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思いつきファイル(見えないネット編)

2009-10-07 13:32:10 | Weblog
良くあることで、どこかで誰かが新商品や新しいテクニックを発表した時に、『あれは俺も以前考えていたんだよね』なんて言う奴を良く見かける。わかりやすく言えば、もたもたしているから先を越されただけのこと。そうなってからそのことを実行するなら完全に二番煎じ、悪く言えば『マネをした』となってしまう。いかに思いついたことを素早く実行し形にするかがポイントです。私が20代~30代の頃、我武者らに働き、寝る時間が1日3~4時間しかなかった頃、忙しい時に限って「良いひらめき」や「発想」が沸くものでした。ひらめきたったそんな時でも忙しさに流され、気がついた時にはすっかりそのことを忘れてしまう。そこで私は会社のデスク内側にA3サイズのクリアファイルに『思いつきファイル』と書き貼付けた。忙しいとき、ふと思いついたアイデアやこれは面白い!と頭に浮かんだことをその時にメモに書きとめそのファイルに放り込んでおく、そして少し時間が出来た時にそのファイルからメモを取り出し実行へ移した。忙しい時の方が良いアイデアが出るもので時間を使って何な良いアイデアがないものかと考えてもなかなか出てくるものもありません。そんな思いつきファイルから今では日本全国あたりまえのように業界の人がおこなっている一つのテクニックがあります。

それはこれ! バルーンアーチです。(リリース・ドロップ)



昔、バルーンリリース行なう際、バルーンを溜め込むネットは凧糸以上に太いひもで作られてました。「ネットの中に入った風船」別にそれでもいいじゃないの!そう思う感覚の人はそれで良い。私はネットに入っている風船ではなくもっと風船を前面に出したかった。鮮魚店で売っている、すじこのようにね(笑)単なるこだわりに過ぎませんがそれをこだわりたかった。
見ないネットを作りたかったのです。

そんな考えを持ってから、当時(今でも)東京でも畑の多い足立区を歩いている時に畑に鳥除けのネットが張ってあるのが目にとまった。『これだ!』早速、足立区の農協に行きそのネットを購入、10坪用(3.6m×9m)3.6m側を合わせテグスで縫い合わせば1.2mの円筒形×9mになる20坪用は1.2m×18m。両サイドを巾着のように絞れば出来上がり、風船を中に詰め込み5mも離れればネットはほぼ見えない、20mも離れればまったく見えない。簡単に書いてますがこんな発想で見えないネットが完成したのです。その後、あまりにもネットの素材が切れやすいのでナイロン系の極細を使い現在のネットは出来上がりました。
その防鳥網を使っての第一回目の懐かしい写真が出て来ました。デビュー作です!



コカコーラボール(1987年11月29日)国立競技場、アメリカンフットボールでのハーフタイムショーでトラック一周このアーチで囲みバルーンリリースを行なった。(この新たな一歩のデビューも私の聖地、国立競技場でした)

たまたまこの試合を観戦していた浦安の巨大テーマパークの課長さんが『あのバルーンは何に入っているんだ!』あの業者を捜してすぐに呼びなさい・・・・・ここから私とミッキーのお付き合いが始ったのです。22年前の話です。

次回の『思いつきファイル第2段』はこれも今ではバルーン業界のウエディングシーンにおける定番アイテム、スパークバルーンを生み出した時の裏話でも書いてみたいと思います。
スパークバルーンとは大きな風船の中に小さな風船を仕込み大きな風船を割ることで中の小さなバルーンをリリースしたりドロップさせたりする特殊効果的演出バルーン(バルーンアトラクション)です。