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 MY LIFE AS A FOOTBALL

ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

はなちゃんのみそ汁 2

2018年12月25日 | 木曜日のボール

タイトルをどーしよーかなー と思っていると、
新聞のテレビ欄に「はなちゃんのみそ汁」の文字が。
NHKのBSで、映画「はなちゃんのみそ汁」を放送すると。




あら懐かしい!
実はこの原作本を読んでえらく感動し、このブログに紹介したことがあった。
すると原作者の安武信吾さんから、わざわざ感謝のコメントが届き、恐縮した覚えがある。
あれからどのくらい経ったのか・・・はなちゃんも大きくなっているはず。
そこでちょっとググってみると、
なんとはなちゃん、10年経った今もみそ汁を作り続けているとのこと。
なんて子だ! 素晴らしいなぁ  
ひるがえってワタシときたら・・・_| ̄|○  比べちゃダメよ

現在15歳になったはなちゃん、12歳の時には本も出してる ↓↓↓
し、し、知らなんだぁ





しかもお父さんの勤務する西日本新聞で「15歳のレシピ」絶賛連載中だ!!
し、し、し、知らなんだぁ
ちょっと出遅れたが、「はなちゃん 12歳の台所」こりゃ買わないと。
不肖ワタクシも、みそ汁はほぼ毎日作っております。
ぜひ参考にしたいと。。。


さてタイトルで悩んだのは、
当初は女子サッカーのことを書こうとしていたからで。
レッズの高橋はなが、汗をかきかき走ってるのを見ながら
ここは「はなちゃん、がんばれ!」でいくか、と思っていたやさき、
冒頭のテレビ欄に目が行ったわけです。

というわけで、ここからは皇后杯の準々決勝へと話しは大きくサイドチェンジしまっせ。
ベレーザは仙台とやったのか・・・うん?
レッズの相手が仙台? あれ? 横山がいたから長野か・・・
もう忘れかけてるてーたらく^^ お年頃ね 

ベレーザは圧倒的で、阪口抜きで仙台を粉砕。
長谷川 唯は名前の通り、唯一無二の存在になりつつあります。
おっと、宮澤ひなたが途中で引っ込んでしまった。
ケガ? じゃないんだったら最後まで出してよ。彼女を観るのが楽しみなんだから。
植木もゴールは決めたけど、いまいち消えてるなぁ・・・
小林里歌子も後半登場して、まあ選手層の厚いことといったら。

レッズで目立ったのは若干18歳の高橋はな。
優勝したU-20ワールドカップではセンターバックで、
この日も出てた南萌華とコンビを組んで、ロングボールをことごとくはね返していた。
ワールドカップの優勝は、このふたりの献身的な守備が大きかった。
ヘディング、何発いったことか。

チームではFWで起用され、微笑みながらなぎ倒していく感じのドリブルが素敵。
ちょい体形(体重ともいう)が気になるが、最後まで走りまくっております。
U-17ワールドカップの時はトップだったから、
トップもセンターバックもどっちゃでも来いやです。



明るくぶっ飛ばす、高橋はなちゃんは後列右から2人目

18が柴田で、キラ10も健在。
残念ながら、長野風花!と猶本光は不在と。
ホントはいてほしい Wish You Were Here なんだけど。。。


さて、準決勝はこの2チーム、ベレーザとレッズが対戦する好カード。
で、も1試合はINAC神戸と千葉・・・だったと思う^^ 
吹田で13時からBS1が生中継するが、ご近所さんは観に行ってね。
準々決勝、なにが足りんかといえば観客の数でしたから。

行けない自分が歯がゆいわい。

というわけで本来主役のはずだった高橋はな、
別部門の安武はなちゃんに、写真のデカさで敗けちゃいました^^ 許せよ

 


心が整ってない頃の長谷部誠

2018年12月23日 | 木曜日のボール

生協の注文をネットでするんだけど、
柚子の値段が1個200円とある・・・にひゃくえん?

ほれ、見てみ 

わが家には腐るほどなってるぞ。
昼にとって、さっきゆず湯に入ったところだから、湯冷めはしないな。

まだ半分青い頃、ちょっと・・・いや、そこそこ女性的なオッサンがわが家を訪れ、
「柚子胡椒を作りたいから、少しゆずってくれないか?」と言う。 柚子だけに^^
チャリの荷台にはデカい買い物かごが装着してある・・・取る気満々じゃん^^
あちこちの家々の庭々を見て回ってるんだろうな。 
どうぞテキトーに取ってっていーよ。


さて本題へ。
あくまでワタシのお楽しみ
「蹴球日本代表監督史」シリーズ

来ました、いよいよオシム編です。
2006年 8月9日 国立競技場 対戦相手はトリニダード・トバゴ
国歌斉唱は・・・小柳ゆきさんです!
オシムさんを前に小柳ゆき、度胸のへそ出し、腰パンです!

さっそくメンツを ↓↓↓


 



無残に散ったドイツ’06の後、
「オシムって言っちゃったね・・・」の初戦。
当初13人だけしか招集しなかったやつです・・・オシムさん、ハナから皮肉を効かせます。

オシムさん、ベンチの天井に頭が届くもんで、かがんで登場の威容っぷり。
ついでに、ベンチには大熊と反町の姿が・・・懐かしいのぉ
大熊、オシムさんの前では自動的に直立不動、固まります^^
対して賢そうな反町、議論を戦わせている風情あり・・・顔で判断すな


※ オシムさんには敬称が付きます^^ 
   呼び捨てにはできない数少ないお方です。

12年前の試合を解説するのは、当事者のひとり坪井慶介。
坪井、怒ったことがないそうです。人格者やぁ
この試合でも削られてますが、まったく怒らず淡々と復帰します。

それに比べ長谷部はどうかというと、
人格者・坪井によると当時の長谷部は
「まだ心が整ってなかった」そうです^^

ちゅーか、長谷部が呼ばれてたことに驚きました。 あれ!? 長谷部いるじゃん
ちゅーか、なんのことはない、ジーコの時にも呼ばれてたのね・・・。
ちゅーことは、ジーコ、オシム、岡田、アギーレ、ザッケローニ、ハリルホジッチ、西野
と、7人の代表監督の元でプレーしたのか・・・今さらながら えらいやっちゃ
ブラジル人、2人のボスニアヘルツェゴビナ人、メキシコ人、イタリア人、と日本人2人。
どこの国の監督も長谷部を呼んだわけか・・・
そして、4か国5人の監督からキャプテンを指名された と。

 ※ そんな長谷部が深く関わってくる本、「日本代表とMr.Children」を購入。
   読後感想文は近日中にこの場で。

まだこの時点では心が整ってなかった長谷部、髪型もちょいソフトなパンク風味。
より前めで山瀬とよくからみ、攻撃のスイッチを入れる役目を果たしております。

適正なポジションを得たアレックスが躍動し、2点入れてスコアはそのまま動かず。
と、ここまで書いて さて、あと何かあったっけ・・・思い浮かばんなぁ

おぉ、えーと、名前が・・・小林大悟が後半出てきた。
あと、栗原勇蔵と佐藤寿人も。
坪井の足が攣ったために登場した栗原は、ド不良のたたずまいだ^^

まあとにかく、何はともあれベンチのオシムさんが気になる。
テレビ屋さんもご同様らしく、とりあえずベンチのオシムさんを抜く。
得点した後のガッツポーズも3回くらいリピートする^^

思えばもっともワクワクして観ていたのがオシム時代かもしれん。
テキストが質量とも多くて、それがまた楽しくて。
シュンスケ、ヤット、ケンゴー、の組み合わせとか。
今年のMVP家長や、まだペーペーの本田も呼ばれるはずだ。。。


ドイツ’06の悪夢を払拭すべく、
日本なのに日本化を目指し船出したオシムさんジャパン・・・
ここはオシムジャパンでいいだろ。
上々のスタートでございます。


ロストフの14秒の山田孝之

2018年12月10日 | 木曜日のボール

やられた、素晴らしい!
低学年だったくせに。


山田孝之 低学年時代


最初、このナレーション誰だ? と。
宮本のツネ様か? と。
にしては、上手すぎないか? と。 と。が多いぞ^^

「NHKスペシャル ロストフの14妙」

観た方も多いことでしょう。
ベルギー戦のオーラス14秒を、28台のカメラで追ったドキュメント。

証言するのは、当事者の長谷部、吉田、長友、原口、
そして、も一方の当事者である赤い悪魔たち
デルブイネ、ルカク、クルトワ、ムニエ(センタリング)シャドリ(ゴール)

見事な番組をより高みに導いたのが
ナレーションを務めた山田孝之。



山田孝之 NHKスペシャル 新・映像の世紀時代

※ 以下引用 ↓↓↓

 新・映像の世紀の制作サイドでは
 同姓同名のアナウンサーが読んでいると思ってもらえるクオリティーを目指していたといい、
 実際に放送が始まってからは“俳優の山田孝之”と、にわかに結びつかないような重厚な語りで、
 視聴者からの評判は上々だという。 

まさに。
ワタシ個人的に評判は上々どころか、
これ以上ない完璧じゃないですか、と申し上げたい!

ウシジマくんといい、山田孝之 恐るべし。
ちゅらさん以来の山田ウォッチャーとしては、嬉しい限り。
プラス、山田リスナーとしても大いに楽しみです。


さて、ロストフの14妙。。。

2点先行した後の長谷部のパスミスが、ゲームの流れを変える。
そして彼の代表としてのラストプレー、
最後のボールタッチがあのゴールだったとは。。。
改めて見ると、良くも悪くも長谷部誠のチームだったことがわかる。
なにより、本人が清く潔くそう語っている。

低学年の頃(レッズ時代)は、やかましい小僧だなぁと思っていたが、
代表のキャプテンになり、いつの間にか無くてはならない存在になり、
稀にみる偉大なキャプテンになった。



「ロストフの14妙」見逃した人は再放送で観ましょう。
サッカーの面白さが凝縮されたいい番組でした。
ラストパスを入れたムニエが哲学者のようです。

ところで14秒って、本田が蹴った瞬間から?
クルトワがキャッチした瞬間からだっけ?


フィナル!

2018年12月10日 | 木曜日のボール

リーベル、トヨタカップへ。

今はクラブワールドカップといいますが、
国立でビクトリーノのゴールを観てますからね、ワタシ
トヨタカップでいいんです!

・・・実はライブ 見逃しました_| ̄|○
情けなかねぇ つくづく。
今朝、ネットで日テレジータスの放送予定を確認しようとしたら、
終わってました、すでに (T_T)
なぬっ!? 今日の早朝ってこと? 茫然自失とはまさに今朝のワタシ(泣笑い)

不本意ながらYouTubeに頼りましょう・・・





なんだかんだ言っても、やっぱりモニュメンタルで観たかったなぁ。。。
拍子抜けの感、ぬぐえず。
そもそも「リベルタドーレス」独立の解放者を称える大会を、
その宗主国?支配者の末裔の前でやるなんておかしな話。

とはいえ、リーベルの左利き3人は、すすすすすすs素晴らしい。
10番のマルティネス、26番のエルナンデス、そしてあのキンテロと。
細身でしなやか。サッカーが上手いとは、こーゆーことでしょう。
レフティの優位性を見せつけてくれました。。。

。。。とかなんとか観たようなこと言ってるけど、
ライブで観られなかったことが全て。
朝の時点でモチベーション、だだ下がりでございました。


ビジネスライクにいく?

2018年12月08日 | 木曜日のボール

ポイチ家の3兄弟
市場価格NO.1は・・・

堂安 律くんで、16億円 だそう。
理由は単純明快、一番若いから。
20歳ってところがミソ。

中島翔哉と南野拓実はともに24歳。
スポーツロジックではじゅーぶん若いが、
ビジネスロジック的には、すでに若くはない と。

堂安がノミネートされた21歳未満のバロンドール。
受賞したのはバッペことムバッペ、またはエムバペ  誰か統一して
そのバッペの市場価値は、堂安とヒトケタ違って、200億!!!
その大きな要因が年齢であることは間違いない。

ようこそ、お金お金、もっとお金で回る世界に。

レアルからントスへ移籍したCR7 省略する場所! ユーベか^^
移籍から24時間で売り上げたユニフォームの枚数52万枚!!!
1日で白石麻衣の写真集より売れてる^^ 
1枚1万5千円として掛ける52万は・・・70億円なり _| ̄|○(腰、くだける)





ヨーロッパを目指すこの国の若いプレーヤーにとって、
最もピンとこないのが、このビジネスのロジックで動く世界だろう。
久保建英が17歳で出場機会を求め、移籍を決断したのも
ヨーロッパのビジネスライクの世界に身を置いてきたことがデカい。

日本の社会を反映してか、Jリーグには年功序列の臭いがプンプンする。
実力に違いがないなら、若さではなく経験値を優先する監督が多い。
世界は、4大リーグでさえ、17歳、18歳で先発する選手がいるのに だ。

クラブには大きく育てて高く売る、という発想もシステムもない。
育成をやりなさい、ユースチームを持ちなさい、という上からのお達しに対して、
はい、了解しました、整備しました・・・で、どーするかというと
その中で結果を出すことに固執する と。
育成年代でもユースでも勝ち負けが優先し、
それが監督コーチの評価につながる → 充足する → それなりの選手しか出てこない。。。

狙われる日本・・・
ヨーロッパのスカウトたちの狙い目は、
Jのクラブとプロ契約をしていない16.7歳の選手だそうだ。
はい、そーです 移籍金ゼロですもの。
移籍金ゼロなら、100人取って1人でもモノになれば大儲けですから。
なんせ元はタダなんだから・・・

いまだにスポーツロジックで動く事が多いこの国が、
強大で露骨なビジネスロジックの世界に対抗できるのか・・・ちょい心配す



青年は目を見開きて立つ

2018年12月07日 | 木曜日のボール

川口能活、代表のコーチに。



楢崎正剛 川口能活

ここ20年の間、代表のゴールにはいつもどちらかがいた。
最高の理解者が最大のライバルでもあった関係性は、ふたりにしか分からない。
でも、この笑顔がすべてを物語っていると思う。

あのアジアカップ!
PK戦、川口能活、ついに神の領域へ突入。

研ぎ澄まされた集中力は、
キッカーを怖気づかせ、ボールさえ呼び込んでしまう。
わずかではあっても、確かに触れたそれは、クロスバーに弾かれる・・・

大きな仕事を成し遂げた男は、
チームメイトたちに次から次へと抱きつかれる。
ツネ様もボンバヘッもシュンスケもクシャクシャな顔だが、
川口は幸せそうで穏やかな顔をしていた。


「ゴール守る ただ一人なる 任にして
       青年は目を見開きて立つ」 


これは、’98フランスワールドカップの際、
テレビ観戦した美智子皇后が、キーパーの川口を見て詠んだ有名な御歌。
まさに、そこにヨシカツが立っているようだ。

代表、頼むよヨシカツ
はっきり言って、泣き所だから。。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さてここからは、ヨシカツから美智子さんへと大きくサイドチェンジ。

ワタシや親の世代は、
美智子皇后を親愛の情を込めて「美智子さん」と呼んでいた。
まあ当時は皇后ではなく、皇太子妃だったけど。

美智子さんが折々に詠まれる歌は本当に素晴らしい。
その方面の才能はからっきしのワタシでも心に深く響く歌が多い。
たとえば・・・
4ヶ月半ぶりに宇宙ステーションから帰還した若田光一さんを詠われたのが

「夏草の茂れる星に還り来て
   まづその草の香を云ひし人」

記者会見での若田さんの言葉に触発されているとのこと。
着陸時の第一印象を尋ねられた若田さんが言ったのが、

「ハッチが開いて草の香りがシャトルに入ってきた時には、
 優しく地球に迎えられた感じがした」

世界的なミッションを完遂したことではなく、
まずは草の香りに言及したことへの共感があるのでしょう。
共感はしても、こういう歌、詠める? 凡人には到底届かない境地。


そして天皇皇后両陛下はいつもいつも弱き者に寄り添う。

「めしひつつ 住む人多き この園に
      風運びこよ 木の香花の香」


これはハンセン病の施設を慰問したときの御歌だ。
目の見えない人が多く住むこの場所に、
風よ、木の香や花の香りをどうかたくさん届けてください・・・

これは泣ける。
老いた母の介護もあるから、なおさら刺さる。
小惑星探査機「はやぶさ」が帰ってきた時の歌もまた。。。

偉大な歌人の足跡をぜひ。
「美智子皇后 御歌」でグーグルを、ぜひどうぞ。


ピカチュウ、故郷へ帰る

2018年12月06日 | 木曜日のボール

 

ヤーゴ・ピカチュウ(26) ヴァスコ・ダ・ガマ所属

↑↑↑ この選手がピカチュウ? 知らなんだぁ

本名 グライビソン・ヤーゴ・ソウザ・リスボア

ピカチュウのピの字もないが^^
ブラジルでは当然のサッカー名(ニックネームがそのまま登録可)
右サイドバックでありながら、チーム最多の19ゴール!
Jに来るのでは・・・噂あり!

もう、来てくれれば人気者間違いないぞ!
ちびっ子ガキんちょ大喜び。
ポケモンとコラボが待っている。
なんとなく岡村にも似てるし。

にしてもピカチュウって^^
フットサルのコーチが、小さくてすばしっこいことから名付けたらしい。
そこまではいいけど、登録名もピカチュウで、いい年かっぱらってもピカチュウとは。
さすがブラジル。 
面積も心もデカい。

そーいえばワタクシ、コーチしていた子を「親方」と呼んだことがあった。
小学1年生にして風格満点の角刈りで、どっかと大股で座り、
今にも懐からタバコを出して一服しそうな雰囲気だったからだ。

しかし、残念ながら日本では「親方」として試合には出られない・・・当たり前だ^^
まず選手登録の段階で引っかかる。
オヤカタが名字ですって言ってみても(ありそうだけど)、下の名前がなぁ
いっそ親方一服にするか アホや
実名でないことが速攻バレて、ワタシの脳ミソが疑われるぞ。

つまり、本名でないといけません!
というシステムが完璧に構築されているわけで。
ニックネームが入り込む余地などどこにもあるわけもなく。。。

でも、「当たり前」と考える思考回路が「イノベーション」を妨げている、とも言える。
・・・と、今朝 誰かが言っていました。 受け売りかいっ
 ※ イノベーション=技術革新

転職する場合など、日本では経歴を見られ成果を評価されがちだけど、
イノベーション大国では、「どんな失敗をしましたか?」とか聞かれるそう。
チャレンジが重要なんだ と。

100倍儲かるけれど、10%の成功率しかないから止めるのが日本。
10%の成功率だけど、100倍儲かるならチャレンジするのがイノベーション大国。



ま、とにかく、Jリーグに来てね、ピカ
我ながら見事な結論じゃ



ッチ族の誇り

2018年12月06日 | 木曜日のボール

 モドリッチ バロンドール受賞


子供時代かい^^


 



ついでと言っては失礼ながら、
女子も今年からバロンドールを選出。

ノルウェー代表MFアーダ・ヘーゲルベルグ(リヨン)
ノルウェーか・・・昔はメチャメチャ強かったけれど。
ヘーゲルベルグ、初見、初耳です ↓↓↓




サワノホマレじゃないかい!

このときは「バロンドール」ではなく、「FIFA最優秀選手」という名称だったような。
バロンドール、女性部門はなかったのね。
ま、ワタシたちの中では、澤はバロンドールで間違いないからいいんですが。


改めて、ヘーゲルベルグ ↓↓↓





↑↑↑ バッペは今年から創設された21歳未満が対象の「コパ・トロフィー」の初代なんですと。

エントリーされた10人の中に、堂安 律も入っていた。 立派じゃのぉ
この女子版はないのか?
当然、長野風花!と、宮澤ひなたが・・・ないのか? 不満じゃのぉ


バロンドールは、メッシとCR7が ずーーーーーーーーっと独占してたもんで、
ふたり以外は10年ぶりくらいか。


ルカ・モドリッチ

レアルの10番。チームの心臓であり、クロアチアの至宝。
献身の化身。死ぬまで走り、死んでもなお走り続ける意思を持つ。
小さなキャプテンが走ることをやめないなら、
チームもけっして足を止めることはない。
その素晴らしい技術より、
身を削り、頬が痩けても走り続けるバロンドールの姿が目に浮かぶ。

さて、モドリッチはクロアチアだから、旧ユーゴスラビア出身。
といえば、
ストイコビッチ、サビチェビッチ、ミヤトビッチ、朝のビッチ、寿司ッチ、オレッチ?
◯◯◯ッチの宝庫だ。

アナウンサー泣かせで有名なところでは、アイスランド系の孫族。
エリクソン、シグルビンソン、シグルドソン、グンナルソン、バルサにいた具ジョンソン

似たようなセン族もデンマークを中心にいる。
シモンセン、オルセン、ヤンセン、アウネセン、あのエルケーア・ラルセン、

※ ソン、セン、ションなどは、Son(息子)から来てるそう。
  ジョンの息子だからジョンソンみたいな。

おっと、スキー一族も忘れてはならない!
ワタシの3大アイドルのひとりでもある ルバンスキー!!!
トマシェフスキー、レバンドフスキー、ポドルスキー、キラー・コワルスキー

あと、これは本名ではないけどジーニョ族もサッカー界の一大勢力としてある。
まんまジーニョ、ロナウジーニョ、ジョルジーニョ、セルジーニョ、ジャイルジーニョ
発音の関係なのか、リーニョ一派もあるな。
パウリーニョ、ロマリーニョ、モウリーニョ

※ 発音で言えば、
  ブラジル(ポルトガル語)だと、ロナウジーニョはホナウジーニョになるし、
  リバウドはヒバウドとなるように、Rがハ行になる。


と、モドリッチのバロンドールから、あらぬ方向へ話題がそれた。
ま、いつもことじゃん。


ファンのファン

2018年12月04日 | 木曜日のボール

スピードがある速度まで落ちると爆発する仕掛け・・・
これ映画「新幹線大爆破」のキモでした。 古いなぁ

じゃ、飛行機に爆弾が仕掛けられた、として、
高度が2000mまで下がると爆破するとしたら・・・
それを無力化するにはどーすんの?

朝コーヒーを飲んでいてそんなことをふと ね。
ドリップ式 ま、ブルックスなんだけど、
だいたいお湯を落とす適温は90度くらいがいいと。
だったら、沸点の低いマチュピチュは? メキシコシティは? 富士山頂は?
そーいえば、メヒコで食ったカップラーメン(日本から持参した)は硬かったような。

で、できるだけ理想の温度で落としたコーヒーを飲みつつ「Foot!」を見る。

本日はJリーグ特集
メンツは ↓↓↓

 ツジトモ ワッキー ヒラハタ各氏


つらつらと、画面を見つつお三方を描いたのが ↓↓↓





この3人、Jリーグの試合は全部観ているらしい!
全試合なのか? J2も含まれるのか? ちょっと何言ってるのかわからない(^^)

ツジトモは「ジャイキリ」の画の方の方。
不肖ワタクシ、1巻だけ読みました^^ ほぼ読んでない とも言う。




34巻セットとありますが、ただいま49巻!まで絶賛発売中だそうです。
もはや大河ドラマと言っても過言では・・・1巻しか読んでない身で何をゆー あいはらゆー
なんで、ツジトモの似顔絵はおもっきしいい男にしておきました。
というより、ワッキーとヒラハタくんは、どー描いても似る^^


お次は、この前の記事にも書いたヒラハタくん ↓↓↓

 平畠啓史

あれ? たしか漫才の人だよなぁ・・・
画像を引っ張りに行くと、なんとあのぐっさんの相方でした。
ドンドコドン! えーっ!? まっ     たく忘れておりました。
壮絶な髪型だこと。

ヒラハタ セッド
「選手の名前を知らなくてもオフサイドがわからなくても、Jリーグそしてスタジアムは楽しい」



んで3人目は、
元市船 壮絶な髪型と顔芸を誇るワッキー


   

 至高の芸! 芸と呼んでいいのか知らんが^^


諸事情により、スタジアムに足を運ぶことがなくなったワタシにとって、
お3人の話しは、めったやたらとおもしろい。

Jへのあまりのハマリ具合に、ワッキーとヒラハタは「西郷どん」を観られなくなったと。
そりゃ、物理的に無理だと。時間が足りんと。
ここでツジトモ、ボソッとひとこと「ボク観てますよ、西郷どんも」
ワッキー&ヒラハタ ひれ伏す^^ 

前にも書いた通り、
サッカーファンの人に対しては、モロわきが甘いワタシ。
サッカー好き? もうその場で自動的にファンになります。

ヒラハタの髪型がどーであれ、ワッキーの顔芸が汚くても、
ジャイキリ1巻止まりであろうと、ワタクシは彼らのファンになります^^
単純明快やぁ~

で、もひとりいました。
しかし、果たしてこの流れで紹介していいものか悩みました。
こんな汚いオッサンたちの中に放り込んでいいのか・・・
いや、サッカー好きに貴賤なし! ということで紹介しよう!

掃き溜めに鶴! 地上に舞い降りた天使!
画像もデカいぞ! 上村莉菜 フロム 欅坂46!




プレイボーイ誌のキャプションをそのまま引用しよう ↓↓↓

「趣味はサッカー観戦で、好きなチームは柏レイソル。
 小さい頃から公式戦だけでなく練習試合まで観戦している、筋金入りのサッカーファン」


・・・そーだったのか。

練習試合まで行くとは! 
そーそーできることではないぞ。

不肖ワタクシ、欅坂のファンでもあり、もうすでにファンですが、
サッカーファンとしてもファンになる という二重の喜びであります。
んが、上村莉菜さんにおかれましては、レイソルのJ2落ち、
さぞお悲しみかと。


振り返ってわがヴァンフォーレ、昇格の道、険しく厳しく・・・
うん? てことは、来シーズンから同じ境遇じゃん!
だからどーした ってはなしですが(^^)

思わぬところにサッカーファンがいることは、なんとも嬉しい限り。
え? 好きなん、サッカー マジで? 

ショートカウンターで好きになります。

 ※ ショートカウンターの使い方、間違ってないのか^^


崩壊の足音

2018年12月01日 | 木曜日のボール

さて、加地亮だ。

ちょっと前、流れで彼の経営するカジ・カフェを紹介した。
そのたたずまいから、勝手に寡黙で不器用なんだろう と想像していたら・・・
これが大ハズレ^^
しゃべる、しゃべる、しゃべる またしゃべる。

というわけで
「蹴球日本代表監督史」の12回目放送の解説が加地亮でした。
今回はジーコ・ジャパンの最終回、あのドイツ戦です。
 ※ 録画されてる方も多いことでしょうが・・・ワタシ? それがどこにもないのよ

2006年 5月30日 場所はレーバークーゼン
初戦のオーストラリア戦が6月12日だから、もうほんの直前のテストマッチ。
↓↓↓ オーストラリア戦の先発がこれで、ドイツ戦とは駒野だけが違います。

 

そう、ドイツ戦は加地亮が先発するものの、
前半35分にシュバインシュタイガーに削られて退場。
よって、シュバインシュタイガーへの恨み節全開の解説であります^^

ドイツも地元開催なもんで、
テストマッチとはいえアジアの小国ごときに、黄色い猿どもに負けるわけにはいかん。
監督はクリンスマンで、コーチは現在の監督のレーブ。
メンツをざっと ↓↓↓

GK レーマン
DF シュナイダー メルテザッカー メッツェルダー ヤンセン
MF バラック フリンクス ポロウスキ シュバインシュタイガー
FW クローゼ おっと、いたいたポドルスキー

そうそう、言い忘れてましたが、アナウンスはなぜか芸人の平畠くんです。
アナ役・平畠 解説・加地亮と戸塚啓 という変な布陣。まいいと

本選前のこの時期、ドイツはエンジンのかかりが思いのほか悪く、
20分過ぎまでは互角な凡戦といった感じです。
加地は冷静に「親善試合」なので、本チャンにはなってないと。

ヤナギがオーバーラップしてきたヒデにラストパスを通し、
最初の決定機をつくります。
直後、ポロウスキにユニをつかまれ、これがまた見事に真っ二つに裂けます。
ヤナギ、見事な肉体美を、シックスパックを見せつけます^^
加地、アディダスの品質を心配します^^

そして運命の35分過ぎ。
シュバインシュタイガーに後ろからタックルされ、加地の足首がよじれます。
12年経った今でも怒りが治まらない加地くんです。
シュバインシュタイガーのおかげ様でワールドカップの初戦を棒に振ったわけですから。
このシュバインシュタイガー、交替で出てきた駒野にも足裏を見せて削ります。

なんてヤツだっ!

あのやろー ぶっ飛ばしちゃる! 
と、12年前の映像に、テレビ前で興奮するワタシです^^

0-0で折り返し・・・
さあ来るよ 高原のあのゴールがっ (鮮明に覚えております)
ざまあみろ、シュバインシュタイガー いい年してハズいぞ

・・・と、12年前の映像に あれ? ヒデとツネ様が言い合いをしてる。。。
はい、これが何かと話題になったチーム崩壊の前触れなのでしょうか。
12年後は饒舌になっている加地も、
この時点では何も言えなくて夏、だったそうです。

まあ、あん時の中田英寿に正面切って意見できるヤツは・・・
事実、この試合でも存在は別格ですから。
祭りのあとの虚しさに、
小野伸二が「オレたちの代が出てたら・・・」と言ったとか。。。

んが、しかし この試合は空前絶後のおもしろさ。

日本がテンポアップした56分
中盤でシュンスケ、ダブルタッチからアウトでヒデに~
ヒデ、スルーするとヤナギがダイレクトで左の高原へ浮き球を

ここからは高原の独断場!
オフサイドギリで飛び出しDFと入れ替わる。 
おっ いったぁ 独走だ! 行け行け
ドリブルもけっしてキレイではないのだが誰も追いつけない。
右足インステップでほぼレーマンの正面上をぶち抜く! ワラゴール!

ううわっ カッコいい

ソフトモヒカンが、たてがみのようだ。
よーし、つづけて来るよ タカちゃんの2発目が(まったく覚えてなかったが)

駒野のセンタリングを高原トラップ、キックフェイントも入れつついっきに反転。
すると、バラック他2名、計3名様置き去りぃ!
どフリーと化した高原、鬼のような冷静さで左隅へ決める。ワラゴール!!

胸のエンブレムをわしづかむ。

2 - 0

リネカーの有名な言葉がありますね・・・
サッカーとは、なんだかんだあって、最後にドイツが勝つスポーツである、ってやつ。
ワハハハ ほんの一時とはいえそのドイツをリードしましたから。
それも文句なしのスーパーゴール2発で。

結局、ドイツはしょーもないセットプレーから追いつくわけですが・・・
それも、2点目は あの あの シュバインシュタイガーにやられて クーッ
2点リードを追いつかれる・・・うーん、12年後のロシアでもあったような
大国をホンイキにさせちゃダメか・・・

ただこの試合が超絶におもしろいのは、
試合の白眉が、この後に訪れることだ。
それも2回も。

高原から大黒にチェンジ
柳沢から玉田にチェンジ

代わった大黒が素晴らしかった。
ヒデからの足と頭からラストパス2本!!

4 - 2

はい、これが本来のスコアです^^
まあ、大黒大黒天 決め切れなかったわけですが。


〆は加地亮くんの結論で。

「ボクより駒ちゃんの方がよかった」



 

 


 


さて、リベルタドーレスの決勝はやはりサンチャゴ・ベルナベウで開催。
レアルの監督ソラーリはアルゼンチン人。
代表選手であり、あの銀河系軍団の一員でもある。
アルゼンチンでは有名なソラーリ一族のひとり。
そしてプロデビューしたのがリーベル。だから思いは複雑だろう。
以下引用 ↓↓↓

「色々な思いがあるもの。一つの面でマドリディスモにとって光栄なこと。
 我々のスタジアムがリベルタドーレスの決勝を開催すること、
 アルゼンチンサッカーのクラシコをサンティアゴ・ベルナベウで開催することは名誉なことだ。
 我々のスタジアムの歴史が騒動に見舞われた今回の決勝の力になることを期待している」


 ソラーリ監督は歓迎の意を示しつつ、
「もう一方でこの試合をここで開催することになった経緯を無視できないし、
 ブエノスアイレスから遠く離れた地で開催することは多くの人の心を砕くもの。
 本当に悲しいこと。何よりも子どもたちの見本になれなかった点から言うと残念でしかない」

と、会場変更に至ったいきさつについては不本意だと述べた。


なだれ込む世界遺産

2018年11月30日 | 木曜日のボール

ようこそ、男の世界へ

「私、女性の味方です」
と、何度も標榜しておりますが・・・

リベルタドーレス決勝を生で観ようと待ち構えていると、
うん? どーした、日テレジータス! 
ナスカーって? USAのクルマのレースじゃん
あらま、昨日の昨日まで、
決勝の2戦目が延期になっていることをまったく知らず_| ̄|○

なんてこった。 さっそくグーグルチェック
なるほどね・・・言葉が出ない。
素晴らしい第1レグだっただけに・・・

しょーがない、ここはボカ・ホーム ボンボネーラでのハイライトを ↓↓↓
ちょっと長いけどもう観てる人もスマホではなく、ぜひ大画面・大音量で。
※ 危険回避のため観衆はボカ・サポのみ。 

ようこそ、男の世界へ


[DESDE LA TRIBUNA] Boca 2 River 2 - Super Final de la Libertadores 2018 (Ida)

 

リベルタドーレスのファイナルであり、ダービーでもあるスーペル・クラシコ
「死ぬまでに一度は見るべき光景」のひとつに入ること間違いなし。
入れ歯と靴くらいしか投げるものなし、というボディーチェックらしいが、
発煙筒はいいの^^ いいんです!


日テレジータスの解説は「ホ」こと、城 彰二
城(JO)のスペイン語読みはホなもんで。ほなもんで三度笠 と。 誰もわからんぞ
ホ、「凄いですね~」を連発。 100回くらい言ってる^^
ま、解説いらんし。

主審のチリ人、トバルさんが素晴らしすぎる。
一瞬の躊躇もなく、「毅然」が仁王立ちしているようだ。

後半も後半、テベスが登場する。
直前、ベンチでギジェルモ兄弟(兄・監督 弟・コーチ)に指示を受ける。
まずコーチの弟が隣に座って言う。(読唇術でまるわかりなのだ)

「おまえの出番が来た」

次に監督・兄が隣に座って言う

「勝とうぜ」

反則の時間差攻撃。
これで燃えないやつはサッカーをやる資格がない。

そして、テベスのラストパスは・・・クーーッ

ここには映ってませんが、
試合終了後テベス、鬼のように怒ります。味方に。
弱みを見せるな! 下を向くな! と。(これも読唇術^^)

ボカ VS リーベル 凄まじい試合の後、
たまたまチェルシー/トッテナムを観たけれど・・・

あらゆる意味で、ものすごくソフィスティケートされてるなぁ と。
プレミアの激闘すら、そう見えてしまう恐ろしさよ。。。

ただいま現在、2戦目は「サンチャゴ・ベルナベウ」でやる   とも。
正直、ボカの優勝でいいような気もする。
ボカ・ホームではとどこおりなく開催したわけだから。。。

とはいえ、観たい^^
そりゃ、観たいさよ~


春が来た来た

2018年10月31日 | 木曜日のボール

まだ秋なのに~

ワタシの心には春が来て、
ポカポカとあたたかいのさ。 オホホ

下のお写真を見れば、そのこころも分かろうというもの。
久保建英 と 中井卓大
 ※ 真ん中のおっさんは誰? 若い頃の田中康夫に似てるが^^

15歳のピピこと中井君、成長して今は178㎝あるとか。
ついに年度別代表デビューでございます。

1枚目の可愛らしい坊やが~
身長で同郷の先輩、乾を抜き~
もはや別人のように凛々しく。。。

 








久保くんと中井くんが、同じピッチに立つ日も案外近いかもしれん。
もちろん、群青のユニフォームを着て。

そりゃ 春も来ようってもんでしょ \(^o^)/


永遠の久保竜彦

2018年10月27日 | 木曜日のボール




久保よ、至福の45分をありがとう。


「蹴球日本代表監督史」シリーズ、いよいよジーコ編に突入。

2004年 2月18日 埼玉スタジアム
ワールドカップ ドイツ大会 アジア1次予選
大事な大事な初戦 相手はオマーンだ。
 ※ 国歌斉唱は「伍代夏子さんです!」

先発は
GK セイゴー
DF 山田暢久
   坪井
   ツネ
   アレックス
MF ヤット (小笠原)
   稲本
   中田ヒデ
   シュンスケ
FW 高原 (鈴木) 
   ヤナギサワ (久保)


そして、解説は久保竜彦!
なぜ久保? しゃべらんぞ^^
待てよ、そーか、思い出した、最後に久保が決める試合だ!

この試合は久保竜彦のための試合だ。
すべては、ロスタイムの久保のゴールのためにある。
最高に美しいゴールで締めくくる久保の崇高なことといったら・・・

シュンスケがPKを外し(これが大きな伏線にもなる)
イナもヤットもヒデもミツオも決定機を外しまくる。
みんながみんなリキみ過ぎ、ゴールの枠をとらえていない。

ただひとり、後半から出場した久保だけが、
ヘディング以外の3本のシュートをすべて枠内に放つ。
シュート以外でも、あらゆるプレーがため息ものの美しさだ。

改めて思う。
とんでもない天才だったと。
素晴らしいボールプレーヤーだったと。
よ~し、この際だから言っちゃおう、
日本サッカー史上最高のフォワードだったと。

 釜本さんは? 怒るよ^^

もひとりの傑物、高原とのツートップも抜群に面白い。
ほとんど組んではいないし、話もしたことないらしいが(久保談)
ちゃんとコンビネーションができている。
ふたりでシュンスケの決定機を作った場面など秀逸そのもの。
いやー ドイツで見たかったなぁ このツートップ。

そしてドラマは最後に待っている。

ゼロゼロのままロスタイムへ。
このまま引き分けか・・・

小笠原が苦しまぎれに前線へ出したパスを、
オマーンディフェンスがヘディングでクリアすると、
ショートバウンドしたボールがシュンスケの右足に当たり・・・

・・・奇跡のように、神様の思し召しのごとく
久保竜彦の前に転がる。。。

久保いわく

「ブチ込んでやろうと思った」

そう聞いて見直すと、ダイレクトでドカンと振りぬきそうな感じだ。
結果、それがキックフェイントのような効果を生む。
刹那、久保の頭にジーコの言葉がよぎる・・・

「よく見て キーパーを」


あのままダイレクトでドカンと打っていたら、
アルハブシのタイミングにドンピシャで合っていたかもしれない。
シュンスケのPKを完璧なタイミングではじいた同じコースで。

  ※当時22歳のアルハブシは、後にプレミアでレギュラーGKの座をつかむ。

「ジーコのおかげっすね」

ドカンとブチ込むのを思いとどまり、
久保はサイドキックでゴール右へ流し込む。
時が止まり・・・



↑ ヒデが久保の首にしがみつく寸前のショット  時計は92分だ。
あんなに嬉しそうに仲間に抱きつくヒデも珍しい。
ジョホールバルでも岡野んとこ行かなかったのに^^

これ以上ない幕切れ。
幸福な夜。

なんてカッコいいんだろう。


試合後、インタビューエリアに出てきた久保が言ったそうだ。

「オレ、いいっすよ」 

最高のヒーローが、まさかのインタビュー拒否^^

久保はこの代表を「居心地がよかった」と語っている。
質問に対して、かなりの時間差で答える朴訥とした久保の人柄は、
穏やかで優しさに満ちている。

無冠の帝王 久保竜彦に幸多からんことを。


 ※ おかげ様の当人 ジーコとの12年ぶりの邂逅はLINE NEWSで。
   ありがとうLINE NEWS 素敵な記事を。
   あの試合の後これを読んで、ワタシ不覚にも涙が・・・


 


水沼と都並

2018年10月20日 | 木曜日のボール

なべ焦がす秋
これで2度目の情けなさ。。。

夕べ、季節外れのお雑煮を食べた後、
なんともかぐわしい匂いが漂うわが家・・・

なんだろ? 指先かなぁ クンクン いい匂いだけど・・・
うん? こ、これは、なんかこげてる? ま、まさか ま、またか
はい、お雑煮は味噌味、味噌と白菜あたりが焦げた匂いでした_| ̄|○

まさに、ボケゆく者のドキュメント^^


さて、1日経ってナベの黒焦げをそぎ落としたところで「Foot!」を観る。
1週間分を、土曜の朝にのんびりまとめて観るのはなかなかだ。

水曜日分は、前日のウルグアイ戦の「反省会」をしていた。
出席者はレジェンドふたり ↓

 

ビフォーアフター? 他人だよっ

水沼貴史と都並敏史


ウルグアイ戦、ふたりとも久しぶりにワクワクして楽しかった と。
そう、ほとんどの人が期待や予感や希望を持てたいいゲームだったさ。

ご両人も代表当時、ウルグアイと試合をしているのだが、
1-4の敗けを水沼はまったく記憶にないそうで、オレと同じじゃん(ナベ焦がしと一緒にすな)
都並は読売クラブとして対戦し、3-4で敗け。これはよく覚えているそうだ。

その時のキリンカップ、日本代表と読売クラブが対戦したそうで、
結果、読売クラブが勝った^^

それもそのはず、読売の中盤の4人は豪華で、
川勝、ジョージ・与那城、ラモス、小見 こりゃ感涙もんだ(T_T)
都並いわく、守るの小見さんだけじゃん(笑)

対する代表は、原と柱谷のあんちゃんがツートップで、
水沼、木村和司、西村、田中、岡ちゃんもいて、長澤まさみのパパもいたそう。
そうそう、当時は読売対日産の構図があったな。。。

ふたりとも気分良くおしゃべりし、あっという間に時間が過ぎる。
MCの下田恒幸(今一番の実況アナ)も気が利いていて、よりいっそうおもしろかった。
基本的に、水沼のトークを都並がインターセプトする形だ^^
時間が足りん、もっとやってほしい ぞと。


さて、ウルグアイ戦
おふたりの若い頃との違いとは、それも圧倒的な違いは、

「経験と自信」

これに尽きる と。 まさに。

若き都並敏史は、整列したウルグアイ選手を見てビビりまくったそうだ。

『うわっ ダ・シルバがいる・・・』

・・・やる前から負けてたわけだ。


ワンダースリー? ミラクル3?
大迫も含め、前の選手が何ものをも恐れず前へ行くのを見るのは楽しい。
とりあえずパスに逃げない。
とりあえずつっかける! その姿勢は正しい。
楽しい道が正しい道だ。

あとは・・・
誰もが一抹の不安を抱くのは 岳ちゃんでしょう。
となりの遠藤が化けつつあるだけに。


9、58

2018年10月14日 | 木曜日のボール



ボルト、2点入れてる^^
ぜんぜん下手じゃないじゃん。
スーパースターだわ、つくづく。
大谷翔平とともに二刀流の双璧、背番号も気が利いてるし。。。 

スーパーボルトはさておき、
パナマ戦からのスウェーデン戦へ

う~ん南野の髪型、変化なしか。
ほっといてやれ^^
ヴァンフォーレOBのふたり、先発!
しかも伊東純也、代表初ゴール!
にしても伊東の顔、川又と比べるとガラパゴス携帯とスマホくらいの差が・・・


さて~、3-0の勝ちもその程度の印象しか残っていないが、
19歳のセンターバックの抜擢は素晴らしい。
トミヤス、年齢もサイズも、両足でさばけるスキルもなかなかのもの。

 少年サッカーをかじった身としては
 上手い子はどうしても前に持っていきがちなもんで。
 GKとDFは後回しになるのが常でありました。

で、パナマ戦の先発? さて誰だっけ、え?2日前だよ、おっさん!
これがなかなか、考え考えでないと出てこないが、
同じ日に観たスウェーデン戦の先発はスラスラ出てくる。

というわけで、「蹴球日本代表監督史」シリーズ。
今回は2002年5月25日のスウェーデン戦だ。
日韓ワールドカップ、初戦ベルギー戦が6月5日だから、10日前の試合だ。

本番10日前、それも最後のテストマッチとなれば、
先発はベルギー戦そのまんまでしょと考えがち、普通は。
んんんが、トルシエは普通ではない。トルコ戦を見ればわかる。
しかも、システムも違う。
あらためて、この男、横暴につき だ。

本番はスズキと柳沢のツートップだったが、この試合は柳沢のワントップ。
ツーシャドーでヒデとモリシ。
しかも左サイドはハットリで、小野は右だ。
ダブルボランチは稲本と戸田だけど、
戸田自身、後に語っている通り、ひとりアンカー状態だ^^

GKとDFは、ベルギー戦と同じメンツだ。
楢崎 中田浩二 森岡隆三 松田直樹  さすがに、ここは動かさんのね。
フラットなるスリー、ここが生命線。これしか無い ともいう。
事実、戸田は「狂犬になれ」としか言われなかったらしいし。

解説は市川大祐。
朴訥とした話しぶり。好漢には好感しかない。
この日は最後に交替で登場したが、本番では右サイドで先発した。



初戦の先発を「当日の朝」言われたそうだ。
その日って・・・

 それと、もうひとりいらん解説が・・・金子達仁大先生でおま。 
 この日も、ヒデを旅人と呼び、おなじみの広長や磯貝話をなんとなく自慢げに。
 いちいち物語を作りたがる、たがり屋か、と言いつつ、ついつい聞いちゃうんだけど^^ 
 キモいキモいも好きなうち・・・オレはアンガールズ田中に悲鳴を上げる女子か バカヤロー  


スウェーデンは後半も後半、俺がズラタンだっ とイブラ登場。
この時、二十歳。
イブラヒモビッチにもハタチの頃があったんだなぁ と、、、
感慨にひたる間もなく、戸田をぶっ飛ばす^^
えーと、出場時間中ほぼ走らず、ほぼファールに費やす(笑うしかないぞ)

前線にラーション、リュングベリ、イブラヒモビッチが揃う豪華版だけど、
イブラはファール、ラーションはスキンヘッド、リュングベリは赤いメッシュしか目立たん。

そんなスウェーデンを相手に、
アレックスのキレイなセンタリングにヒデが合わせ、
オウンゴールを誘った場面以外、取り立てて大きな見せ場はなし。

だからか、この試合ワタシの記憶にまったく残ってなかった。
イタリア戦の柳沢の美しいボレーは、あっという間に当時とリンクしたけれど。

ワクワクする凡戦とでもいえる試合でした。

ハーフタイム、天皇皇后両陛下が貴賓席へ。
そうか、天覧試合でもあったのか。
試合終了後、両チームがメインスタンドの階段を上がって両陛下にご挨拶。
ここがいちばん盛り上がったような。
イブラヒモビッチさえ神妙・・・だったはず^^

盛り上がったといえば、最後にトルシエがスタンドに挨拶をした。

「みなさん、こんばんは 
   おうえん ありがとございます
     ワールドカップ がんばりましょう」


・・・よくできました。
ダバディが後ろにピッタリくっついてましたが^^ 腹話術か