1955年生のあれこれ

人生50年を過ぎても、その好奇心旺盛な性格で、いろいろ綴っていきます。

試験シーズンに突入です。

2009年01月17日 22時03分43秒 | Weblog
今日から共通一次試験が始まりました。

もう10数年も前になります。
わが息子が中学受験の年を迎えていました。

自分自身は、幼稚園と大学を除けば、全て公立で過ごした。
大学も公立が受かっていたので、
もし幼稚園を公立だったら、
「全て公立!」とか言って、公立大学に行っていたかも。

そんな男親なので、中学受験なんて、全く思いも及ばず、
母親(妻です)が盛り上がって受験に駆り出していた姿には賛成していなかった。

だから、「願書提出なんて協力しないよ」と言いつつ、
朝4時起きで受験する中学へ向かう。
日の出前の薄暗い街を抜けて、
まだ開いていない学校玄関前には、もう既に10数名の列が。

2月1日の当日は、ビデオ撮影しながらも、
頑張って、と応援する父親になっている自分がいる。

合格発表も見に行く。本人は別の学校受験中。
終る時間に校門のところで迎える。
「受かっていたよ」
「見に行こう」と言うものの、
「家に帰りたい」
幼稚園の公文から始まり、
日能研で遊び盛りを過ごし、
この時に終了の鐘の音を聞いたのでしょう。

全国の受験生。
幼稚園から大学まで、がんばれ!

高速道路1000円

2009年01月16日 23時27分49秒 | Weblog
詳細を理解していません。
なぜ、東京と大阪という大都市を除いた、
高速道路の料金が安くなるのですか?

恒常的な渋滞で悩まされているのは大都市圏のカーユーザーでしょ。
箱崎や池袋線や新宿線等々、昔から比べれば改善されてきているのでしょうが、
相変らず、休日の東名は下り線で海老名を始点に渋滞しているし、
その先の首都高の渋滞は手の下しようがないのですかね。

我々の利用料金を使って、“無駄な”高速道路を作ってきたのでしょ。
タヌキが歩く高速道路とかですよ。

それを値下げするのでしょ。
何で、大都市圏のカーユーザーには恩恵がないのでしょうか。

月9 VOICE ヴォイス

2009年01月14日 22時45分32秒 | Weblog
今夜観ました。

昔、矢田亜希子のファンで、
キンキと出演した近未来ドラマで初めて見てのファンなんです。
石原さとみは、昨今気になる女優の一人で。
それに瑛太とくれば、これは観るでしょう。

謎解きの部分は少し甘い。
自殺者を受け止めて死亡する。
その発見された時のカタチがちょっと気になる。
ここから謎解きが始まる。
というストーリーは、過去何度も小説やドラマで使われた手法だ。

まぁ、そんな謎解きがドラマ途中で謎ではなくなっても、
このドラマには引込まれていました。

遠藤雄弥と佐藤智仁のカラミはちょっと臭さいけど、
いいじゃない。

瑛太の主演だったけど、
前面に出てこない演技で、
いつの間にか絶対的な存在感を示すことのできる俳優です。

篤姫では、ちょっと晩年の演技が追いつくことができなかった感、
というか宮崎あおいに力及ばずだったけれど、
(失礼だけど)この俳優陣の中では、圧倒的に存在感を持っています。

1話完結で、各回にゲスト俳優を迎えるのだけれど、
彼に対抗できるのは、
よっぽど大物俳優を添えるか
小日向のような完璧なバイプレーヤーでなければ、
単なる彼の引き立て役にしか過ぎないように思えた。

山田太一の「ありふれた奇跡」と競うのでしょうね。

小倉智昭さん

2009年01月13日 07時17分56秒 | Weblog
求職中はよく観ていました。
あまり好きなタイプの方ではありませんでした。
でも貴方の発言に、「違う」と思って
自分の考えをまとめる作業は、
社会復帰のための良いトレーニングになっていました。

その発言は聞いていませんが、
誤ったんですか。

こよなく相撲を愛していたことは知っていますよ。
どちらかというと私は反対の意見の持ち主でしたから。

朝昇龍の件でしたか。
「星、買えればいいね」でしたか。

前後に、どんな発言があったのでしょうか。
これだけ聞いても、
「朝昇龍よ!アナタが泥まみれで戦っている姿を見せることで、
昨年来からの相撲に対するスキャンダルを吹っ飛ばす絶好の機械がやってきた」
というメッセージに聞こえる。

私的には、「国技と呼んでいるす競技の危機を“外国人”に頼るのか」
と思う。

まぁ、私の意見はどうでもいいが、
相撲協会から抗議があったそうですね。
協会幹部も身体は大きくても、気持ちはちっちゃいですね。

そして、本場所、いつにも増して
「朝昇龍ガンバレ」という声援が飛んでいるではないですか。

小倉智昭さん、
貴方の発言を肯定しているわけではありません。
ただ、これによって番組を降板する意志があるとのこと。
私の脳トレのためにも是非辞めないでいて下さい。

電車広告

2009年01月12日 22時21分53秒 | Weblog
久し振りに手ぶらで出勤した。

近年、電車に乗ると文庫本を読んでいた。
なぜなら週刊誌の中吊り広告に目が行くと
そこには不景気感漂う記事ばかりで、
「求職中」だった自分自身には
とてもツライ記事タイトルが並んでいたからなのですが、、、

その前は、中吊り広告を見ることが好きだったし、
車窓から見える風景も好きだった。
特に、多摩川を越える時に見える冬の富士山は
格別なものだったから。

本当に久し振りに手ぶらだった。
だから、自然と電車内の広告に目が行く。

ところが、以前は隙間なく並んでいた車内広告が
隙間だらけなのだ。

正月が終って、次のサイクルへの移行期間だったのかもしれないが、
それにしても少なくなっていた。

ここにも本当に景気の減退を感じた。

コードブルー スペシャル

2009年01月11日 19時11分40秒 | Weblog
楽しみにしていた。
のですが、
ちょっとガッカリかな。

電車脱線事故現場の再現は、
前回最終シーンの
高速道路トンネル崩壊事故の再現と同様
本当に大掛かりなロケで、
スタッフの力の入れ方に感心していました。

山下はじめ、出演者が同じで、
全体構成は期待通りだった思うけど、
脚本か演出か
ちょっとガッカリ。

各出演者とも、前回から半年経ち、
それぞれ忙しかったのかな。
何となく、やっつけ仕事みたいに、、、
シーン毎に雑な面が見え隠れした。
(実際は制作に3ヶ月以上かけていたそうだけど)

戸田が、心臓外科研修医とやりあう冒頭シーンや
手術後に、からむシーンとか
山下が、祖母を見送るシーンや
柳葉を見送るシーンとか
新垣が、現場で冷徹な判断をするシーンや
エレベーターで泣き崩れるまでのシーンなど。

治療シーンや事故現場でのリアリティを高めるため
全スタッフが全力を傾けているという雰囲気は伝わるのだが、
緊張感とスピード感で展開するドラマだけに、

ところどころ“気が抜けている”というか
ちょっとガッカリな感じがした。

派遣労働に思うⅥ

2009年01月11日 10時36分49秒 | Weblog
今朝の日本テレビに、
元派遣社員という人達が出演していた。
現状の窮乏を訴えようとしていたのだろうが・・・。

徳光が、ハローワークに登録されている年齢別の求人件数をフリップで示し、
「実は、働くことはできるのでは?」
という問いかけに、

ほとんどの求人が
「派遣社員なので不安がある」のでイヤだ?!
派遣契約打切りを通告され、
ハローワークに求人を探しに通い、
“派遣社員募集だったからイヤだ”って?!
今日の食事に困るほどになるまで、
“派遣社員募集だったからイヤだ”って?!

この緊張感のなさ、ほとほとあきれ返る。

日比谷公園に行けば、
どこぞのボランティアが炊き出しをしていて、
食事にはありつける。
日本は豊かで良かったね。

さらに、
ほとんどの求人が
「資格や技術を求められる」って?!

2年半前、宅地建物主任者研修で一緒になった54歳の男性は、
某自動車メーカーの派遣労働者だった。
彼は一念発起し、
宅地建物取引主任者資格の後に
ファイナンシャルプランナー2級の資格を取った。
どちらも合格率10数%の試験だ。
さらに
日商簿記2級や
ビジネス実務法務2級
損害保険募集人資格
を約1年間で取得している。
参考書購入(ブックオフで買っていた)と
受験料を捻出するため
タバコと酒を止めていた。
そして昨年11月に派遣契約が打ち切られたが、
2月より某大手損害保険会社の調査員として
契約社員として採用された。
昨日、連絡があり、来週飲む約束をした。
派遣切りされた人達を取材するシーンで、
タバコを吸っている方達、いますよね。
タバコ止められる?

さらに、
「福祉住宅は都内は一杯で、空いていても千葉の奥とか、
都心まで1時間半もかかる」って?!
私は、過去に
約2時間かけて千葉まで通い、
50代でも1時間半かけて通っている会社員なんてざらですよ。

聞けば聞くほど
「甘い」!
緊張感は全くなく、
真摯な態度もなく、
ただ自分の怠惰な履歴を責任転嫁し、
悲壮感に浸っている自己に陶酔しているだけ。

坂本総務次官ではないが、
「本当に働く気があるのですか?」
というか
「本当に生きる気があるのですか?」
と問いたい。

寺島実郎さん 時給1000円って!

2009年01月09日 23時31分45秒 | Weblog
日本総合研究所所長の寺島実郎さん
本日の報道ステーションにご出演なされていらっしゃいましたね。

日本の企業は、その業務を平準化することに注力して
誰でもできる仕事を作り出した。
だから、その仕事に携わる人は取り替えることのできる
単純な仕事となっている。
そこに携わったのが派遣労働者で、
だれでもよく簡単に変えられてしまうのだ。
という趣旨の解説をされていらっしゃいましたよね。

今の産業構造を解説されていらっしゃり、
良く理解できました。

しかし、理解できなかったのが、
このような仕事を称して
「時給1000円の仕事」とおっしゃっていましたよね。

寺島さん、今時、時給1000円の仕事っていったら
誰でも変えることのできるような
簡単な作業労働ではありませんよ。

寺島さん、あなたも某国の総理大臣と一緒で、
400~500円のカップめんを食べている人種なのでしょう。

理論では一流なのでしょうが、
生活者としての感性は三流以下ですね。

あなたのような「研究者」が
日本をミスリードしてきたということがよく分かりました。

ワークシェアリング

2009年01月09日 06時46分41秒 | Weblog
10人で100台作っていたけど、
50台の生産減になったので、
5人減らす。
ではなくて、10人で50台を生産する。
だから給与が半分。

このワークシェアリングの考えに、
業界の賀詞交換会等で取材を受けた企業トップは概ね前向きな発言だった。
まぁ企業としては痛くも痒くもないし、
「雇用確保」という点では世間に顔向けできる。
しかし、本音は違うと思う。

この考え方は、人間が歯車のごとく、同一能力を有しているという前提で成り立ったている。

10人のうち4人が14台/人の生産能力を持っていれば
4人分の給与で50台生産力を維持できる。
本当はこの時期、能力の差に応じて生産効率を上げたい考えているはず。

そして、もっと言えば労働者側が納得するか。
どこの自動車メーカーの労組でも構わないので、
正社員の労働を減らし、もちろん給与もリンクして減らし、
その分を契約が切られた派遣労働者とワークシェアをする試みに挑んで欲しい。

さらには、どこぞの役場では、残業代分を別の労働者に回すことをしているそうだ。
ちんたらと、残業代を稼いでいた役場の役人達が
残業しないように“しっかり”働いている姿が見えるようだ。
さらに、その残業代を道路補修工事の労働者給与に当てているというケースを紹介していた。
レポーター「誰でも、直ぐできる仕事なんですか?」
役人「はい、機械がやってくれますので、誰でもできます」
おい、おい!じゃ、今までそんな簡単な仕事を
高給取りの役人がやっていたのか?
税金返せ!

派遣労働に思うⅤ

2009年01月08日 13時19分58秒 | Weblog
トヨタ九州は1100人の人員削減をして200人雇用する。
将来的には正社員の道もあるらしい。
景気が回復した時の人員確保らしい。
200人雇用します。を強調したかったのだろうけど、
900人が職を失う。の方が印象強い。
最近のトヨタさん、姑息な感じがするんですけど。

「まじめに仕事を探していない」発言
やっちゃいましたね。
撤回することないのに。本音でしょ。
麻生首相だって、
ハローワーク視察した時に求職者に向って、
「何かありませんかと言うんじゃ仕事は見つからない。
目的意識がないと雇う方もその気にならない。
何をやりたいか決めないと就職は難しい」って、
コメントしてるじゃない。
坂本発言に比べれば、
これ若い求職者に直接言っているだけ重いんじゃない。

麻生も坂本も思っているのよ。
“あんた達、派遣で自由な生活を謳歌した時があったでしょ。
そのツケが回ってきたのよ。
これからは真面目に仕事に取り組むことだよ”って。

もう麻生政権も終演だから、
この際、徹底的に本音トーク爆発させたら。
結構、人気回復するかも。