1955年生のあれこれ

人生50年を過ぎても、その好奇心旺盛な性格で、いろいろ綴っていきます。

電車の乗り方

2008年12月22日 23時21分32秒 | Weblog
本日、またまた東京で飲む機会があり、
出かけました。
夜10時の下り電車って、混んでます。
意外と混んでました。

ところが、ホームに入ってくる電車を
窓から覗くと、奥のほうは、
まだ吊革が空いている状態でした。

そうだよな、記憶の中ですが、
この終電前の時間帯って、意外と空いていたよな。
と思い返し、
ドアが開き、乗り込みました。

ところが、出入り口のスペースに固まって動かない人々がいるのです。
電車に乗り込もうとする時、
まずは出入り口の左右で踏ん張っている人に、行く手を阻まれます。
電車のドア2枚分のスペースで乗り込もうとしますが、
踏ん張っている彼らによって、実際の幅の2/3ほどになってしまい、
まず渋滞を招きます。

それから、奥へ入ろうとすると、
その入口で吊革に掴まって、踏ん張っている人がいます。
彼らは例外なく、カバンを背負っていて、
背中合わせに、そのカバンで奥への道を塞いでいるのです。

無理やりに通過しようとすると、
そのカバンが引っかかり、容易には進めません。
それでも、何とか奥へ侵入できると、
かなりのスペースが空いています。
おかげで本をゆったりと読むスペースが出来上がっていました。

しかし、彼らのブロックで、各駅から乗車してくる人達は、
本当にラッシュアワーのように圧縮された世界を耐えているのです。

ある駅に到着する前にブレーキがかかり急停車しました。
当然、乗客達は左右に大きく揺れました。

その時、あの背中にしょったカバンで
行く手を塞いでいた2人が、目の前につんのめって来たのです。

その時、彼らの手にしていた物は就職情報誌でした。

キミ達を採用する企業って、、、。
採用する側になって、あらためて感じた電車の中のできごとでした。