最近ロードバイクを購入しました。よくヘルメットとサングラスつけてパツパツのサイクルウェアを着てスピード出して車道を走っている、あのドロップハンドルの自転車です。
ロードバイクを考えだしたのは、来年度から別の職場に移る可能性が高くなり(まだ決定はしていませんが)、通勤手段を考えることになったことから。
今は職場から数メートルしか離れていない場所に住んでいるので当然徒歩で通勤しているのだけれど、来年度からの職場(予定)は片道20km。車をもう1台買うか、他の手段を考えるか。できたら車の台数は増やしたくない。安い車であっても購入するとなるとそれなりのお金が必要になるし、維持費もかかるので。
で、候補に挙がったのがロードバイク。学生時代に片道10kmをママチャリで通っていて特に負担を感じていなかったので、自転車もいいのではないかと。でも距離は片道20kmと2倍だし体力も落ちただろうし、さすがにこの距離をママチャリで通勤するのはキツそう。そんな時に、長距離を高速で走れるというロードバイクに目をつけました。
そろそろ何か運動をしなきゃなーと思っていたので、そういった意味でも良いかなとも思っています。まだそこまで体力の低下は実感していないけれど、このままでは歳をとるにつれてどんどん体力は落ちていくことは分かっているので、高齢になっても元気にダイビングができるように何か運動を始めたかった。
スキューバダイビングも一応マリンスポーツの1つではあるけれど、運動と呼ぶには負荷が低い。散歩程度でしょうか。自転車は通勤手段としても運動としてもちょうど良いと思ったので、これをきっかけに始めることにしました。
ということで、購入するロードバイクを選ぶことに。
・フィッティングやメンテナンスは重要なので、通販ではなく店頭で購入
・コンポ(ギアとかブレーキとかの駆動部品)はシマノ105以上
・フレームはできたらカーボン
という条件で探しました。
コンポを作っているメーカーはSHIMANO・SRAM・Campagnoloと3つのメーカーが有名だけれど、一番安価で品質も安定しているシマノのコンポに決定。まあ、日本でロードバイクを始めるなら普通はシマノのコンポになります。
で、コンポにはグレードがあって、シマノだと安いものから
・Claris(クラリス) 8速
・SORA(ソラ) 9速
・Tiagra(ティアグラ) 10速
・105(イチマルゴ) 11速
・ULTEGURA(アルテグラ) 11速
・DURA-ACE(デュラエース) 11速
この11速というのは、リアの変速段数のこと。
コンポのグレードによってかなり値段が変わってくるのだけれど、各グレードで何が違うかというと、重さと変速性能(パーツの精度)です。グレードが高くなると軽くて精度が高くなる。
ロードバイクを通勤のみに使うのだったら低グレードのコンポでも全く問題ないのだけれど、レースに出たりするのであれば105以上のコンポが良いよと言われます。105以上は変速段数も同じで互換性があるので、後々1つのパーツのみを上位のものに変えることもできる。今のところは通勤+ロングライド目的で、タイムや順位を競うレースはやらないかなーと考えているのですが、自分はどんどんのめりこんでしまう性格でそのうちレースとかにも出たくなってしまいそうなので、105以上のコンポで考えることにしました。
フレームはアルミは安くカーボンは高いのだけれど、カーボンは軽くて乗り心地も良い(路面からの振動を早く吸収してくれる)ということなので、可能であればカーボンがいいなと思っていました。
でもロードバイクは高いんですよね。
相場を見ると、コンポが105でアルミフレームだと20万円前後。カーボンフレームにすると25万円前後。ママチャリが20台買えます。ちなみに高いものになると100万円を超えるものもある。チャリのくせに。恐ろしいロードバイクの世界。
だいたい自分が買う自転車の全体像が見えたところで、次に決めるのはどのメーカー(フレームメーカー)のロードバイクを買うか。僕の条件のロードバイクは「レースにも出られるエントリークラスのロードバイク」といったカテゴリーになり、どのメーカーでもラインナップされています。エントリークラス、つまり安い部類となるわけだけれど、20万前後なので自分の感覚では全然安くない。
フレームメーカーは数十種類あり、それぞれ特徴はあるのだけれど、正直なところ機能よりもブランドやデザインによる差がほとんど。同じグレードのフレームでも、販売しているメーカーによって随分と値段が違います。
例えばPINARELLO(ピナレロ)、COLNAGO(コルナゴ)、DE ROSA(デローザ)はロードバイク界の高級ブランド。3つともイタリアメーカー。ダイビングで言うとSプロやマレスといったところでしょうか。まあ高いのです。フランスのLOOK(ルック)やTIME(タイム)もお高い。
僕はその逆を狙いました。ブランドネームは低いけれど、性能はしっかりしていて安価なメーカー。ダイビングで言うとTUSAのような?
その1つがGIANT(ジャイアント)。「ああ、台湾の安いメーカーね」「みんな持ってるやつでしょ」と言った感じでステータスはゼロ。より安く気軽に使えるクロスバイクもよく売れているため通勤通学で使いやすく、街中でもよく見るメーカー。でも安かろう悪かろうではなくて品質はしっかりしており、むしろ「ジャイアントのロードバイクなら安心」といった評価を受けるほど。ジャイアントはいわゆる高級メーカーのフレームもOEMとして作っており、技術力は高いみたい。様々な人の評価を総合すると、ジャイアントは"ダサいけれど安くて品質が良い"メーカー。
ブランドネームや見た目のステータスを気にしない自分にとっては好感が持てるメーカーです。
で、店頭にそんなジャイアントのとてもお買い得なロードバイクがありました。

ジャイアントのTCR SLR。レーススペックのモデル。アルミフレームではあるけれど、コンポはフル105。

定価は17万円。ジャイアントなのでこの値段。他のメーカーだともっと高い。
で、型落ちの展示品なので割引中。最新は2017年モデルなので、この2015年モデルは2年前のもの。普通はモデルが旧型になると翌年には割引して売れてしまうみたいだけれど、こいつは2年売れ残っていた。理由はMLという日本人にしては大きいサイズ。自分は身長が高い方で、フィッティングしてもらって試しに乗ってみたら、幸いちょうど良いサイズだった。

ジャイアントのロードバイクは派手な色使いのものが多いのだけれど、これは黒ベースで落ち着いている。あまり目立つのは好きではないので、デザインの面でも特に問題はない。
ということでコレを購入しましたー!アルミフレームですがフル105コンポで136,000円。ネット通販でもフル105コンポの完成車をこんなに安くでは買えないので、運が良かったと思います。
安いといっても13万円。ママチャリやクロスバイクと比べてしまうとロードバイクはとても高価に感じてしまいますが、速いスピードで長距離走行ができる利点はとても大きいので、今後は「ママチャリと比べて・・」とか「チャリのくせに・・」とは考えないことにします。まあ、車をもう1台買うことに比べたら安いでしょう(家族へ向けてあえてここを強調しておく)。

コンポは全て105。

安い完成車だとコストダウンのためにグレードを下げられがちなクランクや、

ブレーキも含めてコンポは全て105。ブレーキは重要な部分でコストダウンしてもらっては困るので、ここも105というのは大切なポイント。
ロードバイクを手に入れたので、あとは空気入れやヘルメットなどの必需品を揃えて走るのみ。
モチベーションを上げるために、1月に開催される「美ら島オキナワCentury Run 2017」に早速エントリーしました。初めての参加だし準備期間もほとんどないので、今回は一番短い50kmのコースに参加します。
ロードバイクを考えだしたのは、来年度から別の職場に移る可能性が高くなり(まだ決定はしていませんが)、通勤手段を考えることになったことから。
今は職場から数メートルしか離れていない場所に住んでいるので当然徒歩で通勤しているのだけれど、来年度からの職場(予定)は片道20km。車をもう1台買うか、他の手段を考えるか。できたら車の台数は増やしたくない。安い車であっても購入するとなるとそれなりのお金が必要になるし、維持費もかかるので。
で、候補に挙がったのがロードバイク。学生時代に片道10kmをママチャリで通っていて特に負担を感じていなかったので、自転車もいいのではないかと。でも距離は片道20kmと2倍だし体力も落ちただろうし、さすがにこの距離をママチャリで通勤するのはキツそう。そんな時に、長距離を高速で走れるというロードバイクに目をつけました。
そろそろ何か運動をしなきゃなーと思っていたので、そういった意味でも良いかなとも思っています。まだそこまで体力の低下は実感していないけれど、このままでは歳をとるにつれてどんどん体力は落ちていくことは分かっているので、高齢になっても元気にダイビングができるように何か運動を始めたかった。
スキューバダイビングも一応マリンスポーツの1つではあるけれど、運動と呼ぶには負荷が低い。散歩程度でしょうか。自転車は通勤手段としても運動としてもちょうど良いと思ったので、これをきっかけに始めることにしました。
ということで、購入するロードバイクを選ぶことに。
・フィッティングやメンテナンスは重要なので、通販ではなく店頭で購入
・コンポ(ギアとかブレーキとかの駆動部品)はシマノ105以上
・フレームはできたらカーボン
という条件で探しました。
コンポを作っているメーカーはSHIMANO・SRAM・Campagnoloと3つのメーカーが有名だけれど、一番安価で品質も安定しているシマノのコンポに決定。まあ、日本でロードバイクを始めるなら普通はシマノのコンポになります。
で、コンポにはグレードがあって、シマノだと安いものから
・Claris(クラリス) 8速
・SORA(ソラ) 9速
・Tiagra(ティアグラ) 10速
・105(イチマルゴ) 11速
・ULTEGURA(アルテグラ) 11速
・DURA-ACE(デュラエース) 11速
この11速というのは、リアの変速段数のこと。
コンポのグレードによってかなり値段が変わってくるのだけれど、各グレードで何が違うかというと、重さと変速性能(パーツの精度)です。グレードが高くなると軽くて精度が高くなる。
ロードバイクを通勤のみに使うのだったら低グレードのコンポでも全く問題ないのだけれど、レースに出たりするのであれば105以上のコンポが良いよと言われます。105以上は変速段数も同じで互換性があるので、後々1つのパーツのみを上位のものに変えることもできる。今のところは通勤+ロングライド目的で、タイムや順位を競うレースはやらないかなーと考えているのですが、自分はどんどんのめりこんでしまう性格でそのうちレースとかにも出たくなってしまいそうなので、105以上のコンポで考えることにしました。
フレームはアルミは安くカーボンは高いのだけれど、カーボンは軽くて乗り心地も良い(路面からの振動を早く吸収してくれる)ということなので、可能であればカーボンがいいなと思っていました。
でもロードバイクは高いんですよね。
相場を見ると、コンポが105でアルミフレームだと20万円前後。カーボンフレームにすると25万円前後。ママチャリが20台買えます。ちなみに高いものになると100万円を超えるものもある。チャリのくせに。恐ろしいロードバイクの世界。
だいたい自分が買う自転車の全体像が見えたところで、次に決めるのはどのメーカー(フレームメーカー)のロードバイクを買うか。僕の条件のロードバイクは「レースにも出られるエントリークラスのロードバイク」といったカテゴリーになり、どのメーカーでもラインナップされています。エントリークラス、つまり安い部類となるわけだけれど、20万前後なので自分の感覚では全然安くない。
フレームメーカーは数十種類あり、それぞれ特徴はあるのだけれど、正直なところ機能よりもブランドやデザインによる差がほとんど。同じグレードのフレームでも、販売しているメーカーによって随分と値段が違います。
例えばPINARELLO(ピナレロ)、COLNAGO(コルナゴ)、DE ROSA(デローザ)はロードバイク界の高級ブランド。3つともイタリアメーカー。ダイビングで言うとSプロやマレスといったところでしょうか。まあ高いのです。フランスのLOOK(ルック)やTIME(タイム)もお高い。
僕はその逆を狙いました。ブランドネームは低いけれど、性能はしっかりしていて安価なメーカー。ダイビングで言うとTUSAのような?
その1つがGIANT(ジャイアント)。「ああ、台湾の安いメーカーね」「みんな持ってるやつでしょ」と言った感じでステータスはゼロ。より安く気軽に使えるクロスバイクもよく売れているため通勤通学で使いやすく、街中でもよく見るメーカー。でも安かろう悪かろうではなくて品質はしっかりしており、むしろ「ジャイアントのロードバイクなら安心」といった評価を受けるほど。ジャイアントはいわゆる高級メーカーのフレームもOEMとして作っており、技術力は高いみたい。様々な人の評価を総合すると、ジャイアントは"ダサいけれど安くて品質が良い"メーカー。
ブランドネームや見た目のステータスを気にしない自分にとっては好感が持てるメーカーです。
で、店頭にそんなジャイアントのとてもお買い得なロードバイクがありました。

ジャイアントのTCR SLR。レーススペックのモデル。アルミフレームではあるけれど、コンポはフル105。

定価は17万円。ジャイアントなのでこの値段。他のメーカーだともっと高い。
で、型落ちの展示品なので割引中。最新は2017年モデルなので、この2015年モデルは2年前のもの。普通はモデルが旧型になると翌年には割引して売れてしまうみたいだけれど、こいつは2年売れ残っていた。理由はMLという日本人にしては大きいサイズ。自分は身長が高い方で、フィッティングしてもらって試しに乗ってみたら、幸いちょうど良いサイズだった。

ジャイアントのロードバイクは派手な色使いのものが多いのだけれど、これは黒ベースで落ち着いている。あまり目立つのは好きではないので、デザインの面でも特に問題はない。
ということでコレを購入しましたー!アルミフレームですがフル105コンポで136,000円。ネット通販でもフル105コンポの完成車をこんなに安くでは買えないので、運が良かったと思います。
安いといっても13万円。ママチャリやクロスバイクと比べてしまうとロードバイクはとても高価に感じてしまいますが、速いスピードで長距離走行ができる利点はとても大きいので、今後は「ママチャリと比べて・・」とか「チャリのくせに・・」とは考えないことにします。まあ、車をもう1台買うことに比べたら安いでしょう(家族へ向けてあえてここを強調しておく)。

コンポは全て105。

安い完成車だとコストダウンのためにグレードを下げられがちなクランクや、

ブレーキも含めてコンポは全て105。ブレーキは重要な部分でコストダウンしてもらっては困るので、ここも105というのは大切なポイント。
ロードバイクを手に入れたので、あとは空気入れやヘルメットなどの必需品を揃えて走るのみ。
モチベーションを上げるために、1月に開催される「美ら島オキナワCentury Run 2017」に早速エントリーしました。初めての参加だし準備期間もほとんどないので、今回は一番短い50kmのコースに参加します。