前略。大宮アルディージャ。。。「中途半端」の連鎖 勝利を遠ざけたもの。。。vs横浜Fマリノス戦

本日は、雨だろうと曇りだろうと現地で観戦でした。。。
しかし。。。また同じ事を書くようになるとは。。。

４月１２日のブログの再現か？と思う内容です。相手は、マリノス。天候も雨。。。

昨日のブログで、勝てそうな予感をしてましたが現実は全く違っていました。

「全てが中途半端」という事です。

これは大宮アルディージャもそうですし、横浜Fマリノス側もそうだったかもしれません。全てが中途半端。もしかするとお互いのファン、サポも中途半端だったように思います。

既に公式HPに試合後の感想などが掲載されているが、うんんん。どうなんだろう？？
今日の試合は、勝てただろう？というのが私の感想です。今日のFマリノスなら勝てたはずです。
それを「勝利から遠ざけたのは」誰なんでしょうか？


あまりにネガッてもしかたないのですが、大宮の選手たちは、レアンドロに感謝するべきです。勝利も敗北もチームで行っている以上、決して一人の選手による活躍や失敗ではないのですが、局地戦での積み重ねが、９０分だとしたら
レアンドロの仕事に救われた場所は多々あったし、その救った場面というのも「負け」に直結する場面だったからこそ、私は「感謝」と表現したのでした。確かにレアンドロもミスがありました。そのミスが負けに直結しなかったから、結果論なのかもしれませんが、彼はミスを自分の行動でリカバーしてました。

（サッカーは、ミスのスポーツだと思っています。プロスポーツに置いてこんなスポーツはありません。
ミスを前提とするスポーツ。私はそう思っています。だからミスはミスとして試合中に大仰に責める事はできません。
なぜなら終わりのホイッスルが吹かれるまで、時間は連続しているのですから。だからこそミスを挽回する方向に思考して行動する事が大事なんだと思うのです。しかもより早く、行動に移すという事なんですよね。）

最初に戻って。中途半端という事ですが。大宮アルディージャがミスに繋がったほとんどが、「中途半端な判断」による結果に思えます。「これくらいでボールが外に出るだろう」とか「ここに出しておけば、誰から取ってくれるだろう」（この誰からという不明確も問題だが）とか「このへんのエリアへボールをあげれば、誰かが決めてくれるだろう」などの、「だろう症候群」が蔓延してました。これは横浜側も同じで、そういう意味では両チームともダラダラした内容に思えました。。。

明るい事で言えば、「雨の日といえば、江角」という事でしょうか。荒谷のアクシデントもありましたが、しっかり無失点にしてくれました。ファン感謝祭の水の滴るなんとかを体現してくれてよかった。何度かボールに触れ、リズムを取り出してからは声も出ていたし、良かった。


そして。勝てたかもしれない試合と表現したのは、後半の３０分くらいでの出来事があったからです。
まあ試合全体を観ても、中断する部分も多くぶつ切り試合で、ふぉあふぉあした時間だったんですけど。後半に、相手Gk榎本が、治療かなにかで中断した時がありました。その時に、ピッチを含めたスタジアム全体が、薄く感じたんです。

ピッチ上のオレンジの選手たちは、覇気がありませんでした。主税が拍手をして鼓舞してましたけど、広がりません。なぜなら（これは私見ですが）主税自身が、集中力を欠いていたように思うからです。雨だからでしょうか。疲れていたからでしょうか。皮膚呼吸ができないからでしょうか。主税以外に選手から、あの時間帯に「もう一押し」という空気が作られていませんでした。何故なんでしょう。

同時にそれは私たちの居た、メインスタンドとバックスタンドの上段にも感じました。圧力というか選手たちを「もう一押し」する空気がありませんでした。完全にピッチ上の選手たちに試合の行く末を任せた形です。これも雨だからでしょうか。前半からモヤモヤする試合を観させられたからでしょうか。声や音を出すのは、クルヴァだけなんでしょうか。彼らは屋根が付いているから声や飛び跳ねる事が出来たんでしょうか。これはFマリノス側もそうでした。
そのようなフィフティな状況で、あともう一押しを自分のものにするには、やっぱり何かが必要なんでしょうか。

この議論になると「（あのような状況で）選手たち自らが勝ちたい空気を出すべきだ」なのか。
いや、「あの場面だからこそサポやファンが動くべきだ」というのと、ニワトリと卵論争になってしまう。。。
どちらにしても、両チームがいまの順位にいる理由は、今日の試合を見ても明かです。。。

それと。。。ロバートの決断はいつも遅い。。。早十を入れるのであれば、なぜ後半３０分で入れない。残り５分でのミラクルを彼は望んでいたんだろうかあ？彼は映画監督なんだろうかあ？というのは、上記のふぉあ～んとした空気の時の、ロバートを観てましたが、ずっと座っていました。。。悲しい。。。あの状態を観たら何かを感じるでしょう！！何かを察するでしょう!
朝の５分は１０倍にも１００倍にも大事というが、後半残り１５分を過ぎてからの５分というのも同じ位、大事なのに。。。

結果的に、負けなかったから良しという論調になるでしょう。勝ち点１を得たのでプラスに考えるというコメントが出るかもしれませんね。

でも私は違います。選手たちから、勝ちたかったが結果が出なくて悔しい的なコメントが出たら、賛成しかねます。。。
だってもう少し動けたと思うのです。終わりに「勝ちたい」という想いがあれば、絶対に動けたと思うです！！だから悔しいという言葉で、自分を正統化して逃げないでほしいと思います。

来週は、G大阪です。普段通りのプレーと心がけであれば、負ける事はないと思います。相手として勝利の確率は未知数ですが、負けない公算は大きいです。中断前の試合です。しっかり試合をしてください。あの名古屋戦を思い出してください。あの浦和戦を思い出してください。今日の試合と何が違いますかあ？そしてG大阪と何が違いますかあ？

私は、来週もスタジアムへ行きます！