50代 男性 主に不眠症の悩みです。その他の症状に 疲労しやすい 頭痛 めまい 眼精疲労 まぶしい 肩凝りなどがありましたが、PCなどを使うお仕事で忙しいご様子です。煎じ薬などで毎日煎じる時間がないとの事情だったので、服用しやすい漢方薬のエキス細粒製品と中成薬の丸剤製品を選び服用していただきました。服用後、不眠と眼精疲労などが軽減されていることと頭痛が消失していることが効いていると実感しているご様子です。
東洋医学では不眠症や眼精疲労、頭痛などであっても、この方の場合は年齢や仕事の情況を考えると「腎・じん」の「虚・きょ」証として「肝・かん」さらに「心・しん」への養いが弱り 発生している症状と見なします。その他の臓器へのバランスも考慮した「肝・腎・心」を補い養う漢方薬で不眠症が改善されていきます。西洋医学の眠剤は神経を抑制して眠りやすくするのに対し、漢方薬は補い養う働きをもって安眠させるというのが特徴です。それにより本来の自然な心身にもどすという考え方によるものです。東西の両方の医学を認めつつも東洋医学・漢方薬の利点にはいつも魅力を感じています。
また、自然の力を利用して自分自身の中にある力(自然治癒力)も働きバランスがとれて健康的になっていく姿を拝見して素晴らしいなと感じています。
参考までに
今回の丸剤製品の主成分の一つ

生薬の柏子仁(ハクシニン)、ヒノキ科・常緑小高木、コノテガシワの種子。 心血虚による不眠などに補養薬として用います。
東洋医学では不眠症や眼精疲労、頭痛などであっても、この方の場合は年齢や仕事の情況を考えると「腎・じん」の「虚・きょ」証として「肝・かん」さらに「心・しん」への養いが弱り 発生している症状と見なします。その他の臓器へのバランスも考慮した「肝・腎・心」を補い養う漢方薬で不眠症が改善されていきます。西洋医学の眠剤は神経を抑制して眠りやすくするのに対し、漢方薬は補い養う働きをもって安眠させるというのが特徴です。それにより本来の自然な心身にもどすという考え方によるものです。東西の両方の医学を認めつつも東洋医学・漢方薬の利点にはいつも魅力を感じています。
また、自然の力を利用して自分自身の中にある力(自然治癒力)も働きバランスがとれて健康的になっていく姿を拝見して素晴らしいなと感じています。
参考までに
今回の丸剤製品の主成分の一つ

生薬の柏子仁(ハクシニン)、ヒノキ科・常緑小高木、コノテガシワの種子。 心血虚による不眠などに補養薬として用います。