活版印刷紀行

いまはほとんど姿を消した「活版印刷」ゆかりの地をゆっくり探訪したり、印刷がらみの話題を提供します。

コレジヨ館とグーテンベルク式印刷機

2007-01-14 12:18:15 | Weblog
ビデオを見終わったらいよいよ、1階の展示ブースへ。
 あっ、忘れていました。コレジヨ館の正式名称は「市立天草コレジヨ館」で、入館料は210円、月曜日は休館。交通アクセスとしては本渡のバスセンターから産交バスの牛深行きで河浦病院前下車。
小1時間もかかるのがおいやなら、レンタカーという手もあります。

 建物は図書館と共有ですから、図書館入り口をやり過ごして展示スペースにります。まず目をひくのが、キリシタン版を印刷したグーテンベルク式の活版印刷機です。このレプリカは、ドイツのマインツにあるグーテンベルク博物館の協力を得て、オッフェンバッハの工場で入念に復元製作された自慢の展示品です。
 私は、グーテンベルク博物館、加津佐図書館、マカオ博物館、あるいは「印刷展」の会場によく展示される日本印刷新聞所蔵のグーテンベルク印刷機とレプリカの印刷機を見て来ましたが、ここの印刷機はマカオのものといちばん近いと思いました。
 もちろん、実際に印刷もできますし、かなり、綿密に調査して設計されていますから「なるほど」と目をみはること請け合いです。ただ、私の勘では、400年前の実物はもっと小型で、武骨だった気がします。

 印刷機の展示されているいっぽうの壁には、ラテラーノ大聖堂で行われたシスト五世の戴冠式に参加する天正少年使節の行列の絵のレプリカが掲げてありました。
1585年5月5日のヴァチカンの情景が400年後の河浦に晴れがましくよみがえっている。これぞ、まさしくルネッサンス時代の南蛮文化とふれあった町の誇りを示すものかもしれません。


 

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