日に日にさくら模様が変わる。
今朝、歩いた時は少なかった花が
帰りには昼の気温の上昇に
かなり開いていた。
この分では、今度の日曜日
満開を迎えるかもわからない。
花見を計画している私にとって
天気になればよいが。
校歌「なでしこの歌」
いつ聞いても懐かしく、誇らしい歌である。
戦後の混乱の中で、先生方が苦労して
作られた校歌だ。
母校に出かける度に校歌の合唱が聞けて嬉しい。
今年も卒業式に参加して、この歌を始め、
全校生のドラマのような卒業式歌、
五、六年生による記念合唱を聞いた。
コンサートに来ているようで、
とても癒された気分で帰途についた。
なでしこは つつましき花
みちのべに おそるるごとく
においさく けだかき姿 けだかき姿
なでしこは ゆたかなる花
まいあそぶ ちょうのやどりに
みちあふる やさしきかおり やさしきかおり
なでしこは たくましき花
あらしふけ ひでりもつづけ
またかおる たゆまぬ力 たゆまぬ力
なでしこは 碩台の花
なでしこを わがまごころの
あらわれと 咲きほこらせん 咲きほこらせん
映画「明日への遺言を見て
久しぶりに映画を見に行った。
話題作「明日への遺言」だ。
主人公岡田の役が藤田まこと、
追求する検事役がマクイーン二世。
まことのとつとつと語る語り口が
役柄にマッチして、素晴らしい。
また、マクイーンをみると
往時の 父マクイーンを思い出して
懐かしかった。横顔はそっくりだ。
静かに流れる法廷のシーン、
更に巣鴨プイリズンでの日常。
この映画で 当時日本人被告に
弁護士がつけてあったこと、
アメリカ人弁護士が、懸命に岡田のために
弁明していたことを始めて知った。
さすが民主国家アメリカだったのだ。
この事実を知って嬉しかった。
国立博物館へ
久しぶりのバスの旅。
大宰府の国立博物館に行った。
山の上の別天地で、珍しくいちいち説明を読み、
歴史を振り返った。
漢の金印の時代や蒙古襲来の時代が甦った。
阿弥陀仏に手を合わせ、仏の顔の表情に時代の
空気を感じた。 やはり歴史は面白い。
私は、世界史が好きだったが、日本の歴史もまた、
不思議が一杯だ。
観覧後、動く歩道とエスカレーターを利用して
大宰府天満宮に降りた。
梅は今が真っ盛り。
門前町で美味しいコーヒーを飲んで帰途についた。