どら猫日記

どらの目を通した気持ちを綴ろうと思います。

懐かしい時代の終わり

2019-08-26 14:45:54 | エッセイ

    

   令和元年の夏も終わりに近づいた。

   可愛がってくれた従姉の死で、戦後を駆け抜けた日々が終わる。

   台湾に旅した父と出会った唯一の人であった。

   引き揚げて、田舎で苦労して暮らした彼女の家族に

   助けられた日々であった。  小学、中学時代は夏休みに宿題を

   教えてもらったり、昆虫採集を手伝ってもらったり、

   たまさか、父の話を聞いたり。

   ・・・・・貧しかったけれど、私にとっては「古き良き時代」である。