「青蓮寺ダム」見てきた。

三重県名張市にある「青蓮寺ダム」を見てきました。
このダムは堤高82メートル、堤頂長275メートル、
洪水調整、不特定・河川維持用水、発電、上水道用水が目的とした
独立行政法人水資源機構のダムです。




青蓮寺ダムはとてもひらけてて、いろんなところから見ることができます。
今回は見学会で普段立ち入れないところからも見せていただいたので
その分もいれようかな。

青蓮寺ダムは住宅街の近くにあります。
それなりに天端も交通量が多く、離合がしずらいところもあります。

ダムについて早速堤体を見学させていただきます。
まずは右岸側にあるこれ、インクラインの「ドルフィン号」。
これに乗って堤体の下へ降りていきます。
・・・が、ここは階段だろ！ってことで私は階段を使って下におりることにしました。




これを降りるよ！高所恐怖症のこの私が！！ｗ
だって、ねぇ。じっくり見たいし触りたいしー。




ちょっとづつおりるよ！
いや、この目の前の景色たるや。（足元はみたらあかん）




いやー、アーチだなー。アーチ。




結構階段しんどいぞｗ
しかも時期としては真夏。暑い・・・・




常用洪水吐のところまで降りてきました。
振り返ってみると結構おりてきたなー。




下まで来ると、ほら！減勢池だよ！
まるんっとしててかっこいい。





もうちょっと下におりて見てみた。




その先に目をやると副ダムが見えます。
思ったより大きい。普段は見づらいところなのでこうしてみるとほんとにデカイ。さすがアーチの副ダムｗ
下の方にある穴。これ直径１メートルほどある穴です。




ホロージェットバルブも目の前に！
といっても壁があるので腕を目一杯のばしてがんばって撮りましたｗ




利水放流設備の概要図のパネルです。




先ほどの副ダムのところまで来てみました。
うん、デカイわー。




で、正面！
どうしても右岸側が見づらいｗ




ゲート室のところまで戻ります。
これ、アーチは真下からみるの、いいよね！




そして今回は監査廊の見学もありました。
一般人で監査廊の見学は今回が初めて、とのことでした。




青蓮寺はとても薄い堤体ですので監査廊もとても短いです。




程なく進んでいくとちょっとした分岐があって・・・




プラムラインがあります。




さらぬ進むと行き止まりになっています。
こんな形の行き止まりな監査廊は初めてみました。




そしてドルフィン号に乗って管理事務所まで戻ってその建屋屋上からもみせていただきました。




そして夜。
この日は天端照明はすべて、ゲート室、バルブ室あたりの照明も点けていただきました。
普段は節電もあり、天端などはすべての照明がつくことがありません。
なので、貴重な写真かなー。
すごく派手ｗ





もう２年前になる見学会。
もうあやふやな部分もあるので写真にキャプションつける程度な感じにしました。
この見学会では座学としてかなり貴重なお話も聞きました。
台風の時、下流域を守るための想像をはるかに超える自然相手の洪水調整など。
人間がどれだけ、科学、技術の進歩があったとしても
あらためて自然を相手ににするというのは
いかに今の技術や科学の進歩があっても難しいことか。
後になってああだった、こうだったというのは簡単だけど。

まま、暑い熱い見学会でした。