更年期をブッ飛ばした、不朽の名作「冬のソナタ」

2007-09-26 23:10:07 | こんなンで委員会
                 (”山のアナタ”がくれた、名も知らぬ白い花)

たまたま深夜につけたTVチャンネル。BSで、妙に不思議なドラマをやっていた。

昭和30年代によく見た、青春ドラマのような・・・。それにしても、いやに制服がダサイ。

ん?これは日本ではないな、どこかのアジア系ドラマだと気づいた。実はこれが、後に
大ブームとなった韓国ドラマ、「冬のソナタ」と私との出会いだった(ジャ、ジャ~ン!)


ペ・ヨンジュンが、まだ世間から「ヨン様」などと呼ばれなかった頃である。ここは、
よく押さえておいてもらいたい。私は、「ヨン様」以前にファンだったのである。
「ヨン様」以後の、絶叫追っかけの方々と一緒にしてもらっては、困るんですぅ(笑)

・・・まぁ、アタマの中身はたいして変わりませんが、念のため。

とにかく、この「冬ソナ」は泣けるんですね。私の場合、初めペ・ヨンジュンは息子の
姿とオーバーラップしました。しかし、しばらくして、私の高校時代の片思いの同級生
に顔が似ていると思い、何の違和感もなく時空を飛び越えて、自分が女子高生に戻っ
ていたわけです。

また、流れてくる主題歌。リュウの囁くような、甘い叙情的な歌声とメロディが、苦も
なく涙を誘発します。まるで、パブロフの犬並みの条件反射。

一度このラビリンスにハマってしまうと、抜け出そうなどという意思は封印されます。
気持ちがいいほど涙を流せるのですから、カタルシスにどっぷりと浸かって、出る気が
しません。これは、たまりまへん。

放送時間になる前に、ビデオ録画予約、涙・鼻水用ボックスティッシュその他、準備万
端整えて、TVの前に正座。さあ、泣こうという時に、早寝の夫が二階から降りてきて、
キッチンで水を飲んだりしながら、チラ見する。ううぅ~、とっととハウス(二階)に戻って
~!と念じながら、死んだフリで”アサッテの人”になる私。

「フン、たいした男でもないくせに!」と、通りすがりにわざわざイヤミを言ってくださっ
て、せっかくの私のテンションに冷水を浴びせかけたりしてくれる夫(まぁあ!お宅より、
ず~っとず~っと、百万倍もマシだと思うけど・・・シッシッ!)

以上のように、ビデオも全編録画。何度も見返して、どの情景、あの場面、各出演者
のセリフのやりとりも、アタマの中にすべてインプット、完了。


世間が「ヨン様」にフィーバーし始めたときは、白けた気持ちで過熱する報道を見てい
ました。とても、きゃぁーきゃぁー言う気はなくて、そんなに騒いだら彼が可哀想だか
ら、即刻やめてほしいものだ、と思いましたね。

しかし、案じたとおり、過熱は行くところまで行ってしまった。現在では、韓国のロケ
現場も祭りの後のような、閑散とした風景になろうとしているらしい。

ブームはいつかは去る。その後の、韓流ブームの映画も、幾つかの秀作を除いては、
ストーリーが似たり寄ったりで、新鮮味がない。やはり、原点は「冬のソナタ」である。

チェ・ジゥもインパクトの強い女優だ。彼女だから、オバサンもあれほど泣けた、と思う。
チェ・ジゥファンの男性も多いと思う。日本には、ちょっといないタイプ。


私はドキドキワクワクすることで、更年期がどこかの山の彼方に飛んでいってしまった。

女どころか、人間である事さえ忘れかけていたのに、ありがたいことに、思い出させて
くれた「冬のソナタ」。ペ・ヨンジュンの「私のファンならば、すべて私の家族なのです」
との言葉に、心癒されたりして・・・。

ハイ、笑いたい方は大いに笑ってください。でも、家族(ファミリー)の一員なんですから
ね、こんな私だって。結構すごいでしょ、会ったこともないんだけど。。。(笑)




一日は小さな一生。だから今日一日を悔いの残らぬように生きる応援ヨロシク
                                  
                                          
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8 コメント

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ワタクシも、ハマリました (マキ)
2007-09-26 23:29:37
こんばんは、トーコさん。

ワタクシも、ハマリましたのよ、「冬のソナタ」

ワタクシは、ハマるのが、ちょっと遅くて、テレビ放映の途中からハマり、ツタヤでレンタルを必死で探して、観ました記憶がございます。それこそ、何かと一緒で、全てレンタル中。張り込みをして、誰かの返却を、ひたすら待ったことを思い出します・・・

ワタクシ以上に、旦那さまがハマリましたけれど・・・

ヨン様は、お出になられていないけれど、よろしければ、韓流ドラマなら「真実」、「秘密」をオススメします。寝不足になりながら、ワタクシ、観ましたわ

・・・

それと、日記@ブログランキングの更新情報が、表示されていないようですねワタクシのブログのコメント欄に、表示方法を載せましたので、ご覧ください。また、しばらくして、だめなようでしたら、また、ご説明いたしますね

返信する
めがね・・・。 (いしとも)
2007-09-27 01:29:59
そう、ワタクシも冬ソナ見てました…。
っつうか、テレビで見たのは、ほぼ終盤ころ。

んで、DVDボックスが売り出されてから借りて全部見ました~。

でもね、ヨンさまファンじゃないのぉ~。
ミニョンがいいのぉ~♪
ジュンサンはイマイチなのぉ~♪ 

長髪眼鏡じゃないマッチョ・ヨンさまはNGなのぉ~。
返信する
残念ながら・・・ (minoyuki)
2007-09-27 10:41:03
韓流ドラマの類は、一切見てないんです。

昔から、主人公がいじめられるとか

悲劇のヒーロー・ヒロインモノは苦手で・・・

しかも、少々ひねくれ者ゆえ

ブームには乗らないぞー・・・とばかり

背中を向けていましたから

思い起こせば小さい頃、“赤いシリーズ”を見ていて

山口百恵さんがいじめられるのが可哀相で

チャンネルを変えていた頃からダメでしたね。


ワタクシ、こう見えて(どう見える?)

案外、小心者なんですのオホホホホ~


それにしても、世の女性たちを

これほどまでにトリコにしてしまうヨン様って

やっぱりスゴイなぁ~

返信する
ほう~ (のっち)
2007-09-27 14:50:39
そうでしたか。

わたしは一話も見てないなー。
国産のドラマも全然見てない。

韓国映画は何本か観たけど、役者の名前も
ちゃんと覚えられず。。。

トンマッコルに出てたあの俳優さんが良かったなぁ。
返信する
だか~ら~言ったじゃないの♪ (トーコ)
2007-09-27 15:49:17
マキさん

極秘のイケメン捜査、いろいろと物入りですわねぇ(笑)

はぁ~、更新情報の方は、すでに諦めの境地ですわ。
「更新情報を出さない」という、もしくは「出せなくてもいい」という初志を貫徹せよ、との見えない意志の思し召しにより・・・なんのこっちゃいな?ですのよ

ごめんあっさっせ~~
返信する
ウォン・ビンはどうでしょうか? (トーコ)
2007-09-27 15:59:40
いしともさん

確か、最初にBSで、その後1チャンネルで、そのず~っと後、関連作品を民放で、という流れでしたわ。

ミニョンさんは、良かったですよね。ちなみに、名前だけの時は「チュンサン」です。姓と名前を通して呼ぶときは「カン・ジュンサン」と濁音になります。

そうそう、マッチョ系は私もどうかと思ってるの
返信する
ヨン様なら、セコムしてます! (トーコ)
2007-09-27 16:13:26
minoyukiさん

ええ、私もそんなタイプよ(←どんなタイプだ?)

ユン・ソクホ監督の四季シリーズ、「冬のソナタ」に始まって、「夏の香り」「秋の童話」「春のナントカ?(忘れた)」は、いちおう見ましたけれど、やはり、「冬ソナ」は超えられないわね。ふっふっふっ

大丈夫、苛められたりするドラマじゃないから。泣きたい(目のお掃除の)時なんかに、オススメでっす
返信する
ブームは去ったから、見て! (トーコ)
2007-09-27 16:21:45
のっちさん

私も、好き嫌いが激しいから~、この件は、たまたまよ、たまたま!(笑)

そう、のっちさん、たぶん作り物系がおきらいだから・・・ドキュメンタリー系が好きそう

チャン・ドンゴンなんか、シリアスでいいけどね
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