DEBUO日記アジア情報

東北,東南アジアの政治,経済,音楽,食が中心です。

中国・日本に遅れをとった韓国の観光政策

2006-11-26 | 半島情勢

【朝鮮日報】 中国・日本に遅れをとった韓国の観光政策
~観光資源は一流、開発能力は二流、公務員は三流、思い切った観光戦略を 

4年ほど前、1年間に韓国を訪れる外国人の数(約534万人)は、日本を訪れる外国人の数(約523万人)を上回っていた。それを見ながら、やはり日本の閉鎖性や高すぎる物価※1のせいなのだろうかと思ったものだ。

だが現在、そうした形勢が逆転している。日本を訪れる外国人の数の方がどんどん多くなってきているのだ。その理由の一つに、日本政府が2003年から展開している「ビジット・ジャパン」キャンペーンがある。

先月、5年ぶりに東京を訪問し、地下鉄に乗った。すると、あちらこちらで中国語やハングルの案内が目についた。主要な観光名所でも同様の看板が設置されていた。それを見ながらプライドの高かった日本※2の意識も変わったのかなという印象を受けた。

韓中日の3カ国は互いの国民が最大の市場となっている。だが今年に入って、9月末までに日本を訪れた韓国人の数は約157万人と昨年より大幅に増加した反面、韓国を訪問する日本人の数は約172万人※3と3.5%減少している。これまでの韓流の勢いも落ちてきている。

特に巨大市場である中国に対する韓国の遅れが目立つ※4。韓国文化観光政策研究院の展望によると、今年韓国を訪れる中国人の数は約77万人と8.8%の増加にとどまる一方、日本を訪れる中国人の数は約76万人と17.3%も増加するという。つまり日本を訪れる中国人の数が韓国を訪れる中国人の数を上回るのも時間の問題というわけだ。

⇒韓国のほうが中国誘致に積極的だったはず。日本は事実上観光客を締め出していた。

スイスのコンサルティング企業マックスメーカーズのタリク・フセイン代表は「韓国の観光資源は一流だが※5、開発能力は二流で、公務員は三流だ」と指摘する。ドバイ政府ほどの発想転換までとはいかなくとも、思い切った観光戦略と政策立案が要求されているのだ。


http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/11/24/20061124000030.html


⇒※1「日本の閉鎖性や高すぎる物価」 という指摘は半分正しいでしょう。閉鎖性云々については,きてもらうと困る人が多い国が日本のそばにいくつかあります。物価の高さも近隣諸国の人たちにとっては負担が大きいでしょう。また,4年前といえば,日韓WCのあったあたりです。韓国は日本や中国からの観光客の多い時でした。

⇒※2「プライドの高かった」
プライドが高かったわけではなく,日本は近隣諸国の観光客に関心がないか,又はきてもらいたくなかったわけです。近隣諸国の人たちによる不法滞在や各種犯罪が多いですから。

韓国訪問客=日本訪問客※3。人口比からいっても収入や物価格差から考えても,韓国人が日本に惹かれていることがわかります。関係ありませんが,韓国人のビザ免除は取り消してもらいたいものです。

⇒※4「中国に対する韓国の遅れ」
韓国は金大中の頃から観光に力を入れていました。それでも観光客がこないということは,韓国に魅力がないからでしょう。だいたい,日本は中国人の入国をかなり制限していますから。

⇒「韓国の観光資源は一流」※5
・・・おいおい。ひょっとしたら「そんなこといってないよ」かもしれません。韓国の一体どこに一流の観光資源があるのでしょうか。

日本と比べてみましょう。
自然・・・沖縄の海,富士山,世界自然遺産
歴史・・・世界の古都,京都・奈良
リゾート・・・スキー場,温泉,ディズニーランド
東京・・・最先端都市,ファッション(渋谷原宿青山),秋葉原
グルメ・・・すし,ラーメン

他にもあるでしょうが,以上の日本の代表的な観光資源と韓国のそれとを比べれば歴然としています。というよりも,日本ほど観光資源に恵まれた国は世界的にもそれほどたくさんありません。

韓国の観光資源とは何でしょうか。グルメ?焼肉なら日本の方がおいしいし,日本の在日の人たちのキムチのほうが安心です。歴史?ほとんど残存していません。コンクリートで作られたテーマパークを見てもしかたありません。リゾートもあるのかどうかわかりません。ソウルを見ても若干不潔で臭い街です。

台湾ならグルメ。中国なら歴史。東南アジアはリゾート。韓国は東アジアの中でも特に観光資源のない国ではないでしょうか。

結局,またお得意の自国マンセー記事なのです。「本当のウリは魅力的なのに,何か他の原因で正しいウリたちをアピールできていない。」そういいたいわけです。千年後も同じ言い訳をしてるでしょうね(それまで韓国が存続していたら,の話ですが)。


最新の画像もっと見る