「三成ダム」見てきた。

島根県仁多郡奥出雲町にある「三成ダム」を見てきました。




この三成ダムは堤高42メートル、堤頂長109.7 メートルで発電と砂防を目的とした
アーチ式コンクリートダムです。いや、正確にｗ　「中央アーチ式両岸重力式ダム」ですｗ
日本最初のアーチ式ダムとあります。
このあたり、よく宮崎県東臼杵郡にある上椎葉ダムと絡めてどっちが先か？という話になります。
着工は上椎葉ダムが先ですが、竣工は三成ダムが先。
鶏が先か卵が先か・・・みたいなｗ　ダムとして運用が早かったのは竣工が先の三成ダムの方になります。




さて、この三成ダムは普段は立ち入り禁止になっていて天端からはフェンスによって締め切られています。
なので、見学するときは右岸側から一枚目の写真の感じで見学することになります。
当日、私もそのつもりで見学にいきました。

しかーーーし！！
たまたま外で作業をされている係の方を発見！
ダメもとで、見学をさせていただきたいということを言ってみたら、
許可をもらうことができました。これは・・・！なんというラッキーなんだ・・・！
そりゃね、小躍りしましたよ。あまりにテンションあがりすぎて、もうアレｗ




おちつけ、私。
もちろん、事前に見学申請していったわけではないので、
中の人の仕事に邪魔にならないよう、安全にも気を配り見学させていただきました。

天端です。




天端を奥に、左岸側に進みます。
取水口がこんな形で見えてきます。




まずは、取水口のところへ。
天端の突き当たりにあった、三成ダムの外蛇口！




取水口の方へ進みます。この時は静かでした。




スクリーンにはゴミとかは一切ついていません。
大事に管理されているのかな。




その反対側にはゲートがあります。
近くってか前だけど、見ると大きさと重量感があります。




ダム湖側からです。けっこう水がいっぱい！




堤体左岸側に移動します。
左岸側からの天端です。




天端に書いてあった標高。




天端から堤体を。




いわゆる管理事務所があります。ここは「三成ダム操作所」という表札になっていました。
この右側の斜面にそって小さい階段があって、そこを下りて行きます。




反対側に下りるというか、回りこむと操作所はこんな感じに見えます。
堤体にくっつくように付いてる小さい窓のあるのは予備電源室だそうです。




トイレ？
昔はここにトイレがあったのかしら？




左岸側からです。これ以上は下にいくのは自重しました。




最後になりましたが、
突然の申し出にもかかわらず、見学させていただいた操作所の係の方、
そして、このブログに掲載することをお忙しい中丁寧な対応と許可してくださいました
島根県企業局東部事務所のＮ様をはじめ事務所の方、
ありがとうございました。
こうして内容の薄いブログではありますが、書くことができて
とてもとても感謝しております。
また、ぜひとも再訪させていただきたい三成ダムでした。