ディープインパクト@まこっさん

まこっさんの心の叫び(ハーツクライ)をどうぞ。

60回目の広島原爆の日

2005-08-06 | 色々な行事
朝から近所のお寺で
「非核・平和の鐘を打つ集い」があり
僕も参加してきた。
全体では50人を越える人が来ていて
おそらく過去最高の人数ではないだろうか。

僕も精一杯の思いを込めて鐘を撞いた。

今年5月に行ったN.Y.でのNPT会議の報告も
少しさせていただいた。

昼前からは立命館大学国際平和ミュージアムで行われている
「第25回平和のための京都の戦争展」の見学に行ってきた。

僕の勤める会社では、全社員に見学を呼びかけている。
もちろん自由参加だ。8割ぐらいの人が参加していた。
戦争展期間中は地下の常設展示も見学無料だ。
リニューアルされた展示内容は以前より良くなっている。
より平和を願い、加害の事実からも目をそむけない展示になっている。
コーナーの片隅に著名人からのメッセージもある。
立命館大学卒業生の女優小林綾子さん(おしんの人)のものはあったが
この春卒業された倉木麻衣さんのはなかった。残念。
今からでも書きに来てくださいね。

うちの会社の有志で作る
ねぎプロジェクト (憲法9条を守る会)は
コーナーを作り展示をし、ミニ人形劇までされていた。
そのパワーに脱帽。準備された皆さんご苦労さまでした。
僕ももう少し積極的に手伝わないといけないなと反省。

ところで気になる記事を発見。
黙とう:甲子園で広島代表校が提案、高野連が制止
皆さんはどう思われますか?

8月6日と9日、15日とでは
持つ意味合いが違うと思う。
ましてバックスクリーンには日の丸がなびき
開会式では「国歌」斉唱だ。
高校生の思いのほうが純粋なのではないのだろうか?
戦後60年。
まがりなりにも「戦争」という名で
日本人は一人も殺し、殺されなかった。
その重みを考え、受け止めよう。

広島や長崎の被爆者の方に
話を聞く機会が何度かあった。
彼ら彼女らの口から出てくる言葉は
凄いメッセージがこめられている。

「原爆を作った人も、落とせと命令した人も、
落とした人も、最初は憎んだけどみんな許す。
二度とこんな苦しみを、
自分達以外の人に味わさないと誓うのなら。」

「報復」からは、さらなる憎しみしか生まない。
許すことから始める。すばらしいことだと思う。

今日はそういう人たちのこと、
過去に起こした色々なことについて
加害も被害も考える日なのではないか?

高校生の発言に少し明るい未来を見た気がする。
一度や二度でめげるなよ。
来年も平和な中で高校野球ができることを願ってますぞ。