映画を見に行って草臥れて寝たら、起きれなくなった。
その映画が”これ”。
「こんな夜更けにバナナかよ」 筋ジスを患い、日に日に衰える自分を
奮い立たせた鹿野さんのお話し、大泉洋主演。
ずいぶん前に、菊池の筋ジスのグループのコンサートを見に行ったことがある。
筋肉が弱って、次第に何もできなくなる・・・という説明が理解出来なかったことを
覚えている。
鹿野さんは、学生たちにボランティアを呼びかけ、自分を支えてくれるよう計画
生活の場には常に10名以上のボランティアが待機、食事、入浴、生活の細々とした事まで
支えている。 舞台は北海道、北大の構内『クラーク会館」と鹿野さんの部屋。
そんな中、夜更けに「バナナを買ってきて」という要望、
・・・なんて我儘なんだろう・・・と思いながら筋を追う。
しかし、健常者と同じ要求して何が悪い、鹿野さんは動じない。
1990年代に障害者のボランティアの先駆けを作った鹿野さんだ。
大泉さんの演技が迫力があった。 もちろん、恋話も織り込まれていた。