~ラテン語をゆっくりと自習するブログです~
PAGINA DIADUMENIANI
Latin for Beginners_2294
【本文】
Mox taurum vīdit ac sine ūllō metū cornua eius corripuit.
【新出ラテン語句】
corripiō
【コメント】
本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。
○ Mox taurum vīdit ac sine ūllō metū cornua eius corripuit.
(訳)
まもなく彼は雄牛を見かけると、何の恐れを抱くこともなくその角を引っつかんだ。
(解説)
ac は atque と同じ語で「そして」の意味ですが、ここでは、前の節を受けて「~すると、」と訳してみました。
“sine +奪格”は、「~なしに」の意味です。
cornua eius は「その(= 雄牛の)角」の意味です。cornua は cornū(角)の複数対格ですので、ヘルクレスは雄牛の両角をつかんだものと思われます(Latin for Beginners_964, 965 参照)。
corripuit は corripiō(つかむ)の直説法能動相3人称単数完了形です。
-初学者のためのラテン語-
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