DARMA☆KANTI(ダルマ☆カンティ)/DarmaKayna(ダルマ・カイナ)

インドネシア、バリ島の竹のガムラン、リンディック(ティンクリック)を演奏するユニットです。

曲に歴史あり。4曲目ー後編

2010-11-27 | CD制作
「ラグ?バビ~小豚哀歌」


「LAGU」はインドネシア語で「曲」という意味、「BABI」は「豚」。


Darmaとは何故かご縁のないひらめきの神様、その神様が初めて降臨したお話。


ブタの曲を作らねば。


前編に書いた通り、奮起したのもつかの間、酔っぱらいの戯言とすっかり忘れていたある休日の午後、家でデイゲームの野球中継を見ていた。
縦縞39番のユニフォームを着て53番のリストバンドをして(39番も53番も今年引退しました~涙)テレビの前に陣取る。
でも、野球って、途中ちょっとだれるのね。
野球好きな私でもそう思うから、そうじゃない人はもっとそう感じるよね。野球ばなれが叫ばれてるけど、否定できない。
その、ちょっとだれてきた頃、ティンクリック叩いてみよっかな~、って感じで、ぽろぽろ叩き始めた。
でも、チャンスの時は、ばちが応援バットに変わる。
そんな感じで、練習と応援を繰り返していて、8回裏辺りで、ふと気付いたら、一曲できていた。
ブタの神様にとりつかれたのかもしれない。いや、虎の神様かな。
後にも先にも、神が降臨したのは、今のところこの時一度きりだ。welcome!


小ブタちゃん達が大群でわ~っとやってきて、ズンチャカズンチャカ踊って、わ~っと去って行く、そんなイメージの曲。
Aメロは、昭和の名曲、パラシュート背負った曲に似てるけど、パクってないよ。
パクったとしたら、パクったのは虎だかブタの神様だからね。?!


それ以来、ずっとずっとこの曲で踊ってくれるプナリ(踊り子)ちゃんを募集していたんだけど、いまだに立候補してくれる人はいない。
でも、もし踊りがついていたらきっとバリの太鼓が入っていたわけで、今回のCDのような、バリのではないけどすごくかっこいい太鼓には出会えなかったかも。
またしても他力本願、ダルマの合い言葉。
それはまた演奏編で。


ちなみに。この年2005年、虎の神様は絶好調で優勝した。
darmaにも、虎だか豚だか、神様が微笑んでくれた証拠にこの曲がある。
神様、よかったら、また来てね!!selamat datang lagi!


Text maso