良かったですね〜。
表紙や題名で感じたイメージと違って、ほっこりです。
ゆっくり時間が流れている感じ。
ミステリーなんだけどね。
ほっこり。ゆったり。リラックスできた。
でも、内容はそうでもないの。ミステリーの内容がね。
だけど、おじいちゃんのかんじがほっこりでいいのよ〜。って、思いながら読んでたら、
解説で書かれてた。わたしがほっこりできたのは、著者の技量のなせる技!と。
『こういう語りの技術は決して天性のものでも作者の人柄に帰すべきものでもないだろう。海千山千の活字中毒者たちをほろりとさせてしまう心温まる宮部ワールドは、計算しつくされた構成と磨き抜かれた表現力によって支えられている。甘いだけの夢では生きられない。厳しいだけの現実では生きていく価値がない。宮部みゆきはその微妙な境界線を見事な語りの技術で綱渡りしながら読者に感動与える作家なのである』
解説者もすごい。
文庫本の良いところは、解説がある所。
ありがたや〜🙏🏼