
寒さ厳しき数日前に、ひとり山道探検隊?(@空見ろトーコ)が行った、とある神社でのお話をご紹介したいと思います。例によって、名称等は出しませんので悪しからずデス^^
道に看板の出ている方へと車を走らせてみました。次々、看板の示す方へと車は曲りくねります。出てくる看板は比較的新しめでしたが。
さて、車のすれ違えない山道に入りました。矢印の示す方向へと進んではいるのですが、両サイド杉林の中、この先大丈夫だろうか?との一抹の不安が。
しかし、その道路状況からして戻るわけにも行かず、行くところまで行くしかない。。との判断で進みますと、急に視界が開けました。神社の駐車場は、杉林が切り開かれ砂利が敷かれた広い場所にございました。

ズラ~ッと 入り口事務所の軒下に 干し柿
(※帰りに二本分けていただきました 紐一本に10個付いています 保存用)
向うの方に人が見えましたので、恐る恐る近づいたところ神官さんでした。頼みもしないのにすぐお茶を入れてくださり、お茶菓子もどうぞどうぞ~と言われました。煎餅の賞味期限は大丈夫ですから~なんて、なかなか面白そうな人です。

足元は撮らないでね^^;
コレだから!と足を上げて お茶目にスニーカーを見せる神官さん
この山道ですからね、怖くなって途中から引き返す人もいますよ、と言う。神社の由来や何かを少し訊いてから、この杉林を歩いて登ると何かありますか?との問いに、いえ特に何もありません、ただ頂上に出るだけです、と。
たまに来るのは、湧き水を汲みに来る人です。ホラ、あのように。見るとポリ缶を持参の人が車でやって来て、水を汲んでいます。「ご神水」は山のどこかから湧いてくるそうで、夏でも枯れることがなく、水温は一年中14度だとか、年に一度水質検査もしているそうです。

ご神水の言い伝え とってもまろやかで美味しい水でした 感謝♪

ご神水 岩にはまだダイモンジソウ(大文字草)が咲いていました
神社は寛永年間にここに遷されたなど。聞いてもよく分りませんが、おそらく日光二荒山神社の関連だろうと思われます。

無作為に「さざれ石」を写す 特に意味はないけれど 顔?みたい
こちらの神社で責任のある方は・・と問えば、一応私ですとのお答え。へぇ~、若そうなのにこの方が。。。
私とほとんど同年輩なのかと思ったのですが、お年を聞くと10才も年下でした(笑)しかも独身で、なかなか出会いがないンです~と言うので、それなら神主さんお見合い!お見合いがいいですよ!なんて、くだらないことを言う私。
いやそれがね、お見合いしたけど駄目になっちゃってね~(笑)・・くだけた神主さんである。冬にこうやって外で火を燃やして、それで暖をとるのです、なんて言うと誰も来てくれる女性はいませんよ。でもね、ホントは事務所の中には、暖房入れていて暖かいのですけど。ハハハ。
まぁね~そういう素朴でエコな生活が好みという女性も、最近はいますから( ´艸`) (ゴニョゴニョゴニョ)

枝打ちした杉林の中に煙が昇ってゆきます

神官さんがふいごで吹くと どんどん燃えてくる 写真のためにリクエスト
そうこうとお話をするうち、駐車場に軽トラが入ってきました。氏子総代をされていたというオジサンでした。集落の氏子さんで一番偉いのだそうです。そう紹介されたオジサン「はいはい、私です。神社の小使いさんやってマース」って、もうやたら明るいのなんの。
思いがけずここで、1時間半も焚き火を囲んでの楽しい世間話を、盛り沢山させていただきました。牧歌的異次元の世界のようでした。
ちなみに後で調べましたら、神主さんは「宮司(ぐうじ)さん」とお呼びしなくてはいけなかったかも知れません。今日11月15日は雅楽の調べの中、「例大祭」が斎行されていました。お天気が、穏やかな小春日和で良かったです。

(ホント綺麗~♪ちょっとシツコイかも)
良い風景ですね。干し柿のある風景は良いですね。
秋らしい風景は紅葉だけにあらず。そんな感じです。
良い語らいの機会も得たようで、節々にその楽しい
雰囲気が伝わってきます。
さて、今朝はどんより曇り空。昨日までの小春日和
はやはり貴重な晴天でした。
いっそ、今の生活を捨ててトーコさんが嫁いだら如何ですか?きっと宮司さんも喜んでくれることでしょう。
笹泉、そのまま樽に詰めておけばお酒になりそうです。
水でも気分次第では酔えますよ。
焚き火は心まで暖かくしてくれます。
都会ではなかなかできません。
「まったり」した秋のよい時間が楽しめましたね。
賑やかな会話が聞こえるようでした。
焚き火~いいですね~~~
神主さん、ハンサムでしたか?
柿~大好きなんですよw。。。庭に1本植えたいくらい
湧き水があるなんて、いいところですね~
楽しく談笑されていた様子が目に浮かびます。
いい時間を持たれましたね
昨日とはうって変わって、今朝(昨夕から)は雨です。
こちらでは、軒先やベランダに柿を干しているのが目立つようになりました。
私の知り合いのところでは、お正月若い人が食べなくて、年寄りだけが少し食べるだけとかで、たくさんノコルそうです。
誰も食べやしない、と言いながらも毎年作って吊るしているようです。私は大好きなので、アワヨクバおすそわけしていただけるのを、手ぐすね引いて待っているのです(笑)
貴ブログの黄葉に、(大好きなので)ポプラ・・なんて書いて、失礼致しました。どう考えてもイチョウなのでしょうに。後で一人で嗤っていました。コメントをありがとうございました
帰ってからネットで調べると、宮司さんは皆さんに親切な方のようでした。いろいろと、面白いイベントもやっておられます。琴やひちりき、雅楽などにも挑戦されているようです。
笹泉、ホントお酒の名前にしてもいいかもです。「上善如水」上善水の如しというお酒もありますし(笑)・・字が違うかな?
間伐材を使った薪も、宮司さんが割っておられるのですが、暮れとお正月時分はかがり火なども焚き通しなので、積んだヒトヤマがなくなるそうです。
街中では、今は火を燃やすことがご法度ですが、この山の中ではOKらしく、一番の贅沢となっているようです。その後集落の人も集まってきて、いろんな珍しいお話が聴けました。
コメントをありがとうございました
神主さん?よく見るとハンサムかも。。
干し柿、二本頂いたので2千円寄進してきました。これは「新嘗祭」の時に使わせていただきますね、と宮司さん。
ご神水は、水の近くに竹で作った賽銭箱がありまして、そこに任意で小銭を入れるようです。私は小さなペットボトルに入れてきました。100円玉を見せると、それでは充分過ぎるくらいです、と宮司さん。 たいへん甘露なお水でした。東京からも、わざわざ汲みに来る人が居るそうです。
嬉しいコメントをありがとうございました
一般的には神官ですね。
宮司は神社の代表です。
神社には何人もの神官がいる場合もありますが、
宮司は神社に一人ですね。
「神社で責任のある」のですから宮司さんですね。
氏子という言葉がありますね、これに対して社家という言葉があります。
神官の家の者は社家になります。
何故こんなことを知っているかというと、我が家は明治まで、社家でした。
遠い昔の話です。
アップと関係ない話となってしまいました。
私も人間、宮司さんも人間・・・
色々な人がいますね。
捨て花宮司さんのようですね。
捨て花宮司さんのようですね。
↓
素敵な宮司さんのようですね。
失礼しました。
一人で何処へでも出かけられるのですね。
車を運転できるから、スイスイですね。
黄色いお気に入りの愛車は快調ですか~?
錦木紅葉とても綺麗です。うっとり・・・
日本海側への里帰りから帰りました。
相変わらず、綺麗な写真を拝見してます。
今日は親友の三回忌に呼んでいただいて、
次女と出席して涙…
その上、喪服のまま、
映画「おくりびと」を観て涙…
わたし等、どういう人種だろうと、
グチャグチャの顔を見合わせましたわ。
またお邪魔させていただきますネ