1955年生のあれこれ

人生50年を過ぎても、その好奇心旺盛な性格で、いろいろ綴っていきます。

昨日、ペット葬儀社が取りにきました。

2008年12月25日 07時06分25秒 | Weblog
ペットオフというらしいです。
こんなに悲しいものなのでしょうか?
ある人曰く、
親より子供が先立つと同等の悲しみ度合いだそうです。

我家の一員は、
我家の歴史を全て知っていると思います。
家族のだれもが、
彼の前では秘密はなかったと思います。
他の家族に秘密のことも、彼の前では告白し、
秘密の電話をし、秘密の動きをしていたことでしょう。

そして、彼は天国へ。

就職が決まるのを待っていたかのように
急速に体力が落ちて行きました。

彼がいたからこそ、
この1年間厳しい就職活動を戦いぬけたと思います。

ひとりで、PCに向かい、
人材エージェントから不採用のメールを受信し、
ひとりで、郵便を見て、
送り返されてきた履歴書を手にしていた。

その時に傍らにいてくれたのが彼でした。

本当の悲しさを見せたのは、彼の前だけでした。

履歴書の数は20枚以上に及んでいます。
もちろん応募した社数は50社を超えています。
もっと多くの方達も入ると思いますが、結構しんどいです。
そして、こんな苦しんでいる姿はだれも知りません。

それでも、頑張ろうと思い続けてこれたのも、
彼と、この秘密を共有していたからだと思います。

今、心より感謝しています。
そして愛していました。
ありがとう。