前略。大宮 要求は鋭角からゴールマウスに入れる事とロングボールを送る勇気を養う事。vsヴィッセル神戸

ヴィッセル神戸戦。スタジアムに行かれた方々、お疲れさまでした。そして今日、東京マラソンを走られた方々もお疲れさまでした。

今回もお隣だった森さんだったり、大野勢太郎さんやら、山本昌さんだったり。デニスのコールでみんな身を乗り出しながら、探していましたね。ゲストも多数でした。

え～～さて。

ヴィッセル神戸戦の録画も観ました。試合の感想、そして良い点＆悪い点は、選手本人のブログや、試合分析ブログ様たちが詳細に書かれていますよね。そちらに譲ります。

私の印象は、「マト様」さまさまです。昨日の試合だけを観て、解説陣やらプロ？のサッカー関係者に言われるまでもなく、マト様は世界レベルに思う。もしくは「丁寧なプレー」をする選手なんだと思う。そして「無駄を削ぎ落としたプレー」をする選手なのかもしれないという印象です。

ピッチ上のミルコ・クロコップ？みたい（笑。

おそらく大宮アルディージャで一番、インターセプトした後のプレーが無駄じゃない。むしろ得点できる機運が高まる選手に思える。今回も結構あったり、特に後半のプレーでは、マト様の「気の効いたフォロー」がなかったら、ずるずるやられていたかもしれないシーンが多数。。。

彼はアルディージャの伝説になるかもしれない。


それはさておき。試合を通じて気づいた点。

やっぱり中盤に入った選手をはじめとして、ロングパスの精度は、マト様くらいになってほしいと言う事。そして積極的にロングパスがする勇気がほしい。後半の立ち上がりにも、早十がロングパスを出せる機会がありながら、主税だけを走らせる結果に終わり、惜しいシーンがあった。。。おそらく今年のアルディージャでは、相手DFラインの裏を征するためにロングパスもしくはフィードが多くなるかもしれない。だったら、アルディージャの最終ラインからフィードするだけじゃなくて、中盤でボールを奪えたら、そのまま相手陣内奥深くに２０メートル以上の、正確で早いパスを出すべきではないだろうか？と。

ただ実際にはぽよ～～～んとしたパスしかなく、スピードさより正確さを優先したロングパスが目立つので、躍動感や俊敏さなどがチーム全体から感じられない。
それが私としては、物悲しいというのか不満足というのか。


それともう一つは、鋭角な場所からでもゴールマウスにシュートを入れる技術を磨いてほしいという事。今年みたいに、相手敵陣奥深くからゲームをスタートさせるのであれば、チーム全体が前へ前へと圧し上がる傾向がある。一番は、前線の選手たちで相手ペナルティエリア近辺でのプレーが目立つようになる。これはとても良い事で、得点の確率はピッチ中央より高い。しかし前に行き過ぎるあまり、上がり過ぎて自分たちの動くスペースに窮屈さを感じるのである、スタンドからは。

そこで、まず。サイドに行った場合は通常クロスだろうけど、それも無理な場合があるのでやっぱりシュートでしょう。コーナーキックになる場合もあるし。もし仮にシュートを選択したら、ゴールマウスに入れる。キーパーははじく。そこへ中央あたりに攻め上がっている複数名の選手たちが押し込む。それが一つ。

もうひとつは、主税や渡部も見せたけど、ドリブルという選択。
何も攻めるという事は縦だけじゃない。横にスライドする事も可能なのだ。
以前にも書きましたけど、メッシがよくやりますね。縦へ素早く抜け出したり、ワンツー使って前線に抜けるけど、ゴールラインを超えてプレーはできない。断崖絶壁を一緒。じゃあどうする？？

目的なゴールする事であれば、当然、縦から横へとスライドしなちゃいけない。状況によってはそういうプレーをしてもいい。実際に渡部はそれをして、ヴィッセルを混乱させたし。渡部やデニスが得意とする、このプレーはもっとやってしかるべき。ゴールに向かって斜めに行く。左サイドからゴールに向かえば、左を選択すれば縦へ、右を選択すれば、内側へ切り込み、ゴール正面へ。それに連動する形でオーバーラップや止まって自分でクロス、もしくは中盤の上がりを待ってパスなど。いろんな選択肢があると思う。

そういう「形」や「型」がチーム全員に浸透してくれば、もっと面白いゴール前になると思う。

今年のアルディージャは、私は望むワクワクとはちょっと違う。でも誰かが言われた通り、「得点の匂いが充満する」期待感という意味では、面白いかもしれない。
単純なもの程、面白いかもしれない（笑。

水曜は新潟戦である。予習をしてスタジアムには駆けつけたいと思う。メンバーは総入れ替えかもしれないけど、それも良し。期待してスタジアムに行きたいと思う。