半世紀過ぎて、同級会の温泉旅行。
菊池水源を覗いたり、蓮祭りに立ち寄ったり、
そして、平山温泉で優雅な交歓会。
中学校が違えば、全く出会わなかった仲間。
「あれ、誰ね?」・・・
「俺はいじめはせんだったど。」
出るは、出るは「武勇伝の数々」
伝書鳩を失敬して連れ帰ってみると、
いつの間にか飼い主の元に帰っていた、なんてことも。
しかし、学校が水害の時は一番に駆けつけた仲間でもあった。
昔の悪餓鬼は人情があって、
悪さをする相手も、悪さの手加減もわきまえていたようだ。
痛みも知り、人情も持ち合わせ、
弱いものは守り助け、強い理不尽なことには立ち向かう。
悪餓鬼道に幅あったように思う。
古き良き時代だったのか。