前略、大宮アルディージャさま~♪-本気で上位を目指すのかー

大宮アルディージャに伝えるべき事は、伝えていくブログです。
さいたまダービーは、大宮公園サッカー場で開催支持派!

前略。大宮 張監督が求る本質は、粘り&執着?女性客に支持されるサッカーを観て ナビスコ新潟戦

2009年03月26日 | 試合の感想
こりゃ新潟より寒いのではなかったでしょうかあ?スタジアム観戦に行かれた方々、お疲れさまでした。
参上した方々は、勝ち組ですね(笑。

アルビだかカルビだか知らないですけど、しっかりたいらげちゃいましたね。
昨夜でアルビに対するイメージをちょっと変えてしまった。。。
プレイヤーズボイスで石原が、私たちのためにコメントをしてくれているのに
アルビ?カルビ?のコールで、打ち消しに入った。石原が何を言っているのか
全くわからない(悲。という妨害をしたから、最後はその石原にやられるんです。

世の中、よく出来ている!

さて。
アルディージャを応援された方が、本当お疲れさまでした。あの寒さの中、
そしておまけに通り雨がまた憎らしいくらいに降ってきまして。

今回ちょっと視点がずれるかもしれませんが、
私の印象は、「多くの女性客が楽しんでいる」もしくは
「女性の応援者がわくわくしながら観戦している」という事です。

昨日7800人くらい入場されたのでしたっけ?
それにしては、盛り上がった雰囲気が会場内にありました。
あの悪天候でも、なんかわくわく感が充満していましたよね。

なぜなんだろう??とずっと思案していました。
またこれは今シーズンはじまって、私が張監督のサッカーの
魅力を探る答え探しでもあるんですけれども。

なんとなく視界が開けてきたように思います。

以下雑感でもありますが。

サッカーマガジンが指摘していた通り、ハードワークの継続が
できるか、どうかが鍵ですよね。

昨夜も実際に前半と後半途中では、中盤と前線からのプレスが
できなく、相手中盤を自由にプレーさせていた時間帯がありました。
パスコースを限定するなどの守備はしていましたけれども、やっぱり
力強い守備を欠いたシーンも。

だからアルビもアルディージャ選手の頭を越すプレーをしたりして。
土岐田は結構やられていましたね(笑。でもいいですよ、それで。
土岐田には今、経験値をあげる時期ですからね。彼に関しては
試合開始前に、冨田に俺がいるからどんどん上がれ、みたいな
指示をもらっていたし。後半開始前には主税にポジショニングや
自分が上がった場合のスペースを把握するなども指示?を
話しあっていたし。積極的に前線へ駆け上がるシーンは随所にありましたら
良しとしましょう。

ハードワークを続ける。これ現象としては、縦へ走るとかショートカウンターとか
ありますけれども。もしくはそれを7秒ルールとかコーチングするとか表現されて
いますけれども。

私が思うに、「裏のルール」もしくは「コンセプトの本質?」というか。
張監督が求めている本来のもの、というのは。実は別にあるんじゃないか?とも
思いました。つまり7秒以内でゴールできることが素晴らしいのではなく、ただ相手DFラインの
裏にすばやく放り込むのが偉いのではなく。もっと別のものを「選手たちに身に付けてほしい」と
思っているのではないか?と感じています。

それは何か?そしてその「何か?」とある一定レベルで身に付けていないとタイトルには
手が届かないもの。そして今までのアルディージャに一番足りなかったもの、であるように思います。

なんでしょうか?

これは私の勝手な想像ですが、「粘り強さ」だと思います。もしくは「執念さ」だと思います。
確かこれは張監督も記者会見のどこかでコメントしていた事に思います。「我慢?」でしかっけ?

とにかく執着する事。ゴールへの執着であり、ボールを追う執念であり、得点されても同点もしくは
逆転する粘り強さだと思うのです。
逆に言えば、簡単に諦めない。簡単にボールを追うことを止めないという事であり、フィフティのボールは
必ず自分のものにするという意思が必要という事に思えました。

実際に後半をはじめ、得点できる雰囲気があった場面では。
小学生のサッカーじゃありませんけど、ごちゃごちゃボールに群がる場面がありました。
まるでラグビーみたい。でもあの場面で、どうしても自分たちのボールにしたいと思う選手が
多いほうにボールは来るんですよね。なんかドラマ「スクールウォーズ」の滝沢先生じゃありませんけど、
信じてボールを追っかける人間にしか、ボールは転がってきたり自分の処には来ないと。

その積み重ねが勝機を自分たちに手繰り寄せることができると思うのです。

最後まで諦めない。そのために動き、走る。相手の前に身体を張る。献身的に動く。
その代償としては体力面と気力面の減退。そうとうタフな戦い方である。美しくない。
でも勝負に勝つとは、そういう部分もたぶんに含まれることを張監督は感じてほしいのかもしれないと
思いました。

昨夜の決勝点の石原ゴールは、執念のゴールでしょう。場合によっては「事故」にも見えるゴールですけど(笑、
でもゴールはゴールであり、勝利は勝利なんです。こういうのは技術だけの問題じゃない。まあ実際に藤田にしろ
石原にしろ、拍手が出るようなトラップ技術を見せてもらいましたけど。それだけじゃない。執念ですよね。

粘りや執着がない選手。これが張監督の根底にあり、スタメンやベンチ入りの基準に思えます。技術や過去の実績の
問題ではない。勝利への執着を日頃から表現できる選手。それがいまのスタメン組みなんでしょうね。


そういう思いにいたり、過去の韓国代表戦をかのうな限り見ました。やっぱり張監督は監督人であり、韓国サッカーのDNAが
入っている。力強い。正面からの攻撃に1VS1で対峙しても負けない。もしくは負けたくない。技術より走力。
追われるより、常に追う立場。時には誰かを怪我させるほどの「ラフプレー」に映るプレー。でもそれのどれもが力強さと
勝負にかける意思だと思うです。

(脱線しますが)
偶然ではありますが、ここ数年の韓国は野球もそうですが。。。慢心があるのでは?と。どうして韓国が強かったのかと(過去に
しています)想起するとき、それはやっぱり日本を倒す、日本を追っかけるという意思でやってきたと思うのです。あらゆるジャンルで。
しかし実際に日本より結果を残すジャンルも増えて、悪い意味での余裕が韓国国内にも生まれてきたように思います。
それはまるで日本がバブル景気で「いい気になっていた」時期みたいで、韓国も慢心しているような感じがするんです。
定期的な日韓戦は止めて世界と戦いたいとか。日本はもう追うべき存在じゃないとか。そうやって慢心や余裕が生まれた結果が
スポーツだけじゃなくて、経済にもどこにもひずみが来ているのかな?と。ACl韓国のクラブが根こそぎ弱いのも、今の国民性の
反映もあるのでは?と最近感じます。

ここで何も韓国批判をしたいとかじゃないですよ。むしろ私は韓国は好きだし、一緒に協力して行きたいと思っている。
偏見ですが、中国よりは風土が理解できる範囲が広いと思っています。張監督が来てから、なんども挫折してきたハングル語を
再入門しようと思っているくらいです。

張監督を見ていると、もう一度過去の強かった、力強い韓国気質を、盛り上げようと感じるんです。それを今はアルディージャで出来ないのか?と。
そんなサッカーが楽しいのか、好みにあるのか?は個人の趣向によりますけれど。少なくとも「シンプルで単純なもの」もしくは「分かりやすいもの」は
理解するための垣根を低くできる要因はあるので、良いと思っています。

話しを遡れば、「女性客が盛り上がっている」と書きました。全ての女性客がサッカーに精通していないとはいいませんけど。私の皮膚感覚で
私のような「サッカーバカ」ほどの予備知識も興味もないと思っているんです、だいたいの女性たちには。

4-4-2がどうだとか、あの選手の特徴はどうだとか、対戦相手の分析だとか、システム論とか。あの選手の凄さと男性が永遠に語ったって、
女性は「凄いー」の一言で終わってしまうというシーンありますよね(笑。それなんです。非難ではなく、それがいいんです(笑。

女性ファンたちは、そんな戦術論は求めていない。勝利するか、しないのか?ただそれだけにかかっているわけでしょ。たまにはイケメンの追っかけも
いるかもしれないけど、それだってゴールするか、しないのか?という単純な構図を求めている。華麗なパスワークで崩すとか、そういうものに美を感じるは
男性ばかりです(笑。

そう考えて来ると、今年の張監督のサッカーは、「女性たちでも理解できる。とても分かりやすい試合」をしている。そして結果がついて来る試合であるという事です。
で、そのサッカーが面白くないのか?というとそうじゃない!実際に90分観戦していて、わくわく感はあります。
それは以前私が求めていたわくわく感とは、質が全く違いますけど。(どちらかというと日本代表戦のW杯予選に近いワクワク感です)

でもつまらなくてはない。多くの方は張監督のサッカーには、異論反論があるでしょうが。以前にも書きましたが「勝敗に拘る」サッカーをしていると私は感じているので
まだ静観しながら、応援し愉しみたいと思っています。勝てばうれしいわけですから。内容がなくてもね(笑。

ここから先は、分析専門の方々にお任せしますけど、ここままでは上位クラブにずたずたにされるディフェンスもありますよね?



これからいろんな方のブログを巡回して、試合感想なんぞ読ませてもらおうと思いますが。女性客が、もしくは初めてサッカーを観たサッカー知識や
サッカー教養がない方でも喜んでもらえる「原点」のサッカーを張監督がやり、そして結果として負けていないという事実に
何か味付けしようと思い、書いてみました。

大分戦でどうなるのか?わかりませんけど、楽しい試合のあり方には様々あるんだなあという発見が自分の中にできただけでも、今シーズンのアルディージャは
楽しめそうです。みなさんは、どうですかあ?因みに私はカテ1ですけど、結構みんな楽しんで応援していましたよ。

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2 コメント

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行きました! (tomotomo)
2009-03-26 19:40:02
はじめまして!

サッカー大好きな子どもを持つ母です!
3年くらい前まではサッカーって何人でやるの??って感じの私でした。
子どもが行きたいと言ってついて行ったアルディージャの試合(駒場)生まれて初めてのサッカー観戦・・・

すごーく楽しかった。
あのなんとも言えないスタジアムの雰囲気・・・応援・・・

それから子どもと一緒に少しずつスタジアムに足を運ぶように・・・・

確かに難しいことは分からないのですが・・・
ホントにわくわくします。
若い選手などは母の気持ちで応援してしまいますしベテランの選手は頼れる憧れの先輩のように感じます。

さすがに水曜の寒さと通り雨はテンション下がりましたが・・・

これからも大宮アルディージャ応援しに行きます!よろしく!!!

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やはり女性ファンの力は大きいです。 (前略。大宮)
2009-03-27 12:26:05
tomotomoさん

はじめまして。コメントありがとうございます。なんでもそうなのかもしれませんが、サッカー観戦は実際にスタジアムに行かないと、あの興奮度が感じられませんよね。テレビ観戦オンリーなんてもったいないですからね。

tomotomoさんみたいに、実際に来場してサッカー好きになる女性たちが、アルディージャにはもっともっと必要に思っています。

今年のアルディージャは、常に相手ゴール近くからプレーが始まりますので、得点シーンが増えますよね。それがワクワクに繋がると。それが90分のうちに何回も訪れる。これは誰がみても楽しいです。

しばらく大宮公園サッカー場では、試合がありませんが、また多くの女性客がアルディージャの試合を楽しみに来てくれると、盛り上がると思っています。
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