どら猫日記

どらの目を通した気持ちを綴ろうと思います。

映画「万引き家族」

2018-06-16 09:15:57 | 映画

      暑くなりそう

  暇ができた時に行かなきゃ、と思って「万引き家族」を見に行った。

  今の日本の問題がたくさん詰まった映画である。

  普通に生きている者にはなかなか考えられない家族の生き様を

  よくピックアップしてあった。

  狭い部屋に3世代の大家族、おばあちゃんの年金が頼りの生活。

  お父さんは事故で働けなくなり、母さんは人員削減で辞めることになり、

  食っていくには、家族で万引きせざるおえないぎりぎりの生活。

  そんな中で繰り広げられる日常茶飯事、

  そこに可哀そうな女の子登場、更に複雑な関係になっていく。

  最後は、厳しい現実が待っている。

  

  私も職業柄色んな家庭を見てきたが、これ程まで酷い家族には会ったことはない。

  まさに、大都会の谷間の見放された生活だ。

  行政も手が届かない、あるいは裕福に育った行政事務の人たちには見えない世界だ。

  そんな人たちをどのように手立てしていくかが今後の課題になりそうだ。

  カンヌでパルムドール賞を取った意味深い作品。

                  


「知の湧水」を読む

2018-06-11 09:54:06 | 今読んでいる本

           台風の影響

   洗濯物が乾かない、嫌な天気が続く。 なかなか動けない、

   こんな時は本でも読もう。

   今読み上げようとしているのは、

   「知の湧水」   渡部昇一著   ワック(株)版

   辛口のエッセイ集だが、彼は英文学者で、硬派の批評家

   最後の章に、昭和天皇が終戦を機に退位されずに、

   戦前、戦中、戦後と続いたことが取り上げられていた。

   「昭和」が続いたことによって、私たちの心の安泰が保たれたのではないか。

   又、頼朝が、清盛の義母、池の禅尼の助命願いで助けられた後

   周りの側近たちに、出家しないように進言されていたことも

   知らなかった歴史上の事実である。

   だから、本は面白い。

             

   


運動会を覗きに

2018-06-05 20:31:07 | 

     爽やかな暑さ

   日曜日に、新幹線で「運動会」を見に行った。

   物好きの類かな? 

   

   

   子供たちはみんなテントの中だが、保護者は周りに立っての観戦、

   運動場の周りには、個人のテントが一杯、ちょっとびっくりした。

   

   ほんの一時間の間に、運動場の真上を飛行機が通る。

   こんな中で子供たちは勉強しているのかな?

   沖縄、普天間基地近くの小学校の子供たちの気持ちが分かるように思えた。