おもしろかった。最初の方。
途中からわけわかんなくなった。
世界史ってやっぱりそうだよね。世界史っていうか、大陸の歴史がさ!いろんな国が入り混じって、訳わかんなくなるよね。
そもそも、この本、講義の実況中継っぽかった。口語で書かれてんのね。だから、読みやすい。
だけど、そう、まるで実況中継のように、きちんと繋がってない文章がある。それで分かりにくかったのもある。
あと、ある程度の世界史の知識がないとついていけない。「皆さんご存知の〇〇ですけど」って雰囲気で書かれていても、それ、知りませんけど?って事があったし、
私の世界史あるあるだけど、地名を書かれても、どこだかわかりませんよ〜〜〜。
でも、分かって、面白かった点がある。
それは、
ギリシャって、すげかった。ってこと。
ギリシャは当時の最先端で、みんなの憧れの地。
そして、ギリシャの片田舎のマケドニア(もうこれでマケドニアの場所もマケドニアのなんたるかも忘れないと思う)から出たアレキサンダー大王の偉業!!
この後出てくる王たろうとする人たちは、みな、アレキサンダー大王に憧れて、世界史を作ろうとしていく。ってこと。
アレキサンダー大王は、ギリシャの片田舎のマケドニアからでて、地中海一帯を支配下に収める。その時に、その一帯の支配者はギリシャ人になってんだよね。……おぼえてるのエジプトだけだけど。(ローマは違ったんだよね)
と、いうわけで、ネットから写真を撮ってきた。こうやっていちいち地図を確認しながら読めばいいんでしょうけど、面倒くさくてねー。
だから、プトレマイオス朝もエジプトっていったって、そもそも支配階級はギリシャ人。クレオパトラもギリシャ人。
当時のあの辺の人たちはギリシャが憧れの的だから、良家の坊ちゃんはみんなギリシャに留学する。みんなギリシャ語が喋れて当たり前。ローマ人も。だから、のちのち、クレオパトラとシーザーとかアントニウスが愛を語れたのも、ギリシャ語。
ギリシャって、すごかったんだ!
マケドニアはギリシャの片田舎だったんだ!
アレキサンダー大王って、みんなの憧れの的だったんだ!
っていうのが、分かった点が、おもしろくて良かったです。
あ、あとあれだね!
フェニキア人は海洋商人(これは、高校の世界史の知識でかろうじて覚えてた)。
あちこちに出向いて交渉するのが得意な人たちだから、ココにイスラム教が入っちゃえば、どんどん広げてくれるよね!
ってことかーーー。ってのも新発見だったな。