goo blog サービス終了のお知らせ 

深空(mi so ra)

忘れたくないこと、憶えておきたいこと、心に留めておきたいこと・・・
記憶の受け皿に少しずつ並べていく。

10月18日

2005-10-18 12:11:23 | 
一年前の秋の夜明け
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月16日

2005-09-16 17:54:36 | 
少し空が高くなったかな


「あき」
秋、空、晶、耀、暁、曄・・・

朝出がけに家の扉を開けたとき、空調の効いたオフィスから外に出るとき、秋の涼やかな空気を感じるようになってきた。
一瞬、幸せを感じる瞬間、癒される瞬間でもある。
秋は四季の中で一番好きな季節。そして、“あ・き”という語感も好き。
朝方、冬に向って透徹さを増していく空気の色。
次に巡る季節を知らせるかのような夕暮れの深い朱の色。
樹の葉が刻々と色を変えていく様。
甦ってくるどこか懐かしい気持ち。

自分が秋に生まれたせいもあるのかもしれないけれど、誕生日が巡ってくる度にそろそろ一年を振り返る時期がやってきた、と思う。そして暮れていくその年に想いを馳せたりする。今年ももうすぐその時期がやってくる。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月7日Ⅱ☆

2005-09-07 18:13:53 | 
5月18日以来、久しぶりに見る色。

街がまた茜色に染まっている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7月27日☆

2005-07-27 13:16:37 | 
台風明けはピーカンで暑くなるというけれど、久々に強い陽射しが戻ってきました。
陽光の色も明らかに違う。くっきりと街を映し出していて、影も色濃くなっている気がします。
空も抜けるような青空。木の葉が風に小さく揺れていて、空を眺めていれば茹だるような暑さも許せてしまう今日の天気です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7月13日☆

2005-07-13 12:25:27 | 
(大雨の夜、六本木ヒルズ52階展望台の天井を下から撮ったもの。携帯カメラで横向きに撮ったものなので分かりづらいですが、、)


大雨の夜、六本木ヒルズの展望台へ行った
悪天候のためか人気が余り無い
照明が落とされた薄暗い空間はひっそりとしていた

大雨が作り出す空の不思議
外の景色はしばしば霧で覆い尽くされ何も見えない状態に
まるで吹雪のように気流が吹き荒れていて
雨がビルの壁に水滴を撒き散らす。
水滴は小さな川のようになって
壁を伝って上から下へ流れ続けている
分厚いガラス越しに目をこらしていると
また霧が窓の外側の世界を掻き消して
雨も小川も消えてしまう

不思議な時間
音の無い雨と風
厚いガラスの向こうは別の世界のようでもあって

地上から遥か遠く離れた場所で
視界が途切れると漠然とした不安な気持ちに襲われる
何かに拒絶されてしまったような
何かから取り残されてしまったような

恋人や家族連れが話に興じなが傍らを通り過ぎていって
決して別の世界にきたわけでもないのに
この不思議な感覚は何だろう

霧が流れて外の現実の世界がまた現われる

のだけど

高層マンションも
東京タワーも
道路を行き交う車の波も

現実の世界に見えなくなってくる

東京は世界で一番明るい都市だと聞いたことがある
朝まで煌々と灯りが点いていて消費される電力量も世界一だと

これが都市なのかなと思う
これが都市なんだと思う

人は空を飛ぶことができないから
空に少しでも近い場所から
世界を眺めてみたくなるのかもしれない

でも 途轍もないものに向っている気もして
海抜250メートルの場所で少しだけ途方に暮れてしまった


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月30日

2005-05-30 17:03:55 | 
今日は朝から雨。

雨の音を聞くのが好きだ。
静まり返った夜中に降る雨の音は、地球が息づいていることを感じさせてくれる。
雨降りの夜は、布団の中で、降り続ける雨の音を聞きながら、屋根の下で眠ることができる幸せをかみしめて眠りにつく。これは幼い頃の幸せな想い出のひとつであり、大人になった今も変わらない。強弱関係無く、雨音は自分にささやかな幸福感を与えてくれる。

映画の中の雨のシーンも好きである。地面に叩きつける雨の音、傘に打ち付ける雨の音、草木を揺らす雨の音、涙を隠す雨の音、、、
塚本晋也監督の「六月の蛇」は劇中雨がずっと降り続けていた。雨音が世界を包み込み、雨の隙間に人間の業が見え隠れする、そんな映画だった。塚本監督は役者をしているときも含めて大好きな監督さんである。「ヴィタール」でも雨のシーンが印象的だった。監督にも、雨あるいは水に対する思い入れがあるのだろうか。だとしたら嬉しいのだが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月18日☆Ⅱ

2005-05-18 18:51:11 | 
PM18:44 街が茜色に染まっている。

オフィスの6階から、染められた建物を、木を、道をしばし見下ろしてみた。

セピア色の映画のような窓越しの景観は、音が遮断されているせいか、窓が境界線となって、そこにはまったく違う世界がひっそりと屹立しているように見えた。映画を観るように無音の世界に目をこらす。

にわか雨が降ってたようだけど上がったようだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月2日

2005-05-06 08:41:44 | 
暑い一日

精神安定剤

車窓から観た夕焼けの鮮やかさ。
雲海より下へ下へと、稜線へ限りなく近付きながら色を落としていくその様に、かつて福岡から唐津へ向かう車窓から見た唐津湾に沈んでゆくあの色を思い出した。
夕焼けも人の心を映し出す・・・んだな、きっと。記憶と繋がるもの。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする