五行日記

健康ニュースや日常の出来事、感想、意見など。

自家感作性皮膚炎・湿疹

2020-01-29 12:35:42 | ご相談例
70代、男性、自家感作性皮膚炎・湿疹のご相談例です。
西洋医学的な治療において長引いており、薬の作用に敏感であることを自覚なさっていることもあり、漢方薬で自家感作性皮膚炎・湿疹症状がなんとかならないかというご相談でした。その他高血圧症などもあり、他に数種類の薬を服薬中の方でした。
漢方薬を服用1ヶ月くらいすると症状の軽減がみられ、そのまま行けば改善がかなり早く進むと思っていましたが、感冒を受けたご様子から、症状がぶり返したとのことで、一時、お辛いご様子がありましたが、ご本人の努力もあり、食事指導などしっかりと守っていだいたこともあり、風邪の回復とともに改善がみられ、現在、痒みはほとんどなく、皮膚の修復も順調に整いつつあります。漢方薬を服用して、ご本人の思わぬ効き目として、以前より血圧が安定し、正常値を保ち続けているとのことです。風邪は風の邪と言うように、まるで風が舞うように湿疹などの場合は痒みが増し熱も放散してくることになります。漢方薬は熱を清め解毒に働くものと体質症状を全体的にみて選びますので、余分な熱が清まり、解毒が進むとともに、血圧が上行するものも下がる働きがでることがありますので、体質・症状に合ったものとして良い結果がついてきたものだと思います。さらには、本人の治したいという強い思いが食事など注意事項もしっかり守り努力なさったことが良い結果に結びついているものだと思います。

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