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五行日記

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ご質問 6月の養生法は

2019-06-08 18:29:35 | 「漢方と気功で健やかライフ」日吉サークル









上記写真 大船の植物公園にて  

6月8日土曜日は気功教室でした。
天気曇り、気圧も低く、午後からは雨になる可能性とのことでした。梅雨入りとなってきたのでジメジメとした天気です。教室で質問がありました、こんな季節にはどのように過ごしたらよいですか?との質問です。

梅雨の「湿気」が体の中にたまりやすく、心身が重怠く、疲れやすく感じる季節です。 湿疹、頭痛、むくみ、食慾不振、めまいなども出やすい時期と言えます。
東洋医学では「脾胃」は湿を嫌うということから、胃腸の調子を崩しやすいと考えます。体の余分な水分を排出し、胃腸の働きを助ける食べ物を積極的に取り、天候不順からくる憂鬱な感じなどに気の巡りを整える香りの良い食材を選ぶと良いでしょう。

梅雨期の食養生ポイント

① 水分代謝を高める食材を選ぶ。
② 香りの良い食材で気の巡りをよくする。
③ 胃腸の働きを整え、消化吸収を高める。食品をよく噛みくだいてゆっくりと食事を取る。
④ 夏の暑さに向けて栄養をしっかりとる。
⑤ 体を冷やしすぎないように注意する。 季節の変われ目の服装、汗、雨などによる冷え、エアコンによる冷え過ぎに注意。冷たい飲み物、品を取り過ぎないように注意して。

※赤紫蘇  体を温めながら水分代謝を高めます。しその香りはきの巡りをよくしてストレスやイライラ、不安感など咽頭部の詰まり感などにも良い働きをします。紫蘇茶、紫蘇ジュースなどもよいでしょう。

※ハトムギ 胃腸の働きを高め水分の代謝を促し体内の余分な水分を排泄してくれます。皮膚の美容にも良いとして人気があります。スープ、カレーの具材として使ってみましょう。使いやすい粉末もありますので、利用すると良いでしょう。

※蓮の実  胃腸と腎の機能を整えて、食慾不振や下痢などを改善します。滋養強壮の効果も高く、精神安定作用があるのでこの疲労がたまって胃腸がすぐれず、 気持ちが落ち着かず、不眠の傾向がある人には良いでしょう。 山芋と蓮の実の炊き込みご飯もよいでしょう。スープの具材としても美味しいです。

※山芋・やまいも  滋養強壮食として知られます。脾、肺、腎の気を養います。漢方では山の薬、「山薬」といいます。

※緑豆     体内の余分な熱を冷まし、水分代謝を高める働きもあるので、梅雨期から夏にお勧めの食材です。炊飯器で豆ご飯で炊いたり、スープの具材、ぜんざいにしても美味しいです。


その他  梅雨期のお勧め食材

※水分代謝の促進の食材      あずき、そら豆、サヤインゲン、もやし、海藻類など

※香りの良い食材         茴香・ういきょう・フェンネル、みょうが、ジャスミン、香りのよいハーブ


※「薬膳食材として」
※弱った胃腸を助け元気を付けたい時は、柔らかく煮込むのがお勧め、お米と一緒に煮込んでお粥にしてみると良い。朝のお粥はとても良い、野菜やお肉と一緒に薬膳スープとしてもよいでしょう。

※湿気の多い時期に利水作用のある食材を意識して利用することは大切なことですが、偏りのないようになるべく多くの種類の食材を取り、ゆっくりと良く噛んで、気血水全体の巡りを意識することも大切なことです。

※運動や呼吸法として

東洋医学では「脾胃」の運動は「肺」と密接な関係があり、肺は水道を調節すると言われ「腎」にも水を送ることにも関わるので気血水の代謝が良くなるという腹式呼吸がお勧めです。シンプルに、いつでもどこででも出来、場所を選ばないということが良いところだと言えます。

※腹式呼吸を心がけて胃腸、横隔膜、内臓のマッサージをするようにします。腹式呼吸をすることは内臓マッサージになることを思いだして、毎日、一回に20回以上、一日3回行うだけでも水分代謝を高め胃腸機能を活発にしてくれます。 




※もう一つの質問 気持ちの持ち方のことです。
 
医療福祉介護を職にしている方からの質問です。「その場・室の空気も生活環境も悪く、その相手の目つき、態度も不快に感じてしまう時にはどうしたらよいでしょうか?」そのあと体調もよくないごようすです。
回答
自己の周波数を良好の周波数に保ち続けること。マイナスのエネルギーを感じた時は自己はあくまでもプラスのエネルギを保ち続ければ調和されてゼロとなるので自分にも相手にも不快感は起きずらくなります。やはり、自分の気持ちが大切で、そのマイナスエネルギに対し自己がマイナスエネルギーの心の状態ですと、マイナスの周波数の同調が起こり相乗してしまうので注意しましょう。相手に対し慈愛の気持ちで接することが大切です。そのマイナスエネルギーに負かされないように、まずは自分の「気」「気持ち」「心」のエルルギーを充実させておくことが大切です。そのために、毎日の健康・健幸気功法を実践してきたと思ってください。

ストレスをためないようにいつもお部屋を掃除して気持ちよく生活するようなもので、毎日少しの時間でも、呼吸法や運動法をもちいて心身を掃除して浄化していると思ってください。防衛の気、栄養の気を養い健康的な生活を送っていただければと思います。



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