どら猫日記

どらの目を通した気持ちを綴ろうと思います。

木山の彼岸花

2014-09-29 14:07:17 | 

       秋の空

   またまた、彼岸花を見に行った。  益城、木山の寺中へ。

       

   西原への木山川の河岸にぎっしり、彼岸花。

       

   クロアゲハが、行く道をついてきた。

   最後に目の前でご挨拶して、飛び去った。

   帰りに、木山城址赤井城址をまわった。

   木山城主は木山弾正の従兄弟だったとか、歴史は面白い。

                       


「彼岸花」を見に

2014-09-23 16:48:50 | 

          

     矢谷渓谷の近くの番所に棚田と彼岸花を見に行った。

     

    車を降りると、見事な彼岸花の世界、田んぼの畦道を歩きながら、

    小さい頃の原風景に思いを馳せる。

        

    行けども、行けども棚田の頂上は遠く、途中で諦めて下る。

     

   萩あり、クリありの秋の野山を楽しんだ。

   帰りに、矢谷渓谷をまわり、おにぎりとやまめの塩焼き、更にだご汁。

   お昼はお腹一杯!

                      


元気って、いいな

2014-09-22 09:39:58 | エッセイ

            変な天気

          

     今回は、「九曜杏」で、おしゃべり会。

     食事も少しずつで、中高年向きかな?

     食事のあと、コーヒーとデザート、

     話はつれづれ、ニュースから旅情報まで。

     「今朝のアイスランドのスパ、見た?」

     これで通じるから嬉しい。・・・やはり仲間だ。

     十月は、魚を食べに天草旅行に決まった。

     ・・・・元気でね、で別れた。

                     


筑後川の昇開橋(大川)

2014-09-18 09:07:03 | 

          

 

    きっかけは、鰻を食べに柳川へ。  時間が早いから大川に足をのばした。

    目的は、筑後川の昇開橋

     

    歩いて渡れば、佐賀の道の駅、惣菜を買いに行く人も多い。

    勝鬨橋は見たことがあるが、昇開橋は始めて、

    現存する国内唯一の昇開式可動橋

    30分に一回位、昇開、係の方の説明を聞いた。

     

    昼は、若松屋の鰻、道の駅「みやま」南関「塩山商店」経由で帰る。

                         


いにしえの恋は

2014-09-14 14:51:34 | エッセイ

       

     古今和歌集で恋歌は、淀みなく続くが、

     いにしえ人は、時間を持て余していたのでは?

     ちょっと、ひやっとする句を見つけた。

         恋ひ死ねとするわざならし むばたまの

               よるはすがらに 夢にみえつつ

     恋死に・・・なんて剣呑な、現代の私たちには生活の事で

     頭は一杯で、そこまで突き詰めて考えるゆとりはない。

     ところで、姓の制度を作ったのは、天武天皇だとか。

     大伴宿祢家持の宿祢のことで、八色の姓について教えてもらった。

     上から  真人、朝臣、宿祢、忌寸、道師、臣、連、稲置 の八つ。

     古今和歌集の講義、楽しみな時間である。

                     

 

     


「海賊とよばれた男」

2014-09-11 13:42:26 | 今読んでいる本

       

       

      待ちに待った本である。  本好きの友の回し読みで

      やっと順番が回ってきた。

      戦後のどさくさ、駐留軍の闊歩する時代を知っているからこそ

      国岡店主の苦労が分かるような気がする。

      自分の店の店員を首切ることなく、商売を続けたことは凄い。

      従業員を家族の一員という日本的な企業体系は

      日本の成長期の底力だった。

      ・・・安心して働ける時代でもあった。

      お互いの生活をかけた苦労があってこそ

      乗り越えた時の達成感は大きい。  ・・・

      大和魂の由縁でもある。

      最近の「金」にしがみつく生き方、  彼はどういう風に見ているだろうか。

      国の為に、米軍と渡り合い、大手の姑息な生き方を嫌い、

      今、下巻を読み進んでいる。

      「海賊とよばれた男」  上、下巻   百田尚樹著   講談社版

                        


静寂の2時間50分

2014-09-10 09:13:28 | 映画

      

     2時間も静かに過ごすのは困難なこの頃、

     久しぶりにゆっくりした自分の時間を過ごした。

     「大いなる沈黙へ」・・・グランド・シャルトルーズ修道院のドキュメント。

     撮影申請16年後、やっと条件付きで撮影開始、

     音楽、ナレーション、照明なし、監督1人のみ、

     フランス・アルプスの山の中での、男子修道院の生活記録だ。

     様々の儀式、蝋燭の火の明るさ、天空の夜空の荘厳さ、

     急斜面に建つ修道院の全景は、天空の世界だ。

     もくもくと、祈りに捧げ、自制した生活は

     凡人の私には近づき難い。

     戒律の厳しさで知られるカソリックの世界だ。

     以前、バチカンで出会った日本人修道士を思い出した。

                    


矢部の八朔祭

2014-09-07 10:04:32 | 

       

     通潤橋の八朔祭に始めて行った。 熊本から御船経由で1時間半以上かかる。

     山間の町の大きな祭り、椎葉の祭りに通じるところがあった。

          

     先ずは、水のシャワー、橋の用水路から1年に1回、八朔の日に放水がある。

        

     橋の上の放水口と橋の下のミストのシャワー、豪快この上ない。

             

     道の駅前の屋台で、焼きそばや焼き鳥を買って、食事。

     ベンチが少なくて、場所を見つけるのに往生した。

     矢部、浜町の町中は、屋台や豪華な出し物飾りで賑わっていた。

      

     町内や職場の有志が時間かけて製作した作品である。

     今日、日曜日パレードがあり、作品の審査もある。

      

    山里の「晴れの日」、町中が一つのことを手掛けることにより、纏まっているのかもしれない。

    町を歩くと、宿や食堂も多く残っているのに、びっくり。

    大型ショッピングセンターが近くにないからこそ、生活に必要な文具店や書店が

    残っているのかも。   日向往還の宿場町、いい旅だった。

                                   


「世界の果ての通学路」・・・ON THE WAY TO SCHOOL

2014-09-05 10:31:02 | 映画

        

     お話会の仲間に紹介されて、見に行った。

     世界には、厳しい中でも勉学を志す子供たちがいる現実が

     身にしみて分かった。 日本の子供たちは余りに恵まれて

     その恩恵を軽んじているように思えた。

      

     ケニヤの兄妹は、草原の道を2時間半かけて学校に通う。

     象の群れは危ないので、避けながら、

     水入りのボトルを手に、原野を、道なき道を駆ける。

     国旗掲揚の当番の兄は遅刻しないか、気が気ではない。

     しかし、二人の登校を待って、学校が始まった。

     彼は、医者になりたい夢にまい進中。

 

     アルゼンチン、パタゴニアの兄妹も2時間以上かけて

     馬で学校に通う。  何もない原野で、中間点の祠に赤いリボンを結び付けて

     兄にしがみついている幼い妹も必死。

     町近くで、やっと馬に乗った友達に出会えた。

 

     モロッコの女の子たちは、月曜に町の学校に向かう。

     歩いて、4時間かけて、籠に生きたニワトリを入れて、歩く。

     がたがたの岩だらけの道、お互いに思いあいながら。

     途中で車に声かけるが、なかなか乗せてくれない。

     しかし、ヤギの乗った荷台にやっと乗せてくれた。

     先ほどのニワトリとお菓子を市場で交換。

     寮での彼女たちのおやつなのだろう。

 

    インドの3人兄弟は、兄を車いすに乗せて、1時間半かけて通学する。

    壊れかけた車いす、弟二人で、ガタガタ道を行く。

    途中、川の中を渡ったり、タイヤが外れたり、

    トレーン車が道を塞いでいたり、

    出会う人々は誰も優しい。

    学校に着くと、仲間たちが出て来て、普通に手を差し伸べる。

    彼は、医者になって自分のような子供たちを助けたい、と言う。

 

    何れも、10歳から13歳の子供たち

    しかし、みんな明るく、自分を見つめている。

    夢に向かって、生きている。