巻にも渡るからねー。長い!あんな短くも書けるのに、この長さは何?暗くて辛くて長い!
この戴という国の人の資質について、作中に「耐え忍ぶに不屈、行動するに果敢」と書かれているのだが、まさに、それ(耐え忍ぶ)を求められている感じがした。こんなに頑張っているのに進まない、希望の光が見えたかと思えばすぐに潰える。それが泰麒が行方不明になって7年!この戴の人達のつらさを追体験させられてるんじゃないかと思った。それでも、この物語は1年の間に終結する。長い長いと思って読んだけど、1年で解決するとは、早い〜。
登場人物が多くて、ただでさえ役職名とかさっぱりわからないのに、人物名も読みにくいのに。最後の方とか「今死んだのは誰だっけ?」となっちゃうので、人物の名前をメモに残しながら、2度目を読む。そして、2度目でもやはり「今死んだのは誰だっけ?」となる。だってー。この人はあまり重要じゃなさそうだって、メモしなかった人なんだよー。
結構死ぬので悲しい。巌趙死んだのかなぁ?生きてるといーなぁ。
そして、驍宗様がかっこいい。かっこいー、かっこいー。好きだー💕💕
さて、コレを読んでいる間、ウクライナで戦争が始まっております。
李斎も将軍だし、軍隊の話だったりするから、複雑。『上の言うことは絶対』な所とか。自分で考えて動くことができないなんて、おかしーよ。と、思うんだけどね。
12国の色々な話、この後も出して欲しいです。
12国の不思議な事柄については、明かす気があるのかなー?ないのかなー?どーなるんでしょーか!