「海洋レジャー」創刊

DAN JAPANの会員に年4回送られてきた「Alert Diver」という会報誌が廃刊となり、他の海洋レジャーと合わせて「海洋レジャー」という協会誌がその代わりに創刊することになって、年2回送られてくることになった。

本日、その「海洋レジャー」の創刊号が届きました。


発行するのは「日本海洋レジャー安全・振興協会」というもので、以前からあった団体。この協会には以下のものが含まれます。
・安全事業部：DAN JAPAN
・救助事業部：BAN (Boat Assistance Network)→プレジャーボートやヨットの航行中にトラブルがあった時に救助するネットワーク
・特定事業本部：JMRA→小型船舶操縦士試験機関
・振興事業部：海の駅→プレジャーボートやヨットが寄ることができる施設

4つのうち3つがボート絡みの団体。今まではそれぞれが会報誌を出していたけれど、今回から1つの冊子にまとめて出版するすることになったらしい。予算不足かな？

ほとんどがボート絡みの団体なので、冊子の中で扱っている内容もほとんどがボートとなり、DAN JAPANが扱っているダイビング関連の話題はページ数にして全体の5分の1程度。ダイバーとしては、一気につまらない冊子に成り下がってしまった。以前の「Alert Diver」では国内での潜水事故事例を含めて、面白いトピックが多く扱われていて楽しく読んでいたけれど、この冊子はダイビング関連のページ数が少なく大した情報がない。そして、今までは年4回だったのに年2回発行に減ったので、年間を通してのページ数がより減るため、深い内容は期待できない。


この団体、略して自称「海レ協」とのこと。誰が考えたのか知らないけれど、ネーミングセンスもうちょっと何とかならんのか。そして、無駄に全ページフルカラー。うーん、そんなところにコストかけるなら以前の「Alert Diver」を続けてくれ。

ダイバーとしては今回の変更は改悪でしかない。今後送られてくる冊子も内容は期待できないですね。

DAN JAPANによると、以前「Alert Diver」で扱われていた「潜水医学情報」「ダイビングの安全に関する記事」などは、今後は冊子ではなくて会員専用サイトで掲載されるらしいので、そちらを楽しみにしています。

ちなみに、ホームページの不具合だと思いますが、現在のところ会員でなくても以下のURLから会員専用サイトに入れます。笑
http://www.danjapan.gr.jp/re/index.html
「Alert Diver」のバックナンバーなどがダウンロードできます。