詩育日誌11.21誰かがラジオを
朝のエンジンを始動しているとき市場パンデミックと声がした誰かがラジオを聴いていたらし...
詩育日誌11.20いま世界はうなだれている⑮ザッハトルテにすればよかった
モーツアルトの前で7時に急な雨駆けこんできた待ち合わせに遅いトラ太郎ごめんごめん (...
詩育日誌11.19青いイルカの夢⑩浮寝
水に浮いたまま眠るとすぐに代名詞を温める手が降りて来てビールの栓ぬきですばやい動きの...
ゆらぐかけらShakenFragments③龍
空のゆらぐかけらがぷるぷる水のつぶやきを集める 龍になってさらに天へ不平や不満や不安も...
飼育日誌11.17希望を掬うヴぇーぜ
あるかないかの希望のヴぇーぜ小屋のなかでもこの現実から笑いの網でかすかな希望を掬いあげてそれでもできないことやっぱり、できません。この世界からいなくなって消えることもはや絶望...
詩育日誌11.16冬のはからい
なんでもないなにかが騒がしい朝生きとるか?のひとことわたしという門のまえに残された声のかたむきにふかい想いをよせてくれというような ...
ゆらぐかけらShakenFragments②海
海のゆらぐかけらがゆるゆる地上をみはなしたお日さまに温められる 水蒸気を恥ずかしい国...
詩育日誌11.14氷河のハチミツ
夜のあいだに雪が降った物語のおわりにたなかあゆみトリオがフィンランドに到着した夜の森...
詩育日誌11.13青いイルカの夢⑨声が月に届いて
こんばんは、人魚さん。空に向かってぼくは啼くことができる夜に向かってぼくは飛ぶことが...
ゆらぐかけらShakenFragments①雲
雲のゆらぐかけらがふかふかきもち良さそうだけど 食べられないわたがしに見えるけど 寝...