1955年生のあれこれ

人生50年を過ぎても、その好奇心旺盛な性格で、いろいろ綴っていきます。

就職が決まりましたⅡ

2008年12月17日 08時57分11秒 | Weblog
この1年、本音を言うと苦しかった。
特に、この夏からの4ヶ月間。

明るい性格として認知されていますが、
核のところは結構暗い性格かも。
小さい頃、マンガを描くのが好きだったように、
自分の世界にこもりがちな性格です。
小さい頃、身体が丈夫ではなかったこともあり、
外で遊ぶタイプではなかったのです。

それでも幼稚園の発表会では隊長役で主役だったし、
小学校の誕生日会では、「その後のシンデレラ姫」などという
自分達で考えた喜劇で脚本・演出・主演をこなしたし、
中学の気象天文部では、全校巻き込んでの徹夜天体観測会を仕切ったり、
高校文化祭では、生と死をテーマに伝説となった前衛劇で自殺する主役をやったりと、
出たがり性格の一面を十二分に発揮していました。

しかし、無職になり、
暗い性格が前面に出てきて、
外出することはめっきり少なくなり、
自ら知人・友人を訪ねて就職相談をすることもありませんでした。
しかし、周囲の元上司、先輩、同僚から後輩に至るまで、
多数の人達から声をかけていただき、お世話になりました。

TVで解雇され就職活動している人達がカメラの前で
「この社会で必要とされていない人間なのではと思ってしまう」などのコメントを聞くと、
そうだなぁと思ってしまう自分がいました。
さらに妻からは「バイトでもして稼いでよ」と言われ、
バイト求人に応募するも、ことごとく不採用の返答があり、
本当に「必要とされていない人間」を感じていました。

そんな中、転職した知人のお祝い会があったのです。
「他人のお祝いより、自分の就職を探しなさいよ」という言葉を背に出かけました。
辛かった。でも、出たがり性格を無理やり前面に出して振舞うのです。
その会で久し振りに出会った知人からの紹介で、今回就職が決まりました。

益々厳しい環境かもしれません。
しかし、諦めず、
「必要とされていない人間」と感じながらも、
重くなりがちな腰を上げて、
出て行きましょう。
必ず、陽は射す。そう信じて下さい。

いろいろ妻には言われましたが、
1年を実質支えてくれた妻に深く感謝。