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五行日記

健康ニュースや日常の出来事、感想、意見など。

「漢方と気功で健やかライフ」教室の皆さん、ありがとうございました。

2020-02-12 15:58:58 | 「漢方と気功で健やかライフ」日吉サークル

「漢方と気功で健やかライフ」サークル教室は2020/02/08・今回で最終回となりました。本当にありがとうございました。思えば11年間ものお付合いになります。送別会を含め皆さんからの温かいお心をいただき本当に幸せです。皆さんとの出会・出愛は一生の宝物です。私はこれからもより修行を深めていきたいと考えております。またいつかお会い出来る時を楽しみにしています。




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ご質問 6月の養生法は

2019-06-08 18:29:35 | 「漢方と気功で健やかライフ」日吉サークル









上記写真 大船の植物公園にて  

6月8日土曜日は気功教室でした。
天気曇り、気圧も低く、午後からは雨になる可能性とのことでした。梅雨入りとなってきたのでジメジメとした天気です。教室で質問がありました、こんな季節にはどのように過ごしたらよいですか?との質問です。

梅雨の「湿気」が体の中にたまりやすく、心身が重怠く、疲れやすく感じる季節です。 湿疹、頭痛、むくみ、食慾不振、めまいなども出やすい時期と言えます。
東洋医学では「脾胃」は湿を嫌うということから、胃腸の調子を崩しやすいと考えます。体の余分な水分を排出し、胃腸の働きを助ける食べ物を積極的に取り、天候不順からくる憂鬱な感じなどに気の巡りを整える香りの良い食材を選ぶと良いでしょう。

梅雨期の食養生ポイント

① 水分代謝を高める食材を選ぶ。
② 香りの良い食材で気の巡りをよくする。
③ 胃腸の働きを整え、消化吸収を高める。食品をよく噛みくだいてゆっくりと食事を取る。
④ 夏の暑さに向けて栄養をしっかりとる。
⑤ 体を冷やしすぎないように注意する。 季節の変われ目の服装、汗、雨などによる冷え、エアコンによる冷え過ぎに注意。冷たい飲み物、品を取り過ぎないように注意して。

※赤紫蘇  体を温めながら水分代謝を高めます。しその香りはきの巡りをよくしてストレスやイライラ、不安感など咽頭部の詰まり感などにも良い働きをします。紫蘇茶、紫蘇ジュースなどもよいでしょう。

※ハトムギ 胃腸の働きを高め水分の代謝を促し体内の余分な水分を排泄してくれます。皮膚の美容にも良いとして人気があります。スープ、カレーの具材として使ってみましょう。使いやすい粉末もありますので、利用すると良いでしょう。

※蓮の実  胃腸と腎の機能を整えて、食慾不振や下痢などを改善します。滋養強壮の効果も高く、精神安定作用があるのでこの疲労がたまって胃腸がすぐれず、 気持ちが落ち着かず、不眠の傾向がある人には良いでしょう。 山芋と蓮の実の炊き込みご飯もよいでしょう。スープの具材としても美味しいです。

※山芋・やまいも  滋養強壮食として知られます。脾、肺、腎の気を養います。漢方では山の薬、「山薬」といいます。

※緑豆     体内の余分な熱を冷まし、水分代謝を高める働きもあるので、梅雨期から夏にお勧めの食材です。炊飯器で豆ご飯で炊いたり、スープの具材、ぜんざいにしても美味しいです。


その他  梅雨期のお勧め食材

※水分代謝の促進の食材      あずき、そら豆、サヤインゲン、もやし、海藻類など

※香りの良い食材         茴香・ういきょう・フェンネル、みょうが、ジャスミン、香りのよいハーブ


※「薬膳食材として」
※弱った胃腸を助け元気を付けたい時は、柔らかく煮込むのがお勧め、お米と一緒に煮込んでお粥にしてみると良い。朝のお粥はとても良い、野菜やお肉と一緒に薬膳スープとしてもよいでしょう。

※湿気の多い時期に利水作用のある食材を意識して利用することは大切なことですが、偏りのないようになるべく多くの種類の食材を取り、ゆっくりと良く噛んで、気血水全体の巡りを意識することも大切なことです。

※運動や呼吸法として

東洋医学では「脾胃」の運動は「肺」と密接な関係があり、肺は水道を調節すると言われ「腎」にも水を送ることにも関わるので気血水の代謝が良くなるという腹式呼吸がお勧めです。シンプルに、いつでもどこででも出来、場所を選ばないということが良いところだと言えます。

※腹式呼吸を心がけて胃腸、横隔膜、内臓のマッサージをするようにします。腹式呼吸をすることは内臓マッサージになることを思いだして、毎日、一回に20回以上、一日3回行うだけでも水分代謝を高め胃腸機能を活発にしてくれます。 




※もう一つの質問 気持ちの持ち方のことです。
 
医療福祉介護を職にしている方からの質問です。「その場・室の空気も生活環境も悪く、その相手の目つき、態度も不快に感じてしまう時にはどうしたらよいでしょうか?」そのあと体調もよくないごようすです。
回答
自己の周波数を良好の周波数に保ち続けること。マイナスのエネルギーを感じた時は自己はあくまでもプラスのエネルギを保ち続ければ調和されてゼロとなるので自分にも相手にも不快感は起きずらくなります。やはり、自分の気持ちが大切で、そのマイナスエネルギに対し自己がマイナスエネルギーの心の状態ですと、マイナスの周波数の同調が起こり相乗してしまうので注意しましょう。相手に対し慈愛の気持ちで接することが大切です。そのマイナスエネルギーに負かされないように、まずは自分の「気」「気持ち」「心」のエルルギーを充実させておくことが大切です。そのために、毎日の健康・健幸気功法を実践してきたと思ってください。

ストレスをためないようにいつもお部屋を掃除して気持ちよく生活するようなもので、毎日少しの時間でも、呼吸法や運動法をもちいて心身を掃除して浄化していると思ってください。防衛の気、栄養の気を養い健康的な生活を送っていただければと思います。




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1月の養生法・気功教室 

2019-01-29 15:01:29 | 「漢方と気功で健やかライフ」日吉サークル
1月26日(土)は気功教室の日でした。
気功教室の皆さんはお元気そうなご様子で安心いたしました。

お天気は晴れていたので、教室の室内には太陽光線が一杯に降り注いでいましたね。
その天然の太陽光を使う気功法をお伝えしました。

このように、気功法は自分の周りにある自然を利用することが醍醐味なのです。
皆さん、体がポカポカしてきたことを実感している様子でした。

この実感と記憶を増やすことで、いつでも陽気を体にイメージできるようになります。
ある方が、曇り、雨などの時は?と質問されましたが、天候が曇り雨でもその上は太陽は光輝いていますので、
それをイメージして自分に太陽光を注ぐと思うようにすると良いですよとお話しました。

そのイメージは大自然の天候の真理をそのまま、そうイメージする方法です。
これは日常の生活での混乱時にも言えることですので、いつも心とイメージの世界に光り輝きの太陽をイメージしていくことが
イメージ世界から先攻させて明るい毎日を実現するコツともいわれています。
理解していただけたようで、よかったです。
このように毎日がトレーニングですので、自分の健幸のために 良いイメージを自分に送り込むことをこころがけましょう。



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「漢方と気功で健やかライフ」の皆様お疲れ様でした。12月の養生法

2017-12-11 10:40:04 | 「漢方と気功で健やかライフ」日吉サークル
「漢方と気功で健やかライフ」の皆様お疲れ様でした。

12月の養生法についてご説明いたしました。
寒く乾燥が強まりますので、食養法、薬膳をはじめ手軽な漢方薬の利用するなど、この寒い冬を乗り切るための心得はいかがだったでしょうか?
体も心も暖めることが大切だともお話をしました。
日頃から暖める食べ物も言葉も使いましょう。
運動法は運動の後に汗をかいたことで、風にあたると冷えたりしますから気を付けてください。
お部屋の中では窓から日が射している時は背中から太陽光線の気を浴びて瞑想・呼吸法・気功法などすると良いでしょう。
教室ではその辺の体感をして頂いたので良かったと思います。
気功は大自然を利用するところが醍醐味ですので、今回の教室での体験はとても役にたつかと思います。
気功教室の皆さん、
今年もよく頑張ってこられました。夜勤あけでも頑張って来ている方や年齢85で、その柔軟な体にはおどろかされます。その方の笑顔や元気な様子は皆さんの励みにもなっています。私は皆さんとお会い出来ることが幸せに感じます。この教室で学んだことを少しでも生かしていたたきたいと思います。心身を健康に維持して良い新年を迎えられますよう心から願っております。











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「漢方と気功で健やかライフ」の皆様お疲れ様でした。10月の養生法

2017-10-20 09:34:21 | 「漢方と気功で健やかライフ」日吉サークル
秋の季節がジワジワと深まり 寒いくらいに感じる時がありますね。

「漢方と気功で健やかライフ」の皆様お疲れ様でした。10月・秋の養生法はいかがでしたでしょうか?

10月・秋の養生法 心得 おすすめ食材などを資料でご説明をいたしました。

潤いの桑葉とクコの実、大棗のハーブ茶を飲み、アロママッサージオイルでハンドマッサージをして気功養生をはじめました。

今回の内容のポイント

2人一組での体感・実験をしていただきました。

日常の何気ない言葉・意識により体にはどのような影響があるのか? 思考の影響が身体にどれだけ大きな影響をもたらしているかを知っていることが大切です。
健康のために
感情・意識・思考をコントロールする方法につながっていきますので、このポイントを理解して、日常の健康維持に生かしていただけると幸いです。




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「漢方と気功で健やかライフ」の皆様お疲れ様でした。9月・秋の養生法(漢方茶ハーブ・薬膳・アロマ・漢方薬)気功(心と体を整える )

2017-09-13 19:23:08 | 「漢方と気功で健やかライフ」日吉サークル



「漢方と気功で健やかライフ」日吉サークルの皆さん お疲れさまでした。    日吉地区センター         2017年9月9日      

運動には良い季節になってきます。この季節の間に夏の疲れを整え体力を養い冬に向けての準備をしていくことが大切です。

今回の内容

9月・秋の養生法  おすすめ食材  生薬の利用 漢方薬  資料 説明。

ハーブ茶を飲み、アロママッサージオイルでハンドマッサージをして気功養生をはじめました。

※ 気功の要素  三調 ( 1調身・ 2調息・ 3調心 )を身につける→統合する練習。

※動功法  
※ 体を動かすことにより 気をコントロールし、利用する方法が身につく。

① 濁った気を体外に流し滞りのない体になる。
②身体動作・姿勢と気の関係を知り、動作により気の取り込み流しが自由自在になる。
③免疫力が上がる、精力がつく、自己矯正する、不調を整える自然治癒力がアップする。

1、  叩打法(こうだほう)
 
2、  双手 ( スワンショウ ) ・セイシュ → 三調を用いる   バリエーション

3、 少林寺四段気功    イマジネーションを大切にする。 1日2回 行なうが理想

1通天採気
2陰陽回転
3左右冲拳
4馬歩虎掌 
      
5 少林寺養生六式     イマジネーションを大切にする。 1日1回は行なう。

予備式
1左右混元
2水中撈月
3頂天立地
4天人合一
5抱気貫頂法
6大周天循環法
収功

 ※「静功法」

「少林寺一歩座禅気功」

集中力を強化し潜在能力を引き出す効果があります。心を解放する方法の一つです。

特徴: 初心者でも、ベテランでも簡単にできること。

採気功法と同じようにリラックスしてイマジネーションを利用します。

その他
座禅にも、いくつかの異なる方法がありますが、解りやすく説明し、実践していきます。

「生命双修(心と体の両方を修する)」が大切ですので、運動と禅・瞑想は一如・一体であると考えていきましょう。

東洋医学の食養の知識とともに日常の生活に生かせることが大切だと思います。


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「漢方と気功で健やかライフ」の皆様お疲れさまでした。春の養生法(漢方茶ハーブ・薬膳・アロマ・漢方薬)、気功 

2017-02-20 10:35:47 | 「漢方と気功で健やかライフ」日吉サークル

             

「漢方と気功で健やかライフ」日吉サークル会の皆様、お疲れさまでした。

数日前に春風が吹き 花粉症も始まっているころですが、今回は春の季節に向けての養生法について説明をさせていただきました。

「陰陽五行説」を使って自分の体質なども知りながら、春の季節にはどうのようなお茶、ハーブが良く、アロマオイル、薬膳や漢方薬を利用できるか、その利用の仕方をお伝えしました。
陰陽五行説は漢方や鍼灸など東洋医学だけでなく、人間関係の仕組みについても理解する上でつかえることを簡単に紹介させていただきました。

気功養生法としては「床上八段錦・保健功・自己按摩マッサージ」の方法をご紹介しました。
スペースを気にしないで自分で自己マッサージができる気功法です。学んできた「静気功・マインドフルネス」と「動気功」に加えて行なうと効果は絶大ですので、出来るだけ毎日続けることをおすすめします。

※花粉症の人は食事として辛い品、香辛料の強い品、アルコール類は炎症をましますので避けましょう。アレルギー体質の方は砂糖、糖分、脂っこい品も多く取り過ぎないように注意しましょう。東洋医学では甘酸っぱい果物は「肝」に入り春の季節の午前中はさらに良いとされています。緑黄野菜も多く取りましょう直接ミキサーで作るジュースは天然の酵素の働きも良好ですからおすすめです。アレルギーに対しての漢方薬を飲む方は水を多めに飲み利尿により浄化を高めることも良いかと思います。

 

 

 


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「漢方と気功で健やかライフ」日吉サークルの皆さん お疲れさまでした。

2017-01-16 10:26:36 | 「漢方と気功で健やかライフ」日吉サークル

 

 ←嵩山少林寺伝統気功法の書  ←お祝いの日によく出される健康に良いという「八宝茶」

 

 ←気、血を補い不眠にも良いといわれる「竜眼肉」のお茶、わりと美味しい漢方茶

 

    気功法の洗髄経

「漢方と気功で健やかライフ」日吉サークルの皆さんお疲れ様でした。今年も皆様にとって健康・健幸で良い年でありますようにと願っています 。

漢方茶を作ったのでのんでもらいました。

元気を補いたい場合は「人参・大棗茶」を飲んでいただいてます。コレステロール、中性脂肪、高血圧などの気になる方は「杜仲のお茶」をおすすめしました。 気功法など運動療法をやる場合は上手に生薬を使うと有効なので、利用していますが、その違いを感じていますでしょうか?

 

いろいろな型や姿勢をとり動かしたりしますが。それぞれの型をじっとしてみて「静」を感じてみるのも良い体感を得られるでしょう。座禅や瞑想はその一つの方法ですが、仰臥禅→座禅→行禅・動禅へとつながることを認識しておきましょう。

気功の三調 姿勢の調整、呼吸の調整、心の調整を意識してこの三要素が一つとなって感じるように練習をしてください。

そして、言葉のエネルギーはとても大切です。思考から言葉が発せられますが、自分には声に出さなくても心の中で言葉を聞いていますので、そのエネルギーを受けます。その言葉を無視しないで、言葉のエネルギーを知って上手に使うことをおすすめします。

動き、行動というものは、脳で思考して心に伝わり体が動いています。この現象は思考と心の作用の現れだと知って感情をコントロールできるように練習していくのも気功法の良さだと思います。

心身のバランス不調からくる苦痛を取る方法として緩和な生薬を使った漢方療法と気功運動法を併用すると相乗効果が得られますので上手に利用してみましょう。


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「漢方と気功で健やかライフ」気功教室の皆さんお疲れ様でした・「冬の養生法」

2016-12-12 11:32:09 | 「漢方と気功で健やかライフ」日吉サークル

     

        

気功教室の皆さんお疲れ様でした。12月にはいり寒い日が続くようになりました。風邪などかからないように冬の養生をこころがけ乗り越えていきましょう。

今回は冬の養生法 「漢方薬 薬膳 気功養生法」について説明し実践を行ないました。 

冬は「腎じん」の季節   

寒く乾燥する冬は、体が冷え、代謝が低下し、気血の循環が悪くなる季節です。

東洋医学では、冬は「腎(じん)」が最も影響を受ける季節と考えます。

  腎とは、「生命力のもととなる臓」です。体内の水分代謝のコントロールや、ホルモンや免疫系の調節、成長と発育、生殖器や泌尿器に関係しています。  また、乾燥した空気による、喉の乾燥や、風邪、乾燥肌や皮膚のかゆみが気になります。呼吸器や皮膚と関連する「肺(はい)」を補うこともとても大切です。

冬の食養生のポイント

 ①腎を補う食材をとりましょう。

 くるみ、羊肉、鶏肉、えび、山芋、ブロッコリー、

 シナモン山椒、クコの実、黒ゴマ、にら、うなぎ、カツオ

 

②肺の機能を高める食材をとりましょう。

 もち米、山芋、うなぎ、はちみつ、にんじん、ユリ根、

 牛乳チーズ、松の実、クコの実

 

③体を温め、陽気を蓄える食材をとりましょう。

 ねぎ、ショウガ、山椒、丁子、胡椒、シナモン、黒砂糖

 

④血液の流れを整える食材をとりましょう。

 酢、少量の酒、ウコン、紅花、サンザシ、よもぎ

                 

おすすめ生薬

※桂皮

(ケイヒ、シナモン)

クスノキ科の常緑高木、ケイ(Cinnamomum cassia)の樹皮

 [五性]大熱[五味]甘・辛

[帰経]肝・腎・脾

[主な作用]血行促進、手足の冷え、カゼ、胃痛、生理痛、下痢、関節痛

 からだを温める力に優れる食材です。カゼの初期や、冷えによる生理痛に特におすすめです。

 ❖使い方❖

スパイスとしてお料理やお菓子作りに。

生姜と一緒に紅茶に入れるのがお勧めです。

 

※ニンジン

(朝鮮人参)

ウコギ科の多年草、オタネニンジン(Panax ginseng)の根

 [五性]微温 

[五味]甘、苦

[帰経]肺、脾

[主な作用]疲労回復、虚弱体質、病後の体力回復、全身倦怠感、呼吸困難、息切れ、喉の渇き、健忘、動悸、精神安定

 古より不老長寿の妙薬として珍重されてきました。気を補う力に大変優れます。

 ❖使い方❖

・1日3gをお茶にして。

・野菜スープに入れて、手軽に滋養薬膳 スープに。

※生姜  (ショウキョウ)

ショウガ科の多年草、ショウガ( Zingiber officinale )の根茎を乾燥したもの

 [五性]微温

[五味]辛

[帰経]肺・脾・胃

[主な作用]解熱作用、鎮痛作用、鎮咳作用、鎮吐作用、解毒作用

 風邪の時におすすめの食材です。  胃腸の機能を高める力も優れています。

 ❖使い方❖

通常のショウガと同じように、煮物やスープに利用しましょう。

※乾姜  (カンキョウ、蒸し生姜)

ショウガ科の多年草、ショウガ( Zingiber officinale )の根茎を蒸してから乾燥したもの

 [五性]大熱

[五味]大辛

[帰経]心・肺・脾・胃・腎

[主な作用]健胃作用、去痰作用、温熱作用

 通常の生姜より温めの力がさらに強く、体の芯から冷える方におすすめです。

 ❖使い方❖

通常のショウガと同じように、煮物やスープに利用しましょう。

※大棗     (タイソウ、なつめ)

クロウメモドキ科の落葉高木、ナツメ(Ziziphus jujuba)の果実

 [五性]平 

[五味]甘

[帰経]脾、胃

[主な作用]滋養強壮、老化防止、精神安定、不眠、貧血

 気や血を補う力を持ち、滋養強壮に優れます。心と体の両面に栄養を与え、不眠やストレスに効果的です。

 ❖使い方❖

おかゆやお茶としていただきましょう。ドライフルーツとしてそのまま召し上がるのも手軽でおすすめです。

※枸杞子  (くこの実)

ナス科の落葉低木、クコ(Lichium chinensis)の成熟果実

 [五性]平 

[五味]甘

[帰経]肝、腎、肺

[主な作用]高血圧、めまい、耳鳴り、視力回復、老化防止、腰や膝のだるさ

 楊貴妃や文徳天皇、徳川家康らも愛用していたといわれる高滋養食材。ビタミン、ミネラルを豊富に含み美容効果も期待できます。

 ❖使い方❖

そのまま食べるのがお勧めです。

お粥やスープでもおいしいく召し上がれます。

 

 

冬の薬膳 おすすめ料理

※疲労がとれすごく温まり、精を養い元気がでます!     

※「 参鶏湯サムゲタン 」

代表的な薬膳料理、滋養強壮、疲労回復に

[材料]

骨付き鶏肉・・・500g  ニンニク・・・・2~6片

しょうが・・・・3片   人参・・・・・・3~10g

なつめ・・・・・10個  クコの実・・・・30粒

くり・・・・・・10粒  もち米・・・・・1合

水・・・・・・・適量 

[作り方]

①材料は軽く水洗いし、もち米とクコの実以外の材料をすべて鍋に入れ、1時間以上煮込む。

②①にもち米を加えて30分さらに煮る。

③②にクコの実を加え15分煮込んだら出来上がり。

 

※冬の養生漢方薬

当帰養血精(とうきようけつせい)      

 ❖効能効果❖

更年期障害、頭痛、肩こり、貧血、腰痛、めまい腹痛、のぼせ、耳鳴り、冷え性、生理痛、生理不順

海馬補腎丸(かいまほじんがん)

 ❖効能・効果❖

滋養強壮、肉体疲労、虚弱体質

 

 

冬の本格漢方薬

❖風邪のひきはじめ❖

葛根湯、桂枝湯、香蘇散 など

 ❖咳❖

五虎湯、麦門冬湯、清肺湯 など

 ❖冷え症❖

当帰四逆加呉茱萸生姜湯、当帰芍薬散、真武湯 など

 ❖下半身の冷え、だるさ❖

八味地黄丸、牛車腎気丸、五積散 など

 

以降は

気功養生法の説明をしました。

          

冬は腎の陽をおぎなうことが大切です。気功法は多くの功法がありますが、今回は、いつでもどこでも出来る、基本的な呼吸とイメージを用いて行なう「静気功法」をご照会しました。

「少林寺一歩座禅気功」について 説明をし実践していただきました。座禅の姿勢なので瞑想のようですが、リラックスして静かな心もちで、イマジネーションをフルに用いるなど、心身の開放感と丹田を温める効果もあります。このような練功でイメージ力を鍛錬していくと、体を温めることもイマジネーションでコントロールできるようになります。体を温める生薬のお茶などを上手にもちいて行なうとより効果を実感できます。瞑想の前や後に飲むとその違いがわかるでしょう。

「動気功法」である 少林寺四段功と少林寺養生六式と共に練習することで、より良い効果が期待できます。

少林寺・禅宗では座禅する時に一切の意識を消し「無」「空」を求める方法と良い意識イマジネーションを用いて「天人地合一」の境地を感得する方法があります。今回はそのイマジネーションを用いておこなう座禅気功・静気功法と思ってよいと思います。

続けて練習することで心身が温かくなるだけでなく良い心の解放がおこり効果がえられるように指導しています。ゆったりした気持ちで楽しむようにおこないましょう。


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「漢方と気功で健やかライフ」気功教室の皆さんお疲れ様でした・秋の養生法

2016-09-12 09:13:25 | 「漢方と気功で健やかライフ」日吉サークル
9月10日 「漢方と気功で健やかライフ」気功教室の皆さん お疲れ様でした。

残暑の残る日々ですが、これからの季節 先取りして秋に向けての養生法を学びました。

なし 白キクラゲ ゆりね


[秋の養生法]
秋は植物が実を結び、収穫を迎える季節です。
夏の陽の気が少なくなり、冬の陰の気が増えてくる季節です。夏までは外に発散していましたが、冬に向けてエネルギーを充分に蓄えます。
東洋医学では秋は「肺」と「乾燥」の季節と考えます

空気が乾燥し、人の身体も同様に乾燥します。
咽の乾燥による咳や、肺と表裏の関係にある大腸の乾燥による便秘、皮膚の乾燥による痒みなどに注意が必要な季節です。

ここがポイント!!

①滋養強壮作用のある食材を取る。
夏に消耗した体を回復し、冬に向けてのエネルギーを蓄えます。

[食材]御種人参・オタネニンジン、大棗・ナツメ、山薬・ヤマイモ、クコの実など

②酸味と甘みの食材を取る。

潤いを与え、乾燥から守ります。旬の果物を取りましょう。

[食材]なし、かりん、ザクロ、ブドウ、りんご、みかん、など

③白い食材を取る。
白い食材は「肺」を潤し、肺の機能を高めます。

[食材]松のみ、クルミ、落花生、ぎんなんの実、白キクラゲ、白ごま、百合ね、蜂蜜、豆腐、杏仁、など

④辛い物、刺激の強いものを取り過ぎない。

辛みには身体を乾燥させる働きがあります。取り過ぎに注意。辛いもの食べるとすぐ水がほしくなるのがそれです。

参考ページ⇒秋のおすすめ商品


その他
瞑想・座禅などの心得        参考ページ⇒1

①気功法の基礎として、医療界で用いられる瞑想法

マインドフルネスの実践と説明をしました。


②テイク・ナット・ハン大師の伝えるマインドフルネスの実践と説明をさせていただきました。

①と②の違いを知り、自在に用いることができるように、お伝えしたところです。

瞑想法だけでも陰陽があります、一切の「無」・「空」の感じる方法と逆にイマジネーションをフルにつかう方法です。
気功教室では動気功法と静気功法の両方を進めていきたいと考えています。それを「生命双修」といいますが
日常生活の中で皆さんが少しでも健康・健幸に生活ができることを願ってお伝えしました。






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