DARMA☆KANTI(ダルマ☆カンティ)/DarmaKayna(ダルマ・カイナ)

インドネシア、バリ島の竹のガムラン、リンディック(ティンクリック)を演奏するユニットです。

他力本願~演奏者ご紹介。4曲目

2011-01-09 | CD制作
「LAGU BABI~小豚哀歌」
チブロン~横田誠 氏


横田氏は、私が10ウン年前、”初々しい”新人として、入社した時の頼れる先輩でした。
今は、独立して個人でデザイナーとして活躍されています。
私がバリガムランの体験講座にぽつぽつと行き始めた頃、
ジャワのガムランの存在を教えて下さったのが横田氏。
気づいたら某音大の社会人講座で、先生役も務めるほどの名奏者になられてました!


今回LAGU BABI で演奏いただいたチブロンも、ジャワガムランの合奏や舞踊には欠かせない両面太鼓。
チブロン奏者の両手から生み出される、軽快な音色に操られているかのように舞うジャワの躍りは、本当に美しい。


さてさて、今回そんなチブロンの名奏者をなぜお茶目な小豚の曲にお誘いしてしまったか。
この曲は元々『振り』から着想して、masoちゃんが(なぜか虎を見ながら)出来上がった曲なので、演奏しているdarmaの心の中では、いつもかわいい躍り子ちゃんたちが、跳びはねているのです。
その〔妄想〕踊り子ちゃんたちをよりステキに舞わせてくれる音が欲しい!
ということで、ピーンと勝手に白羽の矢を立ててしまったのが横田氏なのでした。
(ちなみにこの〔妄想〕分野、みやこがダントツ得意)
特にゆっくりとしたメロディのところでクールに響くチブロンの音色には、演奏しながらもホレボレ。


来年は、〔妄想〕ではなく本物の踊り子ちゃんたちに舞った欲しいなーと思いつつ。
ちなみに、「チブロンは川で水遊びをしている音がヒントになった」という説をとあるブログで読み、振りの中に「水遊びをする小豚ちゃん」シーンを入れたいなー、とまた〔妄想〕中。
その時はぜひ、躍り子ちゃんたちを操りに来て下さいね、横田さん!


text bun


この曲の誕生秘話はこちら
曲に歴史あり。4曲目ー前編
曲に歴史あり。4曲目ー後編


最新の画像もっと見る

コメントを投稿