
高い金を出してディープソケット買いました。
2007年式?XC600の内部です。最近のMARZOCCHIとは違い、カートリッジダンパーは密閉ではなく、オイルバスの中に浸かって外部ともオイルのやり取りをするので、動きは大らかで非常に気持ち良いのが特徴です。
最近のMARZOCCHIが失ってしまった美点です。

リバウンド最速

リバウンド最遅。こうやってオリフィスの穴の大きさを規制することで抵抗を増やしてスピードを調節します。つまりやりすぎると負担が一気に増して壊れます。
何事もほどほどです。
それにしても現在オイルバス構造のフォークってFOX32シリーズくらいになってしまったような気がします。潤滑や冷却のうえで有利な構造なんですが、重くなるので廃れちゃったんでしょうか。
つぎに、マリオさんのリアショックが修理から戻ってきたので、取り付けました。

見た目は殆んど新品のようです。そして動きはウルトラスムーズです。
ちょっと感動しました。フォークをオーバーホールしていて思うのは、新品から乗っていって、初期の渋みが取れてなじみが出て、それからオーバーホールした後が一番調子が良い時期になります。
今回このリアショックは非常にたくさんの内部部品を交換しているので、なじみの部分ではまたやり直しになるかと思いますが、本当にスムーズです。