前略、大宮 本田と中田の対談。これは見て価値あり。ゴールした者しか評価される舞台に立てない！

みなさんは、もちろんご覧になったと思われますが、どうですか？そうです、今夜のテレ朝の番組です。


ようするに、日本VSオランダ戦の番組宣伝なんですが、それにしてはサッカー好きの視聴者には満足の行く内容ではないでしょうか。番宣としては、あまりに貴重な内容？？


中田英寿と本田の対談。多少、シナリオライターが書いた内容で進行したのでしょうけれども。彼らが語る時の目の動きを見ていたら本心も語っているのかも、と思える事でした。

メモしてもいいコメント、ありましたよね？

得点した選手しか評価されない。

これ真実です。特に海外と日本国内での評価は、得点する事が大前提であると。
この事は、セレッソの香川と乾を比べても分かる事。誤解のないように、私は両方とも好きな選手であり、乾に関しては高校生時代から話題になっていた選手。

だから２人のプレーにはお金を払っても見たいプレースタイル。しかし２人には大きな差がある。それは日本代表に選ばれたか、どうかにも関係しているが。

何故香川は海外からお金を出させて、乾はセレッソにいるのか？
それは得点数だ。

全ての評価は、得点できるか？なのである。もしくはどれだけ得点したのか？なのである。
よって得点しない選手は、評価に値しないという視点を、応援する側や観る側は持つ必要があると思われる。


上記の対談で印象的だったのは、練習時から本気であるという事。海外での事情を伝えた事。同時に、海外情報は
日本国内では「畏敬」と見られる傾向があり、それが心理に影響し、チームとして斑ができる、という事も話題になった。


また、わがままであれ。という事。中田曰く、わがままな人間は、バカか最高の選手か？になると言う。
イチロー的に言えば、我が儘は許される環境があり、我が儘を出すのであれば、結果を出さないといけない、という事だろうか。

逆に言えば、結果を出さないなくていいのであれば、もしくは中途半端な評価であれば、今の日本代表くらいでいいわけですね。もしくは現状のJリーグでいいわけですね。

また本田曰く、海外では１VS１で勝ち抜く事を大前提とすると。そこからチーム内での競争が始まり、ポジションを勝ち取って行くと。これも必要。


もう一つ、本田を見た時、日本人的ではないな。という印象。悪い意味ではなく、なんかうれしい感じが私としては感じた、中田以外では、釜本さんだろうか。蛮族という言い方がいいかわからないが、日本人的ではない処に打開策があるというのは思える。

釜本さんは言う。「私はサッカーを巧くなろうと思った事はない。いかにゴールを決めるか、だけを考えていた」
誇張はあるだろうけれども、絶対に必要な事。勝つ事、それはゴールする事。

スペースがあれば、シュートを打つ。当たり前の事。先日の村上の豪快なゴールも、そう！
前にスペースがあれば打つ。

海外サッカーがこんなに開放された日本ですから、お金を出せばみんなが見られるし。このプログを覗かれている方も海外サッカーを見ているだろうが、そういう方たちなら当然の事だろうけれども、前にスペースがあればシュートを打つ。
こういう事は私もそうだが、何年も映像で、しかも毎週見ている方が多いはず。だから日本人の多くの人が、日本の海外サッカーを見る多くの人にとっては、２メートルのスペースが前にあればシュートを打つ！！

見る側には当然の事が、プレーするには当然ではない。。。それは海外でプレーすれば当然になる。。。
この歯痒さ。。。もちろん、大宮アルディージャを応援する者として、そういう事を実践してくれないアルディージャにも歯がゆい。。。



最後に、中田もそう、本田もそう。過去の自分のプレーを「言葉で再現」できますよね。これは哲学している証拠。自分の課題があり、自分の哲学を持ち、意識して生きている証拠。
言葉で再現できないプレーは。。。それ以上は書かない事にします。


番組の意図は、どうであれ。私は貴重な番組を見れたと思います。まだ見ていない方は、どなたかに借りるか？ネット上で探してください。