●朝鮮人は差別言葉? ●
韓国人は,日本人が彼らを「朝鮮人」と呼ぶことに非常に抵抗感を感じるそうです。侮蔑言葉であると思っているから。
確かに,私たちが「朝鮮人」と言った時に侮蔑感情が混じっている場合があります。しかし,それは「韓国人」といおうと「コリアン」と言おうと同じこと。彼らの中身を問題にしているのですから。
従って,朝鮮人という言葉を封印しても意味がないわけです。次は「韓国人」が差別用語になります。実際,アメリカの一部地域では「コリアン」という言葉が差別用語に認定されているそうです。行き着く先は彼らのことを「 I T(イット) 」と呼ぶことになるでしょう。
http://www.chosun.com/w21data/html/news/200308/200308310210.html
ちなみに,私は「朝鮮人」や「韓国人」という言葉よりも,「コリアン」という言葉に差別意識を感じます。第3者的には「コリアン」が正しいようなので,私はアイロニー混じりで「コリアン」という言葉を使います。
●三国人●
この言葉も同じです。元来「三国人」は差別用語ではありませんでした。
終戦⇒朝鮮人が戦勝国人だと喚き始める⇒でも戦勝国人ではない⇒日本人でもない
扱いに困って,彼らのことを「三国人」と呼び始めたのでした。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%9B%BD%E4%BA%BA
しかし,はっきりいいましょう。「三国人」は差別用語です。
http://haniwa82.hp.infoseek.co.jp/meigen/crime.html
結局,朝鮮人,韓国人,コリアン,あれ,どの言葉をもってこようと,中身が変わらなければその言葉は差別用語になる,ということです。
問題を複雑にしているのは,北朝鮮人は,朝鮮人と呼ばれることに誇りを持っているらしい,ということです。
※「北朝鮮とは,「朝鮮民主主義人民共和国」のことである。」 いつの間にか,テレビでこの断りを入れることがなくなりましたね。
だいたい,韓国人と北朝鮮人は同じ民族なのですが,半島の人たちは自分たちのこと(二つをまとめた民族の総称)を何と自称してきたのでしょうか。
結論からいうと,ありません。
彼らは自分たちの名前を持っていなかったのです。或いは,その場限りでくるくる変えてきたのです。
結局,自分たちが誰であるか知らなかったのです。彼らに民族としての意識に目覚めたのは最近である,ということがわかります。
ほんとは,人それぞれなんだけどね。
●コリアンに名前に対するこだわりはない●
創氏改名はけしからん,とか言って半島の人たちは憤慨しているそうなので,自分の名前にこだわりがあるのだろうか,というとコリアンほど名前にこだわりのない人たちは珍しいのではないかと思います。
例えば,日本では台湾系の人たちは戦後も本名を名乗りますが,コリアンは大多数が通称を使います。彼らがアメリカへ行くと,「ジョニー」とか「ミッシェル」とかの名前を使いたがるそうです(笑)。もっと昔のことを言えば,朝鮮人は昔長ったらしい名前を持っていたはずなのですが,唐の時代あたりに,李とか金とかの中国風の名前に改名しています。
これは,自分たちの民族名をもたない,というのと通じるものがあります。
戦後,韓国政府が民族マンセー教育を施した理由の一端がよくわかります。それは日本人になりかかった,というだけでなく,元来彼らは自分たちのアイデンティティが希薄なのでしょう。
salamat po(thanks a lot) (・ω・)/